113話 光の記憶5
・・・星霊。
世界・・・そして星は、魂の循環で持ち込まれるエネルギーを食料にする神のような存在だった。
3つの意志の助けをもらいながら生きている。
知恵を司る者達は、生を終えると能力を司る者達の元へ・・・
能力を司る者達は、記憶を司る者達の元へ・・・
知識を得て、世界の仕組みに触れて、自身に問う。
それが出来た者だけが、魔法を司る者達の元へ行けた。
しかし、そこにたどり着く者は少なく、魔法を持ち、世界を知る者として不適格だと光に拒否された時、魂はまた現世の世界へと送り戻される。
魂は軽い。
軽いから運べる。
遠く遠くへ行くことが出来る。
光が循環し、闇がそれを包み、無が全てを守る。
今まではそれで良かった。
ガガガッツアアッ!!!
よかった。
よかった?よかった。
よかったよかったよかったよかったよかったよかった。
ガガガガガガガガガガガガアガガガガガガガガアガアアアガッガッガッガガッガガアアア!!!!!!
ふふ。
ガガガガガガッ!!!
ああ?
それなに?
おいしいの?
なんでここにいるのさ。
ああ、忙しい忙しい。
最近見ないな。
そうだ、友達を作ろうよ。
いいんじゃない?
あはは!
ガガッ!!
友達?
Friend?
친구?
друг?
draugas?
友?
amicum?
സ്നേഹിതാ?
เพื่อน?
prijatelj?
amico?
ガガガガ!!!
ははん?
分かったかも。
俺があんたであんたは死体。
ぐうえぇ・・・キモッ。
腸がピンクでおいしそう。
ステーキ?
いいや、本で見た通りにはいかないかも?
どうする?
どう隠す?
不安?
悲しい?
私が慰めてあげる。
あんたはあんた。
私は私。
そうじゃないと、みんな混ざっちゃうからね。
それはいけない。
だってさ、世界がメチャクチャになっちゃうじゃん。
その方が幸せだってことは分かるよ?
けどね、私・・・本当に人間を救ってくれる神様はいると思ってるんだ。
ふわふわクマさんどこでしゅか〜
一緒に探しましょうね〜
ハレルヤ。
ハレルヤ。
ハレルヤ。
ハレルヤ。
よかったね。
今、幸せ?
私は最悪。
ボタン。
そう、そこに糸を通すの。
いいわよ、うまいじゃないの。
もし、私が死んだら火葬にしてね?
お願いよ。
頭が吹き飛んだように気持ちいいはず。
だってこんな薬を使えばそうなるだろ?
俺は絶対に嫌だけどな。
女の股は最高だろ?
もっとせめてやれよ?
お前の女だろ?
うう・・・アアンッ。
ああ・・・これ、やばいよ。
南国のフルーツって甘いね。
あったかいところで育ってるせいかな?
私が死んでも大丈夫。
ずっとずっと、見守ってるから。
生まれ変わっても、何になっても。
今まで、ありがとう。
心を大切にしましょうね~
みんな仲良くしましょう。
それじゃあお歌を先生と一緒に歌いましょう。
せ~の!
うわあああああああああああああああああああああああ!!!!!!
友達なんて大っ嫌いだ!
みんな死ね!
死ね!
死んでしまえ!
もう生きていたくないんだよ。
友達にも見捨てられて・・・
ママもどっか行っちゃって・・・
どこ行っちゃったのさ・・・
ママ・・・
もう生きてけないよ。
ツライよ。
そして、魁人の記憶・・・
緊急です。
本日、日本時間の午後7時、太平洋を横断していた核保有船が強奪されました。
攻撃を行ったのは、最近のネット上を騒がせているリベンジと名乗る組織であることが確認されました。
2時間後には被験者052を中心に編成した突入部隊が鎮圧予定です。
念の為、報道陣には情報を規制させていますが・・・この後はいかがしましょう?
狂ってる。
狂ってる。
狂ってる。
狂ってる。
狂ってる。
狂ってる。
狂ってる。
狂ってる。
狂ってる。
狂ってる。
戦ってさ、どうなることでもないんじゃないの?
このままやっぱり人間は滅ぶしかないでしょ。
酷いよな。
俺達をこんなにしてさ。
それで奴ら逃げるんだもの。
もう少し普通に生きてみたかったな。
この世には不幸な人間がいて、幸せな人間がいる。
不平等なぐらい格差が広がってる。
何で神様はこんな世界を作ったのか・・・俺には理解が出来ねえよ。
もう・・・疲れた。
ごめんね。
先に行くね。
・・・大丈夫だ。
全部終わらせてやるよ。
こんな世界、なかった方がいい。
そう思うだろ?
ガガガガガガガガガガガガアガガガガガガガガアガアアアガッガッガッガガッガガアアア!!!!!!
グルグル回る。
意識が・・・記憶が混線している。
何だ・・・これ?
イメージが流れ込む。
これって・・・
俺の体と一体化した光が突如俺を離す。
そのまま俺は、どこかへ投げ飛ばされた。




