第0話 接触
短いですが、0話なのでゆるしてくださいい
二つの異なる大陸の文明が接触した。一方は、アカネイウス大陸と呼ばれる大陸もう一方は、グルニア大陸と呼ばれる大陸この二つの大陸の文明は、似た文化を持っていたものの互いに野蛮な異大陸の蛮族と蔑み、互いを理解しあうことは決してなかった… ただ一つグルニア大陸にあってアカネイウス大陸になかったものがあったそれは、技術力の差であった。そして、グルニア大陸を統一したグルニア帝国はその食指をアカネイウス大陸へと伸ばしていった。
アカネイウス暦895年 アカネイウス大陸南端 コリント王国 ヴェルンハルト辺境伯領
侵攻を前にグルニアは、アカネイウス大陸の南端コリント王国を偵察するため斥候をコリント王国領へと侵入させていた。不幸にもその偵察隊の一隊がヴェルンハルト伯爵率いる騎士団騎兵300騎に捕捉されていた
「伯爵!前方のグルニアの蛮族どもを目視いたしました!数は50未満斥候の模様です!」
「そうかご苦労 さあ神聖なる我が国を汚い足で踏み込んできた対価、奴らの命で払ってもらうぞ 密集体系ランスチャージ!」
伯爵が号令をかけると騎士たちは、長槍の穂先を前へと突出し揃え少しずつ馬足を速めていった。
グルニアの歩兵分隊が気づいた時には、手遅れであった。
苦しまぎれに何人かの兵が発砲し、落馬するがその程度で重装騎兵の勢いは止まらない。時速70キロで迫る人馬一体となった攻撃をただただ逃げまどうグルニア兵の眼前に迫る騎士たち
「突撃いい!!!!国王陛下万歳!!」その雄叫びと同時に戦闘、いや虐殺は始まった。
ウボアあああ グジャリ ドスッッ 助けてくれええ
長槍を胴体に受けて絶命するもの、馬蹄に踏みつぶされ粉々になるものそれらの音が合わさり戦場を彩る音楽となっていた。戦闘は、ものの数分で終わり逃げおおせたグルニア兵はわずかであった。
「ぐははははグルニアの蛮人どもとるに足らんわ! 我らがヴェルンハルト騎士団に手も足も出ん」
「そうですなあ奴ら甲冑もなしに我々をなめすぎているのですよ 伯爵が出てこられなくてもよかったのではないですかな」
「しかし、重装騎兵の騎士がたかがあの棒切れのような火を噴く槍、あれに8人もやられるとはな」
「なに戦いで損害はつきものあのような雑魚ども伯爵がお気に召すこともありますまい」
「それもそうであるか久しぶりの勝ち戦気分がいいのう ぬわっはははは」
ヴェルンハルト伯爵は、領内に侵入したグルニア軍の斥候を蹴散らし居城へと帰還していった。この時彼は、知らなかったまだグルニアの火を噴く鉄の本当の恐ろしさを
描写とか会話とか問題山積ですorz
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次回から本格的に書き始めます