閑話〜あの人への恩返し〜
今回は閑話です。
過去のキャラクターも少しずつ出す予定です
今後ともよろしくお願いします。
困ったな…
あいつにあんな嘘ついてまで武器の生成を頼まなけりゃよかった。
俺のプレイヤーネームは影。
そのなのとおり闇に紛れてモンスターを殺す
そのために必要な武器を作って欲しかったのだが…あいつに感づかれた。
はぁ…にしても屍喰らいのレアドロップか…
一人でソロ狩りは不可能だよな。
誰か手伝ってくれる人はいないかな。
俺はそう思い要求にして、他の人に手伝ってもらうとするかな…
都市リナスについた俺は、いざ発注しようとするも確実に無視されるような気がしていた
いや、むしろ無視されるだろう。
前になんだか、金ピカのゴツい武器とゴツい盾を装備している二人に持ちかけてみるか…
「すみませーん」
「はい?」
「はい?」
少年二人組が振り向く
「かくかくしかじか………」
俺は状況を説明する。
さて、断られる準備は出来てる。早く断ってくれ。
「その人もしかしてホノイさんですか?」
一人が目を輝かせて聞いてくる。
「そうだけど?」
なんだこいつらなんで目を輝かせている?
「喜んでやらせてもらいます‼︎」
は?
まじかよこいつら、バカなんじゃないの?
しかも、レアドロップがでても俺に受け渡す約束付きのこの要求を飲むなんて…
ま、今はそれを気にしても意味ないからな、
行くとしますか。
「ホノイさんは、僕たちの恩人なんです」
道中俺たちは互いの自己紹介をした。
一人は西田光輝と言うらしく、
プレイヤーネームは『ニッシー』
もう一人は東野太一と言い、
プレイヤーネームは『アズマ』
なんか、簡単に現実の名前明かされて拍子抜けしたけどホノイの連合の一員ってだけで信頼度はMAXらしい。
あいつ、こいつらになにしたんだよ…
まぁ、そのおかげで俺は任務遂行出来そうだけどな。
まってろよ、ホノイの野郎。
ボスゲートまであと少し、
あれ?あそこに誰かいるな…
読んでいただきありがとうございました。




