決死のバトルの幕開け
「さてと…【高密度結晶化】っ‼︎」
俺は、両腕を結晶にする。
「うらぁっ‼︎」
俺は、両腕で殴りまくる。
ちくしょ、この野郎。死にやがれ…
「この野郎」
俺は、一人でひたすらに大海蛇を、滅多打ちにする。流石に頭の上で暴れている俺を気にし出した大海蛇が頭を振るが俺もその時はしがみついてなんとか張り付く。
「おい!無茶するなおりてこいっ‼︎」
下から、影の声が聞こえてくる。
「ホノイーっ‼︎おりて来てーっ‼︎」
すぎさんも、叫んでいる。
ま、おりたくてもおりれないんだけどな。
そう、俺は大海蛇の頭の上にいる。
そこから、降りる為には飛び降りるしかないのだが、そうすると俺は海にダイブすることになる。そうなると、いろいろマズイ…
こいつを倒してから船に帰る方法を考えるしか無いな…
「ギャァァァァァァァア」
「くっ!」
近くで大海蛇の、叫び声を聞いて俺は耳をつんざかれる。畜生なんだってんだよ…?
「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
大海蛇が頭をしたにして急降下する。
そう…
海にめがけて。
ダブン…
音を立てて俺は海に潜る。
それと、同時に酸素ゲージと言うものが俺の視界に薄く表示される。
なるほどな…
これが尽きたら窒息死か。
酸素が尽きる前に倒さないと、俺の負けか…
俺は、何度も何度もパンチを食らわせるも対したダメージを与えられていない。
そして、大海蛇がひたすらに深く深く潜って行く。
酸素ゲージの減りも少しずつ怪しくなって来た。そして、さらに…
---体が苦しい…まさか…水圧⁈---
俺は心の中でそう呟く。
畜生、どうする?
ここで、この水圧に耐える方法は…




