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時の花/燃ゆる炉の色雪の色

作者: 樹樹樹

献辞

 (私達の中の)孤独な殺人者に捧ぐ。

咲かなば咲かね 時の花

いと慈悲の 心も弱く

弱りもぞする 人の世は。


隣には 誰をも彼も

居らずして 唯過去の

巡り来て はた父母も

遠き者 涙に暮れる

肌は錆び 心も錆びて

無為に過ごすは 日々の事。


「愛を伝えよ」 目を覚ます

夢を追え! 愛を求めよ

応える者は ただの神

されど神 燃ゆる炉の色

雪の色 地の震えしは

我が血潮 紅きは御空。


また夜が来る 怯えるな

我が心 我が友に告ぐ

とこしえの 別れが来たる

桃が咲く 千代に八千代に

君の(たま) 涙は枯れた?

おお神よ 想い人在れ

今ここに 君を想うよ。


嗚呼神よ 今ここに智を

正しき智 水知恵智水(智慧)

我に添い 添いて離れぬ

愛・心 独りにせんと

告ぐ心 我が心かな。


ああ花よ 散りなば散りね

人の命の かそけきは

散る雪の 降り積もる程

ご先祖の 千代の八千代の

積もる様見て 我はる。


一人者など 居らずして

この世の罪を 数えるや。

紅炉上一点の雪。


昨日の夜、仰天ニュースで秋葉原連続殺人事件のことをやっていた。今日の朝、青森県で地震があったようだ。

お互い(殺人者と被害者)の霊魂の癒やされることをここに祈る。

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