第3話「日常の基地」
@北海道共和国千歳上空―北海道共和国空軍HUH20-2A(日本連合軍北海道方面軍第3航空集団第109歩兵団「ヒダカアローズ」・第108歩兵団「ウラカワスピリット」連絡機)機内
8月5日北海道標準時刻1305時
美唄ナイエ 大尉
本当にヘリは苦手だ。
ヘリの振動と硬い椅子で尻が痛くなるし、――あのときを思い出す。
後部座席に座っている日本連合軍第108歩兵団、ウラカワスピリットの隊長と副隊長はなにやら予算関係の打ち合わせをしているようだ。
「ナイエたん~新隊長はどうなん~?」
すると、打ち合わせが一段落したらしく、ウラカワスピリットの隊長が座席越しに話しかけてきた。
彼女は高山 タイクウ少佐。
扶桑国軍海上部からの出向で、北海道ではそれなりに名の知れたエースである。
連絡機が共用なのでそれなりに面識がある相手である。
「うーん……変わった人だなぁ…」
とっさに思いつかず、口から出てきたのは普通の言葉である。
なにしろ戦闘時と普段のギャップがひどい。
戦闘時はそれこそ体中が目なのではと思ってしまうほど注意が周囲に行き渡っているのに、いざ地上に戻ると机の上にペンを置いたことを忘れたりと散々なのである。
特に書類仕事は壊滅的でよくそれで隊長がしてられたとハヤブサが呆れたぐらいだ。
「ふぅん……」
タイクウはわかったようなわからんような顔をしてうなずいている。
「ま、そういうのもあるっとですね」
いつのまにかスヤスヤと寝息をたてている谷田少佐に目をやってからタイクウは手に持っている書類に意識を戻した。
予算関係の打ち合わせをしたいが、流石に寝ている谷田少佐を起こすわけにはいかないだろう。
窓の外を見ると下には海が広がっている。
いつの間にかヘリは海岸線に沿って針路を東に変えていた。
@北海道共和国U109歩兵団基地
8月5日北海道標準時刻1345時
国分ライコ 中尉
「あっ!ナイエたちが帰ってきたみたいだ~」
海岸でバレーボールをしているとハヤブサが着陸態勢に入っている北海道共和国空軍のHUH20-2A汎用ヘリを指さした。
二重反転ローターを持つ特徴的なHUH20汎用ヘリの側面には近くの浦河基地に駐留する日本連合軍第108歩兵団と日本連合軍第109歩兵団のロゴが描かれている。
共用の連絡機である。どうやら、司令部に赴いていた谷田少佐とナイエが帰ってきたらしい。
ちなみにHUH20は北海道の札幌飛行機によって設計された二重反転ローターを持つヘリで、回転翼直径15.90m、全長12.25m、全幅4.2m、全高5.4m、空虚重量5.5t、最大離陸重量約12t、巡航速度240km/h、超過禁止速度286km/h、実用上昇限度5000m、ホバリング限界高度3500m、エンジンは函館設計局、T12-HK-5「メネラウス」ターボシャフトエンジンを2機搭載している。
「誰に話してるの…?」
隣でレイコが首をひねっている。
どうやら思考が口から漏れていたらしい。
その数分後……
「ふぁぁ……参加しようかしら」
大あくびをしながらナイエがやってくる。
続いて相変わらず無表情の谷田少佐もやってくる。
どうもナイエはヘリの中で寝ていたらしい。
「どうぞーーってわあっっ!!」
いきなりヒエンコが胸に飛びついてきたのと谷田少佐がなにかにつまずいていきなりこけたのでエクスクラメーションマークが文末にくっついてしまう。それも二つ。特に意味もなく。
「といわれてもなぁ……休憩したいなぁ……」
タックルをかましてきたヒエンコはどうも疲れたらしく、砂浜に仰向けに寝転がりながら漏らした。
「じゃあ滑走路あたりで休憩にしない?」
