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好きって言いすぎたら彼氏が暴走した  作者: リィズ・ブランディシュカ
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第2話 まいっちゃう日



 彼氏は「お前って、変なとこで義理堅いよね」って言ってきた。


 そうは思わないけど。


 友達との約束を守るのは普通じゃない?


 内容は、たいしたことない罰ゲームだけど。


「じゃあ今日一日、顔が好きとか髪型が好きとか聞かされるわけだ。うわーまいっちゃうね」


 にやにや笑う彼氏の顔。


 完全に面白がってる。


 そんなに俺のことが好きなんだって、どや顔されるのちょっとムカつくな。


「そっ、そんな安直なこと言わないしっ!」


 肘でどつくと、彼氏が離れて傘も離れる。


 すると雨が体にかかった。


 濡れたくないので、傘の下にもぐりにいくしかない。



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