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新作を投稿します。

読んで貰えたら、光栄です。


「本当に私が今度の全米チャンピオンタイトル戦の挑戦者に選ばれたんですか」

私は女子プロレスラーの竜胆遥。

遂に全米チャンピオンと闘える。


「今度の全米チャンピオンタイトル戦で負けてくれないか。つまり八百長をしてくれ」

喜んだ矢先にマフィアの本部ビルに拉致されて、幹部から八百長を持ち掛けられた。

「八百長をしろですって。ふざけないでよ。絶対にお断りよ」

「我々の命令に従わなければ生命の保証は無い」

「・・・・分かったわよ」

マフィアの構成員達から銃口を向けられたので、仕方なく承諾した。

何とか解放されたが、もちろん八百長なんかするつもりは無い。


最強の女子プロレスラーになるのが幼い頃からの夢だ。

やっと全米チャンピオンになるチャンスが巡ってきたんだ。

八百長なんて冗談じゃない。

マフィアなんかに私の夢を潰されてたまるか。

絶対にドタキャンしてやる。

試合直後の航空機のチケットを購入した。

逃走用のレンタカーも用意した。

後は試合で勝って、日本に逃亡するだけだ。

私の実家は戦前からの武闘派ヤクザだ。

たとえマフィアでも簡単に手が出せない筈だ。


試合に勝利して全米チャンピオンのタイトルを獲得した。

着替えもしないで、レンタカーで空港に向かった。

バックミラーを見て、三台の車が追跡しているのを確認した。

「殺されてたまるもんですか」

絶対に逃げきってみせる。

「駄目だったようね」

しかし激しいカーチェイスの果てに追いつめられてしまった。

「我々マフィアを舐めるな」

「愚か者が地獄で後悔しろ」

「裏切り者が死ね」 

「「「バァンバァンバァン」」」

「きゃあああ」

結局マフィアの構成員達に射殺されてしまった。


「あれ、確かマフィアの構成員達に射殺された筈よね」

何故か見知らぬ場所に居る。

「竜胆遥さん、神界にようこそ」

そして若い女性に声を掛けられた。

「あの、貴女は誰ですか。此処は何処ですか」

「私は女神マリア。此処は私の神殿です」

若い女性は女神マリア様で、此処は女神様の神殿だった。

「し、失礼しました。女神マリア様」

「そんなに緊張しなくで下さい。実は私は貴女の大ファンなのです。貴女の意思の強さに感動したので、貴女を異世界転生させる事にしました」

「はぁ、異世界転生ですか」

女神様に異世界転生させると告げられた。

「しかも十二歳になると三つの固有スキルが得られるというオマケ付きです」

更に十二歳になると三つの固有スキルが得られると説明された。

「どんなスキルですか」

「それは秘密です。その時までのお楽しみです」

「・・・・」

この女神、良い性格しているわね。

「承諾しますよね」

「もちろん承諾します」

承諾するか問われたので、もちろん承諾すると即答した。

こうして第二の人生を歩む事になったが、安易に承諾した事を後悔する事になるとは思わなかった。


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