花屋の少女に話しかけられたら懐かれて家までついてきた件、勉強の邪魔されて困ってます
ある日の朝、大学生の私はいつも通り学校に向かう道を歩いていた。そうするといつもの道にある 見慣れない店に目を奪われた。
「花屋」そう簡素な看板に何処か 懐かしさも感じたのだろう。
小学生だろうか。可愛らしい売り子が私に向かって手招きする。私 は、その仕草に導かれて用もないのに店内に入ってしまった。
時間もあまりない。手短に済ませようと、その少女の言葉に耳を傾けた。
少女は言う
「私の名はPFV-st7、 プルファブとお呼びください」
何者だこいつは、異形とも呼べる佇まい、右手の肘から先がキャノ ン砲になっている。
これは天からのギフトだな、俺の野望は達成される。
「俺に着いてこないか?世界を魅せてやる」
少女は深く頷いた。