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完結●黒影  作者: 一番星キラリ@受賞作続刊発売決定:商業ノベル&漫画化進行中


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155/245

見事な采配

あまつ:

金山お台場総合病院の結界で異常を感知、えま至急報告を。


えま:

了解です。確認します


みつる:

こちら一の鳥居に到着したが、金山お台場総合病院へ向かうこともできます


あまつ:

美鶴、一旦待機だ。ひまり、そこから病院の様子は見えるか?


なぎ:

こんな時にすみません! 定時報告、監視塔異常なし


あまつ:

凪、報告ありがとう。


ひまり:

こちら、一の鳥居から観測してみましたが、黄泉の国の入口の出現は確認できません。なお、病院の明かりが一瞬消え、現在赤色灯に代わっています。


あまつ:

ひまり、ありがとう。みつる、金山お台場総合病院へ。


みつる:

すぐ行きます。


さほ:

天津頭領、金山お台場総合病院より、金山お台場署へ救援要請が入りました。

地下で爆発が起きたそうです。現在、現場にいた警察官による救援及び避難活動が始まっています。


あまつ:

佐保、報告ありがとう。

だん、ショッピングモールはもう営業終了できているな?


だん:

はい、天津頭領。

ショッピングモール一帯は警察官か警備員ばかりで、一般人はほぼいません。


あまつ:

ではショッピングモールの警察官を金山お台場総合病院へ向かわせてくれ。


だん:

了解です、天津頭領。僕は病院へ向かわなくてもいいのですか?


あまつ:

だん、まだ待機だ。警察官を向かわせてくれ。…えま、状況確認は?


みつる:

天津頭領、現場につきました。えまは爆発に巻き込まれたようです。

他の負傷者と一緒に防衛本部の医務室へ搬送されたと、現場の警察官に聞きました。


あまつ:

美鶴、えまの負傷の度合いは分かっているか?


みつる:

外傷は擦り傷、かすり傷と聞いています。

ただ、発見時は意識を失っていたということで、頭部の検査が必要とのことです。


あまつ:

美鶴、ありがとう。地下の爆発の状況は?


みつる:

地下の一部での爆発で、他の階への影響はほとんどないようです。

ただ、爆発と同時に停電が起き、自家発電でしのいでいる状態です。

一部患者は防衛本部へ移すと聞きました。


あまつ:

美鶴、ありがとう。

だんの方から警察官を送らせたから、防衛本部への移送や現場の救助活動は彼らにまかせ、結界の異常の原因を探ってくれ。

ひまり、上空から金山お台場総合病院の様子も見ておいてくれ。

だん、ショッピングモールの警戒態勢を解除する。

そのまま第一結界へ向かい、阿曇と任務交代をしてくれ。

阿曇、第一結界をだんにまかせ、防衛本部へ向かう道路沿いにある休憩所で警戒態勢に入ってくれ。

これから金山お台場総合病院から防衛本部に向け、往来が増える。見張りを頼みたい。

ハナノコ、防衛本部の方から、休憩所に人員を送るよう、依頼を。


ハナノコ:

了解よ。


あまつ:

一旦、大臣と話す。緊急時はアラート警報を出してくれ。


全員が「了解です」と返事をして、一旦落ち着いた。


端末に釘付けになっていた俺たちの肩からも力が抜けた。


「天津頭領の采配、すごかったな……」


「うん。的確な指示だった。いろいろな事態を想定して、人を動かしていたね」


「お怪我をなさったえまさんをはじめ、負傷者の方は大丈夫ですかね……」


病院の地下の爆発、あれは誰の仕業なのか。


これが夜見先輩の仕業なら、須虞那先生に続き、えま先輩と病院関係者や患者を傷つけたことになる。


これが天津頭領の言っていた一線を越えてしまった人間の行動なのか……。


とても許せるものではなかった。


「病院で起きた一連の出来事が夜見先輩の仕業なら俺は絶対に許さない」


俺の強い言葉に芽衣さんが息を飲み、狭霧は「自分もだ」と頷いた。

この投稿を見つけ、お読みいただき、ありがとうございます。

病院の地下で爆発発生。一体この後どうなるのでしょうか。

引き続きお楽しみください。

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