二度目のボス戦チート性能の武器だからって油断は禁物
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今日は日曜日。
俺の目覚ましが指す時間は午前11時30分。
さて、起きるとするか…
朝ごはんを食べ11時50分そろそろだな。
俺は、自分の部屋に戻りVR機を装着し
《WCO》の世界にログインする。
今、俺たちは暗闇の中ひたすらに沼地を進んでいる。
この、近くの都市リナスは、多くのプレイヤー達が進んで来ているがこの、世界における深夜はとてもではないが戦闘などできる次元ではないからな。
こういった時間は基本ログインしない人が多い。
そういう時間ほど現実での朝ごはん、昼ごはん、夜ご飯、そして、そろそろ寝ないと、などと思う時間に設定してあるからだ。
そんな時間に、全員集合できる連合
鋼鉄の絆は、少し廃人プレイヤーに足を踏み入れているといってもいいだろう…
昨日俺に届いていた、連合への加入希望は全て却下された…
なんの協議もなく、話を上げた瞬間に全て却下された。何がそんなに気に食わないんだ?
まぁ、別にこの八人でも十分なんだけど…
俺が、洞窟に希少ボスがいることを判明させたせいで、洞窟は正規のルートではないだろうという、推論が支持されて来ていた。
そして、ある一方がそれを確定させた。
だから、俺たちは沼地をひたすらに進み続ける。
ただ、デタラメに進むとフィールド制限がかかっており一定以上進みマップの限界まで来ると、自動的に、そのフィールドの中央まで戻される。
だから、大体は正規の道には轍のようなものがあるのだ。
今回は、轍が沼地を進むものと、洞窟の中に行くものが二つあり、多くのプレイヤーは、洞窟を探索していた。
沼地を進む方も、敵が集団で出て来るポイントなどに苦しめられていた。
そんな、中にある一方が舞い込んで来たのだ
なんと、沼地のボスを突破した。
と、沼地のボスは大型の疫病狼。
つまりは、奴の上位種、親玉、ボスだろう。
そして、こいつの爪による攻撃は確定で
疫病という固有のバットステータスを受け、
一定期間毒以上のHPの減少と単純なステータスダウンに加えてかなりの大ダメージを一度に受ける。
つまり、ほとんどこの一撃を食らった時点でそのプレイヤーはしに戻り確定なのだそうだ
そんな物騒な情報の中には
この一方には沼地の道が、正しいことなども含まれていたからな。
このまま進めばたどり着けるだろう。
途中【暗殺蜘蛛】
という、闇に紛れて糸をはき、獲物を絡め取るたちの悪い大型の蜘蛛の敵モブと
【疫病狼】【斑毒蛾】と言ったこのフィールドの二代敵モブの、群れのような明らかな湧きポイントで囲まれたが、俺の武器のチート性能と俺たちの連携の前ではゴミでしかなかった。
とうとう、俺たちはボスゲートの前までたどり着いた。
今回のボスゲートは、前回とは違いゲートの中は、黒ではなく紫色になっている。
おそらくこれからのゲートの色は毎回違うんだろうな…
そんなことを思いながら、回復アイテムの確認をする。
すぎさんが、【薬品生成】という、スキルを手に入れたおかげで、市販の【回復樹の葉】
という、一枚5Gの材料があれば一枚から一個の回復薬を生成できる。
回復薬が、一個50Gで有ることを考えれば10倍のコストをカットできるからな。
いくらでも補充できる。
さてと、そろそろ入るとするか。
入った瞬間
『アォーン』という、狼の鳴き声が響く。
体躯は、普通の疫病狼の4倍はあるだろう。
その周りには取り巻きの疫病狼が、5匹。
一筋縄ではいけなさそうだ。
取り敢えず、取り巻きを掃討する方がこういう場合は楽だと考えて、俺たちは取り巻きを掃討する。
そして、このボス、判明した名前が
【屍喰らい】
そりゃ、死体ばっか食ってりゃ疫病にも、かかるわな。
そんなことを考えながら、面と向き合う。
すかさず、屍喰らいが最初の一撃の爪を振りかぶるモーションに入る。俺はアーツ、カウンターの準備に入る。
爪を振り下ろす瞬間に俺は、カウンターを発動する。
あとは、起動が現れ体が勝手に反応してよけてくれるだけ…のはずだった。
なのに、俺のカウンターが捉えたのは、別方向からの攻撃。俺の体は勝手に後ろを向き掃討したはずの疫病狼を右手で捉える。
なんでこいつがまだ、いるんだ?
辺りを視界に入れて疑問は解決される
こいつらは、ボスを倒さないと湧き続けるんだ、要するにエンドレス。
そんなことを考えていた俺の思考が凍りつく
「え?」
俺がよけたのがこいつの攻撃ってことは…
俺の頭上に爪が振り下ろされる。
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