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恋愛経験ゼロの俺が、付き合うってマ?  作者: だっちゃん
始まり
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始まり

こんばんわ、だっちゃんです。新作を書いてみました。文章など、おかしな所があるかもしれないですが、ぜひ読んで見てください!よろしくお願いします!

プロローグ


俺は何処にでもいそうな高校二年生である。勉強もできるわけでもなく、スポーツもできるわけでもない。だけど...そんな俺に奇跡が起こった........

そう!彼女ができてしまった。

今まで俺に恋愛経験もなく、どうすればいいのか、困っているところである。


普通の人なら、当たり前なことなのかもしれない。俺にとっては何もかもが新鮮である。俺はこれからどうして行けばいいのだろうか??彼女を幸せにすることができるのだろうか?そんな不安でいっぱいである。


1章 始まり

「たくま〜起きなさい!入学式でしょ〜!これで起きなかったら叩き起しに行くからね」

「わかった〜起きるよ....」

俺はそう返事を返した。

今日は、桜木高校(さくらぎこうこう)の入学式である。俺は推薦でこの高校に入ることができた。面接で失敗しただけど、それが面接官に気に入られたらしい、運良く入学できたと言う感じである。

俺は中学の時から目立たなく、周りからは教室にいるな、ぐらいの感覚でしかなかっただろう。高校に入って、特に目立ちたいとも思わない。今まで通り普通に日常生活を過ごす予定である。友達も自分からは作りに行く予定はないが、もし、できるような事があればその時は仲良くする。


「早く朝ご飯食べなさい!」

「わかったって....」


母はとにかく声がでかい!ずっと聞いていると耳が痛くなる。

朝ご飯は至ってシンプルである。今日は食パンであるが、昨日は目玉焼きであった、だいたい交互に作られるようになっている。さっと食事を済ませ、俺は家を出た。


「いってきまーす!」

「いったらっしゃい !弁当持った?」

「今日は弁当いらないし、そもそも作ってないだろ?」

「あっ、確かに」


母はこういうボケが極稀にある。高校までは徒歩15分程度である。特に高校決めるのにこだわりがなかったため、近場にした。家を出て直線を進んで、川を渡ったら直ぐに学校である。こんな楽な通学路他にないだろう。

「さくらだ〜きれい〜」

「きれいだね〜」


上級生だろうか?川沿いに咲いてる桜の木を眺めていた。確かに綺麗だった。綺麗な桃色である。体が暖かくなる、春にはやっぱり桜は必要だな!

その川を渡れば直ぐに学校である。

門には

桜木高校(さくらぎこうこう)入学式」

と大きく文字で記されていた。

とうとう俺も高校生か.....


「さーて俺は何組かな?」

俺はクラス表の前で自分の名前を探した......


「あれ?俺の名前がない.....」


ちょ、ちょっと待てよ?俺ちゃんと入学したよな?合格したはずだぞ?でも俺の名前がない。

A〜Gまでクラスがあるが、何処にもない、俺の名前は「青木拓真(あおきたくま)」だから、上の方にあるはずなんだけどな?


その後探してもなかったので、俺は職員室に向かった。



「申し訳ないです。確かに青木拓真君は合格してます。」

「はぁ......良かった....焦りましたよ。」

「稀にあるんですよね、印刷ミスが....で、拓真君は.....Gクラスですね!よろしくお願いします!」

「よろしくお願いします!って担任の先生ですか?」


そんな奇跡あるのか?


「そうです!担任です!1年間よろしくお願いします!」

「お願いします!」


何故か、印刷ミスしてラッキーって思ってしまう自分がいた。こんな美人な先生と先に会うことができるなんて....それにしても優しそうな先生だな?1年間楽しみだな。


トラブルが解決したあと、俺はGクラスの教室に向かった。1年生の教室は、3階にあり、Gクラスは1番隅の教室である。

教室に入ると、流石に生徒が沢山いた、とにかく俺は目立ちたくないので、直ぐに自席に座った。周りを見渡すと、仲良く喋ってる人などが、目に入る。おそらく、中学から一緒の子だったり、昔の知り合いなどだろう、もし初対面でもう話せてる人がいるなら、そいつはコミュニケーション能力がとても高いのだろう。


周りを見渡して、気になった事があった。もう先生が来る時間なのに、隣の席に人がいない。初日から休みなのかな?俺が隣だから来ないって事では無いよな?


「はーい静かにしてください!」


周りの男子が先生を見て騒いでいる。俺はさっき職員室で会っているから、上の立場にいる感じがした。後に突き落とされるんだろうけど......

年上の人っていいよな〜

将来結婚するなら年上の人がいいと思っている。もちろん、女性。甘えたい気持ちがあるのかもしれない。まぁ俺に....結婚なんて一生縁のない話だろうけど....


それから自己紹介をし、入学式を体育館で行い、教室に戻って、ホームルームをして、今日は解散となった、隣の子は結局今日は来なかった。一応女の子らしい。ちょっと気になるが、今はめんどくさいので調べたりはしない、学校に来たら調べようかな?


教室を出た時、先生がいた、


「さようなら〜!!」


俺はそう挨拶をして、帰ろうとした時先生が俺を呼び止めた。


「拓真君!ちょっといい??」

「なんですか?」

入学早々俺に用事があるのか?いくら朝色々とあったからって.....


「今日隣の子いなかったでしょう?」

「はい、来てませんでした!」


それがどうしたんだろう?


「家が拓真君の家の直ぐ近くらしくて....今日配った資料とかを届けて貰えないかなと思って....?いいかな?」


「僕で大丈夫なら、全然行きますよ!」

「ありがとう!!!お願いね!あとこれ住所!」

先生は俺に住所の書かれた紙切れを俺に渡した。


俺は学校を出てその子の家に向かった、この住所からして俺の家の周辺と言う事がわかった、名前は.......「朝永由美(あさながゆみ)


俺はその名前を見た瞬間いい名前だと思った。理由は自分でもわからない。


自分の家の周りを探してると直ぐに朝永と言う文字が見つかった。俺はインタホーンを鳴らした。少し待っているとドアが開く音が聞こえた。


「どちら様ですか?」

「あーn....クラ.....クラスメイトの鈴木です。今日の入学式の資料などを持ってきました。」

「あっ、ありがとうございます。私は、朝永由美(あさながゆみ)と言います。よろしくお願いします!」

「こちらこそよろしくお願いします!」


その子は、とても大人しそうな子であった。この子が隣の席の子なのか...何故か俺はドキドキしていた。なんでだろう?


「じゃ、じゃあ!」

俺はその子の家を後にした。

俺は家に帰ると直ぐに自室に行き、ベッドに横になった。俺は数分後眠りについてしまった。




「いい名前だね!!!」



「はっ!!!」

俺は目を覚ました。時計は午前二時を指していた。


「寝すぎた........このまま寝るか......」


この作品を読んで頂きありがとうございます!もし気になってくれた方がいたら幸いです。面白いと思ってくれた方がもしいたら、評価してくださると幸いです。次回「いきなりの告白」です!よろしくお願いします!

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