いつの間にか来ていたナイエが提案する。普通の基地なら滑走路で休憩というのは考えられないのだが、この基地は何しろ航空機動歩兵とヘリしか着陸できないからそうめったに着陸する機体がないのである。よって滑走路はまあ手頃な遊び場というか憩いの場なんである。
「そうだな。休憩も大切だな。だな」
その後ろに追いついてきた谷田少佐も大きくうなずく。大事な文末なので二度言いました。ました。
「訓練をしてきっちり休む。これは大事だ」
「そうそう。休養期間が短すぎるとオーヴァートレーニンになって逆効果になってしまうのね。でも休養が長すぎて超回復のタイミングを逃すと……」
「はいはい。つまり休養も大事ってことですよね」
谷田少佐とナイエが始めかけたトレーニング講義をあわててハヤブサが止める。この人達はなんというかお堅い軍人だよな。
「それーっ!滑走路まで競争だーー!!!」
「あ、まてー!」
「シデンコ、ぜんぜん疲れてないようだね…………」
「…肯定」
シデンコが滑走路に向かって駆け出し、ハヤブサとショウコが後を追って走っていく。
(ナイエが二人に増えたみたいな感じなんだよなぁ……)
口には出さずにぼやいてからそんな一団を追いかける。
「平和だ……」
目を細めたヒエンコが呟く。
「そうですねぇ……」
それに同意しながら眼前の海に目をやる。
目の前にはなにもない海が広がり、足元の岸壁に白い波がぶつかっている。
現在、メンバー全員で滑走路の脇のキャットウォークに腰かけている。
滑走路の高さは海面から3メートルぐらいでそれなりに高度感があるが、普段空を飛んでいる時の高度感に比べたらかなり低い感じだ。
「というか少佐、暑くないんですか?」
ハヤブサが滑走路に寝ころがりながら呟く。北海道と言えども夏はそれなりに暑くなるのだが、確かにノリヒサは熱吸収効率の良さそうな黒の詰襟の坂東帝国軍士官制服をきっちりと第1ボタンまで留めている。たしかに暑そうだ。というか半袖Yシャツの夏季用もあるはずなのだが。
「暑さは関係ない。軍人である以上制服はきちんと着用せねばならんからな」
それが聞こえたらしく、遠くを見たまま、谷田少佐が答える。典型的なお堅い軍人だ。
「夏季用の制服もありますよね…」
ハヤブサは半ば呆れたように呟くとそのまま黙った。
辺りを静寂が包む。
ゴォォォォォォォォン
その静寂を破ったのは上空から響いたジェットエンジンの轟音であった。
目を凝らすと、特徴的な前進翼とカナード翼をそなえた戦闘機が編隊を組んで飛んでいる。
「あれはHF/A15……いや、HYF21か……」
「……ベールクト」
シデンコとショウコが呟く。
「あれか……」
思わずつぶやきが漏れる。
HYF21は北海道共和国と東部ソヴィエト連邦が共同開発した概念実証機HX-21を実戦運用向けに改良した機体で、エンジンを換装し、推力偏向ノズルを搭載した機体で、原型のHX-21は全長22.6m、全幅16.7m、全高6.4m、空虚重量24000kg、最大離陸重量25670kg、航続距離3300km、最大速度2500km/h、最大運用高度18000mである。
おそらく、北海道共和国空軍が先行試験用に投入した3個飛行隊12機のうちの何機かだろう。
ちなみに列島諸国のうち航空機を設計、開発できる力があるのは坂東、扶桑、北海道の三カ国だけで、現在、各国で推力偏向ノズル、スーパークルーズ機能を備えた第5世代戦闘機が開発されている。
坂東と扶桑では共同で54試艦上戦闘機/FYF54、北海道では東部ソヴィエト連邦と共同で出資してHYF21が開発されている。
特にしゃべることがないのか、全員が黙り込んでしまう。
「東から来る良き魔女、か……」
ふと『オズの魔法使い』の一節をつぶやく。
