第三話 一週間戦役終結
前に設定紹介をするといたな あれは、嘘だァ
ごめんなさいまだ設定が煮詰まっていないんです。区切り悪いですしゆるしてー
アカネイウス暦895年 冬 コリント王国 王都 王宮
「こ、国王陛下大変でございます。わが軍がアラン平原で、敵と会敵騎士団は壊滅わが軍の敗北でございます!!」
コリント王国の王宮にアラン平原で敗れたコリント王国軍の兵士が帰還し、事態は国王の知るところとなった。
「な、なんと我が騎士団が蛮族どもに敗北だと!?それは、まことか?」
国王は信じられない様子で、使者へと尋ねる。
「逃げ帰ったわが軍の兵士によりますとヴェルンハルト伯爵以下爵位のある有力な貴族騎士は、ことごとく討死したそうで」
使者は、そう告げた。
「敵は、いかがしたのだ今どこにいるのだ」
と王はうろたえた様子で言う
「もう、王都の郊外まで迫っております。陛下御決断ください。」
コリント王国は、すでに防衛能力はわずかでしかないこうなっては王国が取れる選択肢は少ない、
一つは、王城に籠城し敵が去るのを待つ
一つはおとなしく降伏するかである。
籠城するのであれば、援軍の見込みがある場合や敵の補給に難がある場合有効だがコリント王国は、その見込みはないそのうえで徹底抗戦すれば、どうなるか火を見るより明らかであった
「ぐぬう いかがいたせばいいのだしかし、蛮族ごときに降伏するわけには」
王は、蛮族に降伏するくらいならば城を枕に討死ということも考えたが生まれてばかりのかわいい王女や王都の民のことを考え決断した。
「降伏致そう 城に青旗を掲げよ」
この大陸での降伏の意思を表すのは、青旗である。
「はは、承知いたしました。」
臣下は神妙な面持ちで、降伏の準備に入った。
***
その後数時間たちグルニア帝国軍は、王城へ到着王城は無血開城した。そして一週間戦役と呼ばれる両国間の戦争は、終結する。
そして、翌年アカネイウス暦896年1月グルニア帝国とコリント王国間に講和条約がキールにて結ばれた。講和条約はキールで結ばれたためキール講和条約と呼称された。
“キール講和条約”
一、コリント王国 グルニア帝国両国は戦闘を停止する。
二、コリント王国現国王チャールズ三世は、退位しその嫡子エトラ一世に王位を譲位するかつコリント王国国王はグルニア帝国帝都へ在中せねばならない
三、コリント王国内における軍事及び警察権、外交権は、グルニア帝国へと移譲される
四、コリント王国にグルニア帝国貴族院から派遣され構成されるコリント評議会を設置する。
五、コリント王国における万事の統治について国王は、四のコリント評議会に指示を仰がねばならない。
六、コリント王国領内にグルニア帝国陸軍及び海軍の駐屯また軍の通行権を認める
七、キール港、ハリス港、アテナイ港は、グルニア帝国へ割譲され三都市から半径30kmは、120年間帝国へと租借される。
八、王国は、帝国へ治外法権また関税自主権を認める。
等々
この条約は、コリント王国はグルニア帝国の傀儡になることを示していた。
しかし、コリント王国に抗うすべはあらず条約は、締結された。
帝国は、コリント王国を足掛かりにアカネイウス大陸への進出を加速させていくのであった。
そしてアカネイウス大陸の各国は、帝国へと警戒感を強めていく。
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主人公出すのまだまだかかちゃうすみません。