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好きって言いすぎたら彼氏が暴走した  作者: リィズ・ブランディシュカ
9/9

第9話 好き



「あーもうっ、好き」


 思わずつぶやいてしまって、慌てて取り繕う。


「えっ?」


 彼氏は私の発言に目を丸くしていた。


「ちがっ、だからっいちいち理由なんかつけなくてもっ、好きって言えばいいじゃんってこと!」


 言い訳めいたことを自分の口が勝手につむぎだす。


 でも、自分でも何言ってるかわかんない。


「そうだよ、好きっていう罰ゲームなんだから、それだけ言っとけばいいんだよ。まどろっこしくないし!」

「おーい、もしもし?」

「好き! 好き! 好き!」


 一度暴走したらなぜか止まらなくなった。


「好き好き好き! 超好き! 大好き! めちゃくちゃ好き!」


 すると彼氏が隣に座っている私に体当たりしてきた。


 じゃなくて、押し倒して覆いかぶさってきた。


「もう、可愛すぎだって俺の彼女」


 そして、そのままキスしてくる。


 いやっ、ここ公園。


 人目とかどうすんのっ!


 私は「ちょっ!」とか「まっ」とか言うけど意味のある言葉には全然ならない。


「とまっ」

「ちょっと止まれない。俺の彼女、俺を本気にさせるのうますぎ」

「いや、だからっ」


 ベンチの上で精いっぱい身をよじるけど、うまく引きはがせない。


 人目を気にしながらも、えんえんと攻防が続いてく。




 その後、暴走してあらぬところを触り始めた彼氏を落ち着かせるのに、かなり苦労した。


 罰ゲームを言い渡してきた友達には後日その危険性を、かなり訴えかけることになった。



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