その頃の異世界
今回はその頃の異世界の話です。
「創造神様、お喜び下さい。ハルカ達が邪神討伐に成功しました」
「そうか。報告が楽しみだな」
異世界では創造神と女神が邪神討伐の報告を待ちわびている。
しかしハルカ達が地球に帰還した事を未だに知らなかった。
「何故ハルカ達は邪神討伐の報告に来ない」
「分かりません」
創造神と女神はハルカ達が邪神討伐の報告に来ないのを疑問に思った。
「創造神様、大変です。ハルカ達の生命反応が消えています。おそらく邪神と相討ちになったと思われます」
「な、何だと」
女神は相討ちになったと勘違いして、創造神に誤報をしてしまった。
「ハルカ達が邪神と相討ちになっただと」
相討ちの誤報は皇帝にも伝わった。
「陛下、ハルカ達が居なくなった以上は例の計画を実行すべきです」
「・・・・分かった。直ちに勇者召喚と聖女召喚を実行せよ」
「よくも騙したわね。この男装趣味の詐欺女」
「きゃあああ」
コスプレ会場でストーカー女に刺されてしまった。
どうやら私が男性だと勘違いしていたみたいね。
そして女性だと気付いて、キレてしまったのね。
私の身体から大量の血液が流れ出ているので、おそらく出血死してしまうわね。
「も、もう意識を失いそうよ」
やがて完全に意識を失ってしまった。
私は辺身百合、コスプレが趣味の女子大生よ。
従弟の辺身薔薇人と一緒にいつも異性のコスプレをしている。
私はコスプレ会場でストーカー女に襲われて、刺殺されてしまった筈よ。
それなのに神殿みたいな場所で大勢の神官コスプレイヤーに囲まれているし、更に薔薇人まで居る。
「薔薇人、どういう事なのよ。説明しなさい」
「勇者様、ローズ帝国にようこそ」
美少女の神官コスプレイヤーから声を掛けられた。
「・・・・勇者様」
おそらく男装コスプレしているからでしょうが、勇者様と呼ばれてしまった。
「あの、私は女ですよ」
「よくも騙したな。この女装趣味の変態野郎」
「うわあああ」
コスプレ会場でストーカー男に刺されてしまった。
どうやら僕が女性だと勘違いしていたみたいだ。
そして男性だと気付いて、キレてしまったのだろう。
僕の身体から大量の血液が流れ出ているので、おそらく出血死してしまうだろう。
「も、もう意識を失いそうだ」
やがて完全に意識を失ってしまった。
僕は辺身薔薇人、コスプレが趣味の男子高校生だ。
従姉の辺身百合から強要されて、いつも女装コスプレをさせられている。
僕はコスプレ会場でストーカー男に襲われて、刺殺されてしまった筈だ。
それなのに神殿みたいな場所で大勢の神官コスプレイヤーに囲まれているし、更に百合姉まで居る。
「百合姉、どういう事だよ。説明しろよ」
「聖女様、ローズ帝国にようこそ」
イケメンの神官コスプレイヤーから声を掛けられた。
「・・・・聖女様」
おそらく女装コスプレしているからだろうが、聖女様と呼ばれてしまった。
「あの、僕は男ですよ」
次回は異世界に戻る話の予定です。