流石に18才を目前にする頃になればこの世界はマンガやアニメの中の世界ではないということが骨身に染み込んでくる。自分に特殊能力があるということがある日突然わかったりする事はないし、物理法則を無視したことをできたりはしない。1人の力で戦況が劇的に変わることもない。基本的に人間は無力だ。空から女の子が降ってきたらそいつは空挺部隊員か墜落した航空機動歩兵だろう。
結局のところ、目の前にある、自分がやるべきことを一つずつ片づけていくしかないのである。現実とは、そういう風にできているということは理解している。
が、その起こらないであろう奇跡を願ってしまうのは……やはりこの現状に不安を感じているのだろう。この、先の見えない、息のつまるような戦況に。
日本列島――いや、極東地域での人類とクラックゥの戦いは人類の防戦一方だ。
対するクラックゥは際限なくやってくる。確実に、人類はこのままではジリ貧だ。遠くないうちに追い詰められることは目に見えている。
その現状を打破すべく立案され、初めて成功を収めた大規模反攻作戦、アシカガ作戦。
その立案者であるノリヒサはこの歴史に名前も残らないだろう田舎の基地におそらく左遷されている。本来は、こんな小規模で凡庸な部隊ではなくもっと大規模で精鋭の部隊を指揮してしかるべき人物なのに、だ。
クラックゥとの戦いと、人類の内輪もめ。
そんなどうでもいいようなことに気をとられている間に、人類は衰退してしまうのではないか。いやもはや人類は衰退しました、か。そういう不安もある。
しかし、目の前のこの光景はそういったものとは無縁の、日常の光景だ。昨日も、明日も、そしてその先もずっと続くと無条件に信じたくなる。そんな光景。
「ってあれー?谷田少佐ーねたらだめですよー?」
「風邪ひくわよ………」
いつの間にか寝てしまった谷田少佐をハヤブサとナイエが揺さぶって起こそうとしている。
「もう三時か……小腹がすいたね……」
だれか(たぶんレイコ)がぼそりとつぶやいた。
「平和だ……」
その光景はどうしようもないくらい平和であった。
昼寝をするのんきな谷田少佐とそれを起こそうとするナイエとハヤブサ。
シデンコの肩にもたれてぼんやりとしているショウコ。
ヒエンコとフタコは谷田少佐を起こすのに参加しようか迷っている。
そのまま寝てればいいといわんばかりに無視する体勢をとりながらチラチラと谷田少佐の方を見るレイコ。
あくまで関わらずといった感じで遠くを眺めるイチコ。
そしてその光景を眺めている自分。
この場面だけを見ればとても最前線とは思えない。
だが、明日、出撃があってこのなかの誰かが死んでしまうこともあり得る。ここはやはり最前線で、空は戦いのある、硝煙の香りがただよう場所なのだ。平和な、自由な空とは程遠い。
「少佐~」
だから、いまここにある小さな幸せをしっかり堪能する。
いつか、この世界が小さな幸せを当然として享受できるような平和な世界になってほしい。
それはそう簡単に叶う願いではないとわかっている。それこそ奇跡というもので、この現実世界ではそう願えないことだ。最近やっていたアニメのように「奇跡も、魔法も、あるんだよ」とはいかない。
だが、その奇跡を願わずにはいられない。
願うだけなら、損はしない。
@北海道共和国U109歩兵団基地―仙石自室
8月5日北海道標準時刻1645時
国分ライコ 中尉
「何か谷田少佐って見ていて不安になるの!!」
ドンッと拳を机に叩きつけてレイコが苛立ったように怒りを抑えた低い声で呟く。
「ライコもそう思わない?」
「どうだか。アシカガ作戦を立案・実行した人物であるのは確かだしね」
「でもそれにしても頼りなさ過ぎる!!」
レイコはかなりイライラした様子でティーパックで淹れた紅茶を一気に飲み干す。
レイコがここまで苛立っている理由は簡単。谷田少佐が明らかに無能そうだからだ。
