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縁談
ある日、ヤコに縁談が舞い込んできた。しかし相手はくにさんと同い年だった。当然としてくにさんは断ろうとする。しかしくにさんと同じ歳にもかかわらずくにさんは全くその人を知らないし第一40近くまで独身である。くにさんの妹が調べると何とくにさんの父親の後妻の親戚の知的障害者だった。
正式に断ると父親の後妻からクレームがあった。そんなにその親戚を結婚させたいなら離婚した自分の娘と結婚させろと思ったのだった。
そんな中後妻の四女(くにさん父の六女)が結婚した。後妻の四女は高校を出たばかりだった。
「いくら若くて可愛いとはいえあの女の娘が10代で結婚できるなんて」
「世の中顔よ顔よ」
「学校での評価はどうだったのだろうか」
くにさんの姉妹は年の近いナガを捕まえる。
「まぁ男好きのするタイプだね」
「要するに男受けがいいということ?」
「まあそうだね」
確かに後妻の四女は男好きのするタイプであったがそれ以上に後妻の四女は果てしなく男好きだった。
「この式場に俺の穴兄弟は何人、いや何十人いるのだろうか・・・」
そう思ったのはナガだけではなかった。
つまりナガは異母とはいえ実の叔母とやってしまったのか・・・




