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完結●黒影  作者: 一番星キラリ@受賞作発売中:商業ノベル&漫画化進行中


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243/245

変化

ひるこは黄泉の国の食べ物を摂取し続け、黒い影の体の一部を自分の体に使用していたことで、人間の記憶を食らうことができ、また自身の血で人間に浸食ができるようになっていた。だが元々は神と同格の存在。決して死者ではない。


影の血をろ過で分離できたことから、ひるこの血を取り出し、ろ過して影の血をなくし、体内に戻す、という試みが開始された。さらに食べ物も本殿に奉納した食材、すなわち神のための食材を使った料理を提供するようにした。


その一方で、旧採掘場にあった黄泉の国につながる竪穴は封印、封鎖され、坑道や広場は清められた。旧採掘場に手を入れる間、ひるこは神社の敷地に建てた仮設の建物に移り、そこで血のろ過を受け、芽衣さんに文字を習い、狭霧から道徳を教わり、陽菜とファッションについて語った。俺は雑談全般担当で、いろいろなことをひること話した。


皆、空き時間を見つけてはひるこの元を訪れ、ひるこが一人になるのは寝る時だけ、というぐらい常に誰かがひるこのそばにいた。


ちなみにひるこをこの場所に連れてくるのは結構大変だった。町の中には結界があるため、海を経由するか、内陸の廃墟エリア上空を経由するしかなかった。


幸いひるこは空を飛べたので、海を経由して町の出口まで移動し、一時的に町の出口の結界を解除し、中に入れることにした。そして神社内の結界のいくつかを停止し、仮設建物にひるこを移した。


ひるこは夜見先輩と行動を共にしたことで医学・薬学・陰陽道に関してかなりの知識を持っていた。特に夜見先輩が得意とした薬草の調合を学ぼうと、仕事を終えた神社職員や神職者がひるこの元を訪れることも増えた。


さらにじっちゃまは、ひるこに陰陽道は誰かを助けるために使うものだと教え込んだ。その一方で、自分がかつて楽しんだ漫画やアニメをひるこに提供した。


その結果、ひるこは神社に来たついでに立ち寄った熱田大臣と、オタクトークができるまでサブカルの知識を深めていった。


その熱田大臣はすべてを公表した際、バッシングされることもあった。だが、すべてを公表したことに対する賞賛は日に日に増え、今となっては熱田大臣を非難する者はなく、非難すべきは旧上層部という見方が定着していた。


ひるこの治療カリキュラムを担当していたのは、太陰の薬のおかげですっかり元気になった須虞那先生だった。その須虞那先生からある朝、黒影のライブチャネルに気になる情報が投稿された。


すぐな:

今朝、すべての血液のろ過が完了し、ひるこの中から黒い影の血がなくなりました。すると大変な変化がひるこに起きました。本人もとても驚いています。時間がある方は良かったらひるこに会いに来てください。


金山の広場でひることの対話が終わった時点で、俺たちは防衛本部へ戻ってもよかったのだが、ひることの約束をはたすためにはひるこの近くにいる方が都合が良かった。それはじっちゃまも天津頭領も理解していたので、神社の宿泊棟での滞在延期を許可してくれた。


そのため、須虞那先生のメッセージを見た俺たちは一番のりでひるこの元に駆け付けた、と思ったらそこに沫那美先輩の姿があった。


沫那美先輩、相変わらず機動力良すぎます……。


だが、沫那美先輩がそこにいた驚きをはるかに上回る驚きが待っていた。


この投稿を見つけ、お読みいただき、ありがとうございます。

ひるこに一体どんな変化が起きたのでしょうか……?

引き続きお楽しみください。

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