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俺は生産職で有ることに誇りを持つ!!  作者: 嘘つきの野暮
第三章〜公式イベントと学校行事〜
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決勝戦2

決勝戦は長く書こうと思っています。

あと、1話か、他人視点の話を含めて2話くらいの構成になると思います。

今後ともよろしくお願いします。

「おいおい…まじかよ…」

俺たちの後ろには既に二つの連合しか残っていなかった。いや、この場合一つのチームと言った方がいいか。

『大蛇』と『霊騎士』つまり、先ほど不死鳥に向けて突っ込んで行った二つの連合。

そして、今俺たちのことを狙っている連合。


「貴方達もこんな風に同盟を組んでいるなんて思いもしなかったわ」

バロンさんが真面目な顔で言ってくる。

「早くバロンと一騎打ちがしたいから退場してほしいな、僕」

蛇腹さんが、怖い笑みを浮かべて言い放った

ちょっと待ってくれ蛇腹さんて、そんなキャラなの?ヤバいよ?


「致し方ない、もはや大乱闘をするしかなさそうだな」

ハ・デスが管領と話している。

「それしかないよな?ホノイ?」

管領が俺に促す。

「やりたくないけどこれしかないもんな」

俺も半ば諦め気味に同意する。















「行きますっ‼︎」


「行くぜぇぇっっ‼︎」


双方のギルマスの声を合図に戦闘が始まる。

向こうは基本一人一殺の先方のつもりだろうけどこっちは違う。俺の作戦通りならこれで戦力を大幅に削れるはずだ。

「管領、アリーっ‼︎【頑固鉄製連弩式大型弩砲】と【鉄製固定砲台】展開だっ‼︎」


「オーライ」

「わかってるっ‼︎」


同時に2人がアイテムボックスから固定武器を取り出す。

「行くぜーっ‼︎」

「当たってっ‼︎」


大砲が轟音を轟かせ大型弩砲は、軽快な音を立てながら次々に矢を放つ。










『ドガァァァァンッッ‼︎‼︎』

辺り一面の土と共に何人か吹っ飛ぶ。

「何が起こったの?」

バロンが声を上げる。

しかし、先ほどまで人がいたところから返事がない。今の一撃で3人やられた。

なんなの?この破壊力は…

これが、あの子の秘密兵器?

今はそんなことはどうでもいい人数において不利な戦況になってしまった自分たちの勝利のために作戦を考えるがもはや、一つしか浮かんでこのかった。それは、

『私と蛇腹で無双すること』

そうと決まれば

「蛇腹っ‼︎突っ込むよっ‼︎」

「あはははは‼︎‼︎」


笑いながら既に的に突っ込み厨二な奴を二人切り捨てた。蛇腹の武器は大剣だ。

思い剣を軽々と振り回す彼女はSTRにステータスポイントの大半を振っている。


「私も行きますか」

私の武器は双剣。対になった剣を振るい的を切り裂く。この武器には、屍喰らいの素材を使っているためバットステータス付与もできる。

さて、奴らのブレーンをやりに行きますか。











「防衛網が破られたっ⁉︎」

くそ、早すぎるぞなにやってるんだ。

俺は内心で焦る。早い早すぎるまだ、さっきの砲撃で3人吹き飛ばしただけなのに、こっちも三人既に前衛がやられた。

「くそっ!アリー、劇物だっ‼︎」


「了解っ‼︎」

アリーも焦ってるみたいだ。

奴らの中心に影お手製の体を麻痺させる薬を詰め込んだ瓶を放つ。


『バリンッ』

割れた瓶から、気化した薬が漏れ出す。

それを吸った敵が徐々に体の動きを鈍くする

そこを、アリーが頭を射撃する。

人間だから頭は当然急所だから、ダメージは大きい。







「断空っ‼︎」

そんな掛け声とともに俺の視界に空気が裂けている道が移りそれの延長線上にいたアリーを含め【頑固鉄製連弩式大型弩砲】もすぎさんも、悪魔の断末魔の連中も一撃で光になった。


「見つけたよ?

この戦闘のキーマンっっ‼︎」



そう言いながらいきなり、俺に切りかかって来やがった。

「くっ」

なんとか身をよじり剣をよける。

「うふふふ」


怖え。こいつ、普通にやりあうのですら危険な実力なのにこの性格。

豹変しすぎだ。



でも、今俺の他には管領と、ハ・デスが二人でバロンさんとやりあってる他の奴らは少し

敵に押され気味か、既にやられてる。



「やるしかない…か」

さて、勝算はないけど、やるしかないもんな


「喧嘩ストレートっっ‼︎」


俺は拳を振りかぶった。

読んでいただきありがとうございます。

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