年齢の割にくたびれた中年じみた雰囲気、警戒心の欠片もない気配。どう見ても優秀そうな指揮官には見えない。
明らかに優秀そうで実際優秀なナイエとはうってかわって優秀そうでない谷田少佐。
しかも叩き上げのベテランの航空機動歩兵というわけではなく、航空機動歩兵としての経験は皆無。指揮官としてでも士官学校をストレートに卒業して実地研修を受けずに直接部隊指揮官として実戦部隊に配属されたエリートで、士官学校入学から数えて4年半弱、卒業からだと約3年とどうみてもエリート組に入るような人間である。
ええ、どう見ても上層部の左遷人事です。本当にありがとうございました。
その指揮下に入るわけだから不安になるのも無理もない。というか自分だって不安である。
「まあまあ、無能だとは限らないって」
「ライコは不安じゃないの!?ねぇ!!」
「不安ではあるよ。でもそんなの心配したってどうしようもないじゃない。軍隊だから指揮官が無能だからって命令無視するわけにもいかないんだし」
「あのねぇ、自分たちの命に関わることでしょ!!」
「せやな」
「あのね!!」
レイコがかなり苛立った様子で拳をプルプルさせ始める。
その感覚は分かる。でもやはり軍隊ではそうもいかないのだ。指揮官が無能だからといって命令を無視すれば抗命罪になり得るし、指揮官を変えてもらうわけにもいかない。
「まぁまぁ落ち着いて。素数を数えて落ち着くんだ。でなけりゃ今すぐこのゲームの電源を切って」
「落ち着いているわっ!!」
「まぁまぁ、現場と縁のなさそうなエリート組の指揮官でも4年半で三等士官候補生から少佐まで昇進したんだからかなりの実力派だし、実際、配属されて初めての戦闘でかなる活躍していたじゃん」
「そうなんだけどね……何かね、あんなのがアシカガ作戦の立案者だなんて信じられないんだよね……」
ようやくレイコが落ち着いたようにうつむく。
あと納得。要はレイコはアシカガ作戦の立案者の片方である谷田少佐のイメージと現実の谷田少佐のギャップが受け入れられないのだろう。
確かに、初めて成功した人類による大規模なクラックゥに対する反攻作戦の立案者である谷田少佐は自分の故郷を幼い時に追われたレイコにとって希望そのものだろう。
自分も3年前にクラックゥに故郷を追われた。いろんなものを失った。航空機動歩兵なのに何もできなかった後悔もある。
「確かに、自分にとっても谷田少佐は英雄であり、希望そのものだけど、ほら、能ある爪は鷹をかく……あ、いい間違えた」
しまった、肝心なところで言い間違えた。
@北海道共和国U109歩兵団基地―コインランドリー
8月5日北海道標準時刻2125時
国分ライコ 中尉
「あ~」
特に意味もなく唸りながらコインランドリーに入る。ええ、特に意味はないんですよ。
「あ、谷田少佐。こんばんわです~」
するとコインランドリーには珍しく詰め襟を着ないで半袖シャツの谷田少佐が先に来ていて洗濯機から制服を取り出しているところだった。
「こんばんは。洗濯?」
谷田少佐が制服を乾燥機に移しながら聞き返してくる。
「ええ」
答えながら制服を洗濯機にぽんぽん放り込む。
「あれ?見慣れない制服ですね~?」
谷田少佐が最後に乾燥機に入れようとしていた詰め襟に目が留まる。というかこの人さっきから下着以外だと制服ばっかり出てくるんですが私服はないんですかね。なさそうな気がしますけど。軍一筋みたいな感じですし。
で、その詰襟の腕のところには見慣れないワッペンがいくつも付いている。
「それは……レインボーブリッジ会戦従軍章とアシカガ作戦従軍章と隊長章とかですね。ちなみにレインボーブリッジ会戦は観測ヘリによる初のクラックゥ撃墜がありました」
「わわわっ!」
いつのまにかハヤブサがコインランドリーの入り口にいた。
