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召喚
俺は・・・・・
グーリヒ・ヘル
生まれは農民・・・・
魔王になれと・・・
嗤いながら死ぬのがお前の役目だと・・・・
嫌だ・・・・・
年分からない・・・・
何と無くでいい・・・
ならそろそろ嫁を貰いたい年頃・・・・
此処は?
牢獄逃げられない様に・・・・・
何故呼べる・・・・
何かあれば子孫よ本体に助けを送れと・・・・・
一心不乱に祈った・・・・
そしたら不思議な声が・・・・・・
目の前で光りが円に・・・・
「此処に顕現」
「エロズィオンヴァイス」
「悪様白丈」
「魔王グーリヒ」
「代価を」
白い兜白い鎧・・・・
兜は目は隠れているが・・・・
口は見えていて・・・
悪辣な雰囲気・・・・・
「何でもする」
「死にたくない」
「成る程全てですか」
「良いでしょう」
紙を差し出し・・・・
「お持ちください」
「此れは」
手に取る・・・
ただあの日々に帰りたいと・・・・
お読み頂き有難う御座います。