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邪神が復活しそうです

今回は邪神復活を企てる者達の話です。


「ウィング大僧正様、遂に伝説の邪神が封印されている祭壇を発見しました」

「ほ、本当か。間違いないか」

「間違いありません。洞窟の最深部の部屋に結界の張られている祭壇があり、棺が置いてあるのです」

「直ちに其処に案内しろ」

「畏まりました」

ウィング大僧正は信徒から伝説の邪神が封印されている祭壇を発見したとの報告を受けて、直ちに現地に向かった。


「此処です」

確かに結界の張られている祭壇があり、棺が置いてあった。

「遂に伝説の邪神の封印が解かれる時が来た。生け贄の少女を祭壇に捧げよ」

ウィング大僧正が嬉々として、生け贄の少女を祭壇に捧げよと、信徒達に命じた。

「お任せ下さい」

「直ぐに捧げます」」

信徒達が生け贄の少女を棺の置いてある祭壇に乱暴に寝かせた。

「ふざけないでよ。邪神への生け贄なんて、絶対にお断りよ」

「威勢が良いな。伝説の邪神に捧げる生け贄にふさわしい」

ウィング大僧正が生け贄の少女の腹を短剣で刺した。

「きゃあああああ」

少女の悲鳴が祭壇の部屋に響き渡った。

「ぐわぁ」

「く、苦しい」

信徒達が苦しみながら絶命してしまった。

「何が起こったのだ」

ウィング大僧正は突然の惨劇に呆然となってしまった。

〖生け贄が一人では足りぬ。生け贄を百人捧げよ〗

「い、生け贄を百人」

邪神から念話が届いたが、ウィング大僧正は内容に驚愕してしまった。


「信徒達、邪神様は百人の生け贄をお求めだ。我々の理想世界実現の為に生け贄を集めよ。拉致しても構わん」

信者達に生け贄を集めろと命令した。


ウィング大僧正は百人の生け贄を邪神に捧げた。

〖よくやった。これで半年後には取り敢えず復活出来る。しかし完全復活には生け贄が千人が必要だ。復活する時までに千人の生け贄を用意せよ〗

「千人ですか。畏まりました。必ず用意致します」

ウィング大僧正は千人の生け贄を用意すると邪神に誓った。


「仕方ない、他の大幹部の力を借りるか」

ウィング大僧正は他の大幹部達に協力を依頼する事にした。

「頼む。生け贄集めに協力してくれ」

「分かった」

「任せろ」

「この貸しは大きいぞ」

「仕方のない奴だ」

「今回だけだぞ」

頭を下げて何とか協力を取り付けた。


「やっと千人の生け贄を揃えられた」

他の大幹部の協力で何とか邪神復活の直前に生け贄千人を揃えた。


次回は邪神討伐を依頼される話の予定です。

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