閑話〜気に食わないあいつの為に…〜
今回も、久しぶりの二人組が登場します。
では、今後ともよろしくお願いします。
俺がボスゲートに辿り着くとそこには二人の少女が先客としていた。何処かで見たことがある顔なんだけど…誰だっけ。
「あれ、お前【鋼鉄の絆】の奴だよな?」
なんだか全体的に幼さを残す少女が話しかけてきた。
「それがそうだけど、どうかした?」
「何故貴方が今更こんなところにいるの?」
大人びた美人な子が口にする…
こいつら、俺を知ってる。
「悪りぃ、お前ら誰だ?」
「お前らの仇敵にして恩人である私たちを忘れたの⁇」
幼さを残す少女が少し取り乱した感じで怒鳴ってきた。
仇敵?恩人?
誰だ、こいつら…本当にわかんねぇ。
「予選大会Bブロック」
大人びた美人な子が口にした。
予選大会?
こいつらもしかして………
「あん時のやつか⁉︎」
確か、名前を幼い方が『麒麟』
大人びた方が『ゼロ』だったけ…
「お前らなにしてんの?」
「う、うるさいっ‼︎
まだ、【屍喰らい】を倒してないなんてこと無いんだからね‼︎」
顔を真っ赤にして麒麟がカミングアウトした
分かりやすいやつだ…
こいつ、本当に参謀なのか?
まるでどっかのあいつみたいだ。
「なぁ、もしよかったらさ俺らと一緒にパーティ組んでぶったおせねぇか?
ただし条件付きだけどな…」
これで乗るか?
乗ってくれたらあいつらの戦力がプラスになるのは嬉しいからな。
「条件によるが」
ゼロが答える。
よし、第一段階クリアだ。
「レアドロップを俺にくれ」
………だめか?
そう思った時、ゼロが
「わかった、やろう」
マジかー、俺、運良いなー本当にマジ最高。
「商談成立だな」
そんな心の飛び上がるような感情を隠して冷静に対処する。
「んじゃ、行くとするか」
俺たちはボスゲートをくぐる。
「グォォォォォォン」
あいつの雄叫びが耳に入る。
さてと、二度目の戦闘。俺の武器の特殊能力はほとんどこいつには通用しないだろうな。
となりゃ、技術でカバーするしかない…
あとは、こいつらに期待だな。
「行くぜっぇぇ‼︎」
俺は屍喰らいに向けて駆け出した。
読んでいただきありがとうございました。
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