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恋愛経験ゼロの俺が、付き合うってマ?  作者: だっちゃん
始まり
4/6

くだらない日常

朝の面倒ごとを誤魔化すことが出来......俺はいつも通り学校に行き....昼休みを過ごしている......

「くう〜!!!やっぱうめえ!この1杯のために生きてるな〜!!!」


とコーラを飲みながら囁いてる。コーラを飲んで大人の振りをするとはどんだけダサいのか?佐々木悠太はそんなこと気にしてないだろうけど....


「お前結局返事どうしたんだ?」

「返事?あーOKしたよ?」

「まぁそうだよな、お前が彼女を幸せに出来るわけ.....あれ?OK???はあああああああ??」


「OKしたよ??まぁ、OKしたところでなんとも思わないけど」


横の席に朝永由美が座った....


「あっ.....がっ.....」

「あれー???たくまー?なんとも思わないんじゃないの???」


意識してないって言ったら嘘になる。それは.....意識しちゃうよ!こんな可愛い彼女が俺にできたんだよ???


「はぁ.....可愛い...」

「たくま......声に出てるぞ.....」


は??俺は横を見た....そこには顔を赤くしている。彼女の姿があった......


「えーっと....今のは違いまして......」

「違うんだ.......」


落ち込んだ素振りを見せた。


「いや、可愛いと言うのは事実でして.......」

「可愛い........ふにゃ....」


「ちょっと君たち????」


前に座っている佐々木悠太が俺たちを睨んでいる。


「彼女歴ゼロの俺の前でイチャコラするのはよくないと思うけど.......」

「ごめんって.....あれ??ゼロ?」


あれ悠太って....恋愛経験豊富って聞いた覚えがあるのだけど.......だからこの前相談したのに....でも答えられなかったよな??やっぱり悠太は恋愛経験ゼロなのでは???そんな疑いが俺の頭のなかによぎる


「いや、ゼロと言うのはジョークってやつだ......」

「ほー......」

「信じろ!!!俺は卒業だってしてるんだぞ!!!!!!」


大声でそう叫んだ悠太はクラスからの注目を浴びている....

まぁ....悠太は注目を浴びたぐらいじゃなんともないだろ。俺は注目浴びたら倒れるけど.....


「えっ?卒業してるの?」

「あの顔で?」

「俺あいつに負けてるのかよ」


クラスのあちこちからそんな声が聞こえてくる。この状況やばいんじゃないか????


「あっ.....えっ.....がっ.....うっ.........」


悠太は硬直していた、流石にこういう注目の浴び方したら悠太でもこうなるか.....


「おーい悠太!!」

「はっ!!!!!卒業って言っても中学をだけどね〜あはは...はははははははは」


悠太は誤魔化すようにそう言った。


「なんだよ...中学か」

「あいつに負けてるのかと思ったぜ....」

「まぁあいつが卒業してる訳ないか.....」


そんな声が聞こえてくる...それを聞いた悠太は安心していたようだった......


「災難だな....」

「ああ......」



6時間目のホームルームの時間


「来週の金曜日は、遠足です!」


先生がそう言った.....

俺は思った....これはチャンスじゃないか?彼女と距離を縮める ........でも俺は何をすればいい??インターネットで調べるしか....でもインターネットで調べてもろくな事書いてない....

どうせ

「直行ホテル」

とかそんなことだろう....


自分の力でなんとかするしか....


「とりあえず今日は!4人班を作ってくださーい!!!」


4人班か......仮に朝永由美さんと....俺と.....佐々木悠太だな....でもあと一人どうしよう....


「あn.....ゆ....」


「朝永由美さん.....私と班になって貰えませんか????」


「えっ.....私で....いいんですか...」

「はい!お願いします」

「こちらこそ.....」


ああああああああああああああああああああああああああああ大事なチャンスが....失われてしまった...俺が朝永さんと.....


「たくま君.....私となってください!!!!」

「えっ.......まじですかあああ????」

「ひっ........はい...」

「あっ、すいません、お願いします!!!!」


なんと言う事か!!!朝永さんから誘われたぞ!!!これは勝った!!!俺の遠足は勝利!!!!絶対距離を縮めてやる.....


「おーたくまー」

「ごめん」

「おい!まだ何も言ってないだろ!」

「お前の言うことなんて言われなくてもわかる....友達がいなくて俺のところに来たんだろ??」

「そんなわけない!俺はお前が1人で悲しいかなと思って...」

「すんません、俺1人じゃないんで....大丈夫です!」

「なに.......????」

「じゃあ......」

「わかった....ごめんなさい!!!お願いします!!お俺も班に入れてください!!」

「しょうがないな〜」


こうして、俺達の遠足の班は平和に決まったのであった....


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


よし!!たくまと同じになれた....そろそろドS彼女を演じたいんだよな〜???いつまでもこんな静かな子を演じたくないな〜!!

私二重人格かも......


さぁ!最高の遠足にしよ!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


やった......朝永さんと....同じ班になれた.....朝永さんは私のこと覚えてないのかな??

幼稚園一緒だったんだけどな.....私、清水琴葉(しみずことは)は1人で遊ぶことが多かったため....遊びに誘えなかったけど....私ずっと...朝永さんのこと気になってたんだよね.......この遠足で仲良くなれたらいいな???



こんにちは!だっちゃんです!!読んでくれてありがとうございます!今日は昼間に投稿です!!!不定期ですが、どんどん投稿していきます!!!

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