表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は生産職で有ることに誇りを持つ!!  作者: 嘘つきの野暮
第四章〜恋の予感?熱いのはどっち?〜
63/119

ボスのAIレベルが高くなって来た…

読んでいたのだきありがとうございます。

再び溶岩の中に戻った鮫は、俺たちに攻撃するためにしたから溶岩を食い破りながら俺たちに突っ込む攻撃を繰り返して来る。

溶岩の岩はこいつの攻撃でボコボコ穴を開けられて足場として使いづらくなっていく。

一定期間ごとに足場は少しずつ回復していくみたいだけど、それに頼るのは心許ない。

それに、俺たちはいつまで立っても攻撃出来ない。

なら…

「管領、アリー、鮫が出て来た瞬間に鮫に一撃ぶちこめ」


「それを何十回…下手すら、何百回と繰り返して倒すのか?」

管領が皮肉っぽく聞いてくる。


「やるしかないだろ?この状況的にさぁ」


「分かったわ、やってみる」

アリーの前向きな返答に感謝しつつ俺たちは一箇所に固まり、狙いをつけやすくする。

さて、出て来たところにぶち込めばどうなるかな。岩にヒビが入り砕けていく。

「今だっ!」

岩をぶち破り出て来る瞬間に、管領の散弾銃ショットガンとアリーの長弓が発射される。

すると予期していなかった現象が起こった。

出て来る勢いを攻撃によって殺された事で、

中途半端に半身だけを岩から突き出した状態で挟まったので有る。


「今しかないですねっ‼︎」

ベルがここぞとばかりにハンマーを振りかぶる。海やハナも攻撃を始める。

予期していなかった千載一遇のチャンス物しないわけには行かない。

「【喧嘩ストレート】」

俺たちはここぞとばかりに鮫をフルボッコにしたが、やはり第3フィールドのボスとだけあってなかなか手強い。それに、体が硬くてHPが減って行かない。地道にこれを繰り返すしかなさそうだ。





2度目のチャンス。俺たちは、それぞれもっていたアーツを用いて一斉に叩くもHPの減りは思った通りにならない…

なぜだ…






俺たちが、同じ作業を3度繰り返したところで敵の雰囲気が変わった。今までの敵のボスにはこんな感覚を感じることはなかったのだが、奴は明らかに雰囲気を変えて来た。

いや、雰囲気だけではない、攻撃パターンと体の質を変えて来たのだ。



今まで、あの鮫は岩を突き破ってからの突進しか、攻撃パターンがなかったのだが、溶岩の海から直接這い上がって来て、襲いかかって来たり地上での突進に旋回を使うようになったのだ。それが、できるようになった要因は体の変化。今まであいつをどれだけ攻撃してもHPが思うように減らなかったのは、全身を固まった溶岩によってコーティングしていたのだ。要するに、岩の鎧をまとってたってわけだ。その鎧のなくなった姿は少し小さくなった気がするが誤差の範囲で収まっているだろう。



しかも、ボスのAIはよほど優秀なのか、モグラ叩きのモグラのように所々に穴のある岩からも飛び出してくる。

そして、鮫は奥の手とも呼ぶべき攻撃を繰り出して来た。鮫の背びれの部分に溶岩を纏わせて、足場の岩を切り裂いていくのだ。

おいおい、この技は反則だろ。足場なくされちゃあ勝てないぞ?

ん?まてよ?もし、俺たちがフィールドの一部に干渉できるならこの手が使えるかもしれない。


「すぎさん!水球ウォーターボール使える?」


「はあ…」

すぎさんは戸惑いながらも答えてくれた。

使えるなら…


水球ウォーターボールを、溶岩に向けて撃ってくれっ!!」


俺の指示通りにすぎさんが溶岩に撃ち込んだ


蒸気が上がり水が蒸発していく…

そして、蒸気のしたには固まった溶岩が現れた。さすがゲーム仕様だな。これだけの量の水で溶岩を土にできるなら足場を気にせずに戦えるぞ。


読んでいたのだきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