「そういうのは始めに『私ハヤブサ、今部屋を出たの。』次に『私ハヤブサ、今コインランドリーの前。』、『私ハヤブサ、今あなたの後ろにいるの。ほら、見ぃつけた』って段階的に近づいてこなきゃぁ~」
「怖っ!」「はぁ」
谷田少佐とハヤブサがそれぞれ別な反応を見せる。どちらがどちらかは推して知るべしです。というかそれは単なるホラーですよ。ええ、メリーさんですよ。
「で、ハヤブサも洗濯?」
「えぇ」
そういって下着をぽんぽん洗濯機に放り込んでいくハヤブサ。
谷田少佐はそんなハヤブサを全く気にせず制服を乾燥機に投入していく。
「あ」
突然何かに気がついたらしいハヤブサが顔を赤らめ、妙にこそこそとし始める。
まあ谷田少佐は全く気にしてないみたいだけどさ。これでも一応18歳の青年なんですよね。ありがちな性欲が全くないみたいですが。大丈夫なんですかね、この人。時折人というより機械みたいな感じがするんですが。あと青年というよりくたびれた中年みたいな感じなんですが。
「……ところで谷田少佐、どうしてここに来たんですか?」
気まずい空気になりかけたので慌てて話を変える。いや谷田少佐は気にしてないんですがハヤブサがすごく気まずそうにしてるので。
「特に理由はないな……」
「そう…ですか」
「そう、よくわからないんだ。……ただ、一つ言えるのはこの部隊みたいなところは好きだけどね」
「へぇ……どこらへんがですか?」
「お役所仕事とか出世競争とか、そういうのと縁がないし、メディアとかもあんまり関わってこないから」
「そうですか………」「それは褒めてるのけなしてるのそれとも諫めてるの?」
「褒めてるよ。一応」
ハヤブサの言葉に谷田少佐は大真面目に答えている。いやハヤブサの言葉って冗談半分じゃなくて冗談18割なのでそこまで真面目に答えなくてもいいんですよ。キャパ越えしているのは気にしない方向で。
まあ確かに、ここは同じ日本連合軍北海道方面軍の基地である函館や岩見沢、浦河と比べてもさほど重要な基地というわけではないド田舎のモブキャラみたいな基地である。アニメとかだったら脚本に「味方基地A」とか書かれてそうな。というか出てくることは全くなさそうですね。出てくるとしたら部隊が全滅するとか。まあだからメディアとかの取材班が常駐しているわけではないし、上層部もいちいちかまってられるほど暇ではないですね。多分。
「では」
谷田少佐は乾燥機のスイッチを押すとそのまま部屋を出ていった。乾燥が終わるまでには時間があるからどっかに行くようだ。
「変わった人だなぁ…」
その後ろ姿を見送ったハヤブサがぽつりと呟いた。
「え、どう?」
「なんと言うか……感情があまり感じられないというか、感情に慣れてないというか……」
「うーん、どうだろ?」
ハヤブサの説明は微妙だが、確かにそんな感じがしないでもない。いやまあ遭難ですが。もといそうなんですが。
「そういや、谷田少佐の表情らしい表情って見たことないような…」
「確かにそれは~これがクーデレってやつ?」
「……それって誰にデレるの?あともしかしてこれはエロゲで谷田少佐が「それはないと思うよ……」
エロゲに当てはめたら違和感がない性別構成だから言ってみたらハヤブサが言い終わる前にツッコミを入れてきた。最後まで言わせろおい。まあ男1:女9だとエロゲならハーレムルートがあると見てよさそうですが。それだと自分が攻略される側になりますがね。
「有能な人らしいから大丈夫らしいけどね~」
「というかあの人は恋愛要素なさそうだな~。まあそういうキャラを攻略するのもある意味お決ま「だから何でもエロゲにしないで」
また終わりまで言う前にツッコミが入った。
失礼な、何でもはしませんよ。たまには名状しがたいRPGにもしますよ。対戦車ロケットじゃない方の。