傀儡魔王変な調子で
昼深い森の中・・・・
彼らは立ち往生・・・・・
罠に包囲され・・・・・
ヴァイスは目でさあと・・・・
俺は其れを見下ろし・・・・
昼輝く様な日差しが・・・・
透明な板が足下にあるような感じ・・・・
凄く安定していて・・・・
恐怖感は無い・・・・
ただ凄く睨まれてると思うと・・・・
怖く・・・・・
「愚かなる」
「勇煌泰送」
「の諸君」
「私だ」
「魔王グーリヒ」
「ヘルグーリヒ」
「だ」
なんか変な口調に・・・・・
「魔王」
「降伏する」
女の声が不思議な声・・・・・
「ほうほう」
「勇者」
「レド・オンドレ」
「貴方が何でもするなら」
「お助けしましょう」
ヴァイスはにやりと・・・・
「どうすれば」
「先ずはお一人で此方に」
妖精の様な羽は赤く・・・・・
白の髪は馬の斧様に・・・
白い鎧はぺらく・・・・
手足は比較ゴツイ・・・
顔は左右こめかみについているモノから出ている・・・
赤い光で覆い隠され・・・・
黒のインナーアーマーが体を覆い・・・・
「エロイ」
「そうですか?」
「スケスケで無いのでそうでも無いと」
俺の言葉はヴァイスに否定され・・・・
「なら美しいだな」
「ハッ魔王様」
「赤勇者オホメに対し言うべきことは」
「魔王様格別のお言葉有難き幸せ」
美しい・・・・
所作も・・・・
傅き恭しく頭を・・・・
馬の尾は青いリボンで纏め・・・・
凛々しくも可憐な・・・・
「くくくく」
「靴でも」
「もう良いよね」
「いやまだですよ」
「ね赤勇者」
「先ずはバイザー解除」
赤勇者の顔が露わに・・・・
美しい・・・・・
ヴァイスは満足そうに・・・
「次分かりますか」
「・・・・・・・・」
「おや」
「分かりませんか」
「申し訳ございません」
「ヴァイス・・・・」
俺は彼女に助け舟をと名を・・・
あれ届いた・・・・・
「楽にしていいぞ」
「赤勇者」
「はっ」
「後撤退を見届けろ」
「は?」
「・・・・・・・・」
「それ彼女の・・ハッ!」
「くっ悪辣な・・・・」
ヴァイスは何よこいつらと・・・・
「お二人共別に無いから」
「解除してから撤退させるから」
「敗残兵が吹っ飛ぶ様を見せるなんてしないから」
「ただ態度見るだけだから」
ヴァイスふーと息を吐き・・・・
「魔王様帰りますか?」
「・・・・・・・・」
彼女を赤の勇者を見つめる・・・
未だ傅き俯く彼女・・・・
俺より若いんじゃ・・・・・
「彼女を何故一番上を」
「赤勇者トップです」
「作戦上は国王より上ですよ」
「ねえ赤勇者」
「はいその通りです」
「だから全責任は私が」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
ヴァイスがたらりと冷や汗を・・・・
「ヴァイスさ」
「はい」
「どうするの」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・?」
赤勇者はちらりちらりと・・・・
気付かれないようにと・・・・
魔術、能力類は使わず・・・・
「ねえヴァイス」
「ないなら本気で俺が!」
ああ赤勇者が・・・・
ううでも引くわけにも・・・・
「ヴァイス!!!!」
腹の底から声を・・・・・・
「ひっ!」
「魔王様に一任致します」
ヴァイスは傅き首を垂れる・・・・
「じゃあ解放」
俺は上機嫌に・・・・
「すればどうなるか」
ヴァイスが声でない声で・・・
其れは刃鋭く冷たいそう感じた・・・・
ドキリと・・・
「え!」
「魔王様お疲れでしょう」
「赤勇者と館にご帰還ください」
ヴァイスは思いやりを込め喋る・・・・
目は従えと・・・・
「分かった」
「今飛竜を呼びます」
俺は赤勇者をお姫様抱っこし・・・・
一度やりたかったんだよ・・・
「レドでいい?」
「はい」
氷全てが動いていない・・・・
ただ生きて居るだけ・・・・
早く返さなきゃと俺は思いを巡らせ・・・・・
お読み頂き有難う御座います。