恵まれない人たちには恵みを…
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翌日、俺は学校に通う電車がたまたま早く起きたことによっていつもより一本早いのに乗れたのだが…
見てはいけないものを見てしまった気がした
三好と龍造寺が二人でしかも、なかなかな雰囲気を醸し出しながら登校していた。
ちょっと、前までは俺もあんな春が来ることを期待していたけど、その希望は打ち砕かれたところだし。
熱いところ見せて俺の傷口を抉らないでくれよ…
これで、あの後二人がどんなことを話し合ったのかだいたいは想像ついたけどさ…
俺だけまた置いてけぼりなんだよ…
ふん。
いいもん。
俺だって、俺だって…
その日の俺は学校で沈んでいた。
俺は学校から帰ると現実逃避するかのごとくゲームにログインする。
まだ、5時だからな中は真っ暗だろうな。
新着メッセージが一見届いてる。
ん?運営から?
『第二次販売の販売日が決定しました付きましては、先日のイベントの商品と賞金また、プロモーションビデオに使用させていただく予定のものをお送りいたします。』
中には、賞金とアイテムが同封されていた。
アイテムは、【金の指輪】【黄金の塊】
【砂金】【金の耳飾り】
なんだか、金ピカの物がたくさん入ってた。
俺は一人で都市リナスへ行き適当な要求がないか探す。
「お久しぶりですね」
横から突然声がかかった。
この口調と声はあいつしかいない。
「ハ・デスか?」
「はい」
どうでもいい話をしていたが最後にこんな事を言って行った。
「そう言えば、運営からの商品どうでしたか?私のところには銅でできたアイテムやどうそのものでしたよ?貴方方は何をもらったのでしょうね…
次のイベントは私たちが優勝しますから首を洗って待っていてくださいね?」
次からは、あいつらと同盟組むのも難しいかな?多分使われたことを理解しているんだろう。
俺たちが金で悪魔の断末魔が銅ってことは、多分霊騎士の人たちか、大蛇の人たちのどちらかは銀でもう片方が銅かな?
よくわかんないけど。
気を取り直して要求を探す。
これなんかどうだろう?
『武器精錬求む』
賞金2500G
依頼内容武器の補修
及び、改造。
さてと、行ってみるとするか…
「お願いしますっ‼︎」
そこにいたのは、これで本当に始まりの草原のボス倒したの?と、いいたくなる装備とレベルの少年二人組だった。
なんでも二人は、一人のプレイヤーの助けを借りてボスを倒したのらしいのだがその人の横暴によりほぼ全てのドロップアイテムとGを根こそぎもって行かれたらしい。
それに加えてそのボス戦で消耗し切った二人は八方塞がりだったらしくこの賞金の2500Gは二人の持ち金全てらしい。
おいおい…
こんな二人を助けないで俺は男って言えるのか?男なら黙って助けるよな?
俺は二人の武器を手に取る。
初心者用の武器だなこれは。
二人に武器の名を聞くと、【木製の大盾】と【錆びた鉄の斧槍】という武器らしい。
大盾の方は何と無く分かる。でも、斧槍の方は完全なる所見だ。てか、これ完全な粗悪品だよな…
これの、修理か…
まぁ、縦の方は大丈夫だけど素材から錆びている斧槍の方はちょっとな…
やってみるとするか。
ちょっと試したいことも有るしな。
俺は、【木製の大盾】を手にして武具生成職人のアーツ、【品質上限無視】と
【改造技術】試して見るのだ。
これは、初めて扱う物だな。
ていうか、今まで失敗するのが怖くて基本生成には、アーツを使ってなかったしな。
そして、【品質上限無視】を発動する
この【木製の大盾】は品質の上限が3/10になっていた。俺が磨き上げ叩き上げた結果6/10にまで上昇した。
そして、後から発動した【改造技術】は大盾もとある武器に何かの素材を付け加えたりする技術のことらしい。
なので、俺はこの大盾に渡すことのなかったこのあいだのルビーを中心に埋め込みさらに淵の部分には溶かした鉄をペースとしていく
これで、斬撃のような攻撃にも耐えられるはずだ…
俺の思考が前のイベントによって対人想定なのは、俺自身も気づいていない。
この改造によって武器の名が【紅の木盾】
に変わる。
威力は10だ。
まぁ、防御するのが使用用途出しな。
そして、調子に乗った俺は【特殊効果付与】をも、試すことにした。
これは特定の素材を武器に埋め込むことに寄って武器にその素材の力を付与することができるものらしい。
【爆炭石】でも、埋め込んでみるとするか…
俺は、ルビーのしたの部分にに軽い気持ちで
埋め込む。
すると、着いた特殊スキルが
【小爆発】
威力25
前方に任意で小爆発を起こす。
やっちまったぜ、この武器チート性能にしちまったよ。
魔改造乙、自分。
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