決断の宝玉
下手な小説です。すみません
頭の中がぐちゃぐちゃだった。右脳と左脳が混ざり合ってぐちゃぐちゃという事ではなく。感情が入り乱れているという意味だ。
単純であって答えのない究極の二択だった。
「君はどっちになりたい? 親のすねをかじり続け、甘い蜜を大量にすすり、ブクブクと太り、他人からは嘲笑の目で睨み続けられる……そんな人生。はたまた、栄光をつかみ、他人から認められるが先ほどより辛く、苦しい毎日を送る……そんな人生。」
僕の目の前にはそれを問うもう一人の僕がいた。
僕は僕に問われている。こんな現実は確実にありえないが、僕は何となく不思議には思わなかった。
彼(僕)の手のひらには二つの宝玉が持たれていた。それはさっき彼が言った人生を映し出してるのだという。片方には鈍く紫に光る宝玉、もう片方には真ん中を境に黒と白が分かれている宝玉。
それを見せられているだけなのに、僕は自然と胸が苦しくなった。
答えは図らずとも決まっていたのかもしれない。僕は僕の意思に関係無く”紫”の宝玉に手を伸ばしていた。
すると、紫の宝玉の中に首をつるした”僕”が見えた。僕は紫の宝玉に伸ばしていた手を急いでひっこめた。
「なんだ、なぜ選ばなかった? 君の大好きな『楽』を選ばないのか? 僕はそっちを選ぶかと思ったのにな……僕はこっちがいいと思っているよ。まぁ、決定権は『君』にあるんだ好きにするといいさ。」
首をつるして死ぬなんて嫌だ、選べるのはおのずともう一つの宝玉だけだ僕の腕はそれを取ろうと向かった。
すると突然視界がまぶしくなった。
目を開けると、僕は床に頭をこすりつけていた。
「申し訳ありません!!」
僕が大声でそう言っている。これは僕の意思に関係無く動いている。どうやら宝玉がこれを見せているようだった。
「全く我が会社の恥だ!! 君は『恥』だよ!!!! 君はいつになったら『失敗』というの文字を消してくれるのかな?毎日毎日こんな事で怒られているのは何故か分かっているかね?全くこれだから…… 」
そんな言葉が頭の上から降ってくる。
『何で僕なんだ……あんなに頑張ったのに、失敗してもいいっていたのはお前じゃないか!? 僕は精いっぱい頑張ったのにそれなのに……』
降り注ぐ言葉に重なって僕の心の声が聞こえた。
僕は頑張っていた。それは何となくわかった。
僕は僕なりに頑張ったはずだ、それなのに僕は怒られている。理不尽だ……理不尽すぎる。
その光景は終わり。また僕は腕をひっこめた。
「なんだい、またやめるのか全く、君は優柔不断だね。まぁ、知ってたけどね……君に考えなんて手に取るようにわかる。どうせ嫌なことから逃げてきたんだし、今回もそうしたら?」
彼(僕)は紫の宝玉を進めてきた、僕がこれまでそうしたんだから今回もそれでいいじゃないか、と
僕もそうしたい……だけど心がもやもやした。
「へぇ~、卑怯者の君にもまだ『正義感』ってのがあったのかもうなくしのたかと思ってたよ。……もう一回言うけど本当に君は優柔不断だ。」
分かってるよ……だけどどうしたら………
「じゃあヒント、君にとってそそれなのメリット、デメリットを考えてごらん」
紫の宝玉は……楽だし、何にもしないでいい、だけれど迷惑は掛かるし信頼は全くなくなる。
白黒の宝玉はやりがいがあって信頼はある……だけど辛さや苦しみはとても多い。
正直嫌になる。考えたくない
「優柔不断っ! はい、優柔不断!!」
手拍子をしながら彼(僕)は子馬鹿にする。
僕ってこんなに性格悪かったっけ?
「余計なことは考えるな、さっさと決めろ」
そう言って彼(僕)は二つの宝玉を使ってジャベリングをしだした。
「さっさときめないとこれらわれてお前死ぬぞ」
ならそういうことしないでよ!!
「ほらさっさと決めろよ」
「お前の人生は、お前のものだ、カッコつけたっていい、だけど道は決める必要があるんだ、お前のはどうしたい?」
僕は? どうしたいんだ?
「未来を決めるのは、お前なんだよ。」
パリィィン!!一つの宝玉が割れた。
「僕はこっちにする。僕の道だ」
僕は道を決める。僕たちは道を決める。
後悔してはならないことはない。だけれど最小限にとどめれる道を探すつもりでなければ、厳しい現実が僕を犯すことになる。
間違ったなら、修正すればいい。だけれど決断は自分で決めなければならない。
正解だと思った道を、進まなければならない。




