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姉妹契約で結ばれた魔法少女たちは特別な感情を抱いてしまうかもしれませんよ  作者: 三色ライト
5章 戦争編

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90/102

090 試してみる

 古墳の中から氷彗さんとブラッディさん、茜さんが出てきた。

 何やら氷彗さんの方は表情が変化している気がする。


「ねぇ氷彗、姉妹の愛って何だと思う?」


 帰路、茜さんはふと氷彗さんに問いかけた。


「さぁ。そういうものとは遠いところに長くいたからわからないわね。むしろあなたの方が詳しいんじゃないの?」


 この会話から古墳内では姉妹の愛について話し合ったのだとわかる。愛を深めた姉妹がマギア・ムーンを合わせることで真の力を手にするという話。

 もしそれができたのなら、黒天二柱も倒せるのかもしれない。


 でも愛を深めたと思っている私と氷彗さんの間でも、マギア・ムーンは反応しなかった。

 いったいどんな「愛」が、真の力を手に入れるためのトリガーになるのだろう。


 哲学的に頭を悩ませる帰路になった。

 名古屋に戻ってきても、時刻は13時を回った頃でまだまだ時間的余裕はあった。

 訓練するもよし、会議をしてもよし、遊んでもよしだろう。


 そんな中、私の姉が選んだ選択肢は……真っ昼間から同じベッドに入ることだった。

 ……なんで?


「愛梨、今日から黒天二柱が来るまで愛について真剣に向き合うわよ。これもその一環」

「み、密着していれば愛は生まれるんですかね」

「分からないわよそんなこと。でも手当たり次第、やれることはやっていくことこそ重要じゃない?」


 まぁ言いたいことはすごくわかるけど、なんか違う気がしてならなかった。

 ベッドに入ってみた感想としては、温かい。

 これが愛なのかはちょっとクエスチョンマークだけど、氷彗さんがまんざらでもないのはわかる。


 まぁ……それならいいかな。


 この時の私たちは、真の力を得るための愛のことを、すっかり履き違えていることに気がついていないのでした。

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