俺の作る武器の秘める可能性は∞さ〜笑
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リアルの時間での午後二時ゲーム内での午前8時に合わせていんする。
この時間なら、当然多くの人がいる。
さっきのログインで完了した依頼をメッセージを使って、武具を送る。
そして、いよいよ今日本当にやりたかった事を行う。そう、水晶岩竜のドロップを使った武器を作る事を行う。
まず大切なのは、武器だからな。
今のおれはろくな武器を持っていない。
今回の生産でメリケンサックを作るとなると
素材そのものに穴を開ける単純作業になりそうだな。
2時間が経過した。
結果として、俺はまだ一つ分の穴しか開けられていない。使った素材は水晶岩竜の鱗の欠片のみ。
しかも一つだけ。これだけでも十分に水晶の塊と同等の大きさを誇るだろう。
それを削るくらい、簡単だろう、そう思っていた。
しかし、結果がこれだ。
ただの水晶なんかより全然硬く熱を使っても全然解けなければ、砕きようもない。
だから、俺は、地道にピックを使い穴を開けているのだ。
『ボキッ』
もうこれで、何本のピックを折ったのか分からない。
やっと、5本目にさしかかったとろこだ。
鍛治場に有ったピックを全部使い切っても足りなかった為に俺はとうとう、鉄鉱石を使って自己流のピックを作った。
こっちの方が耐久力もあり、威力も高いのか先ほどよりは効率が上がった。
『ガツン』
ようやく穴を開けるとこに成功する。
そして、ここから研磨作業と握りやすくする為のサイズ調節、さらに、的にダメージを与える為に技と外に出す部分を作る工程に入る
おそらく削るのは、俺がお手製で作ったものの方がやりやすいだろう。
自作の鑿を作る。
これで削るのだ。
『ガリガリ』と、音を立てて削れて行く
おそらく相手にぶつける部分はわざわざ研磨しなくてもその方が突き刺さったりして、傷をつけれそうだから研磨しないでおく。
そして、サイズ調節の為に削るところは慎重に削りそして、ヤスリで丁寧に表面を整える
次にやすりを使ってひたすらに全体を磨きまくる。全体的に丸みを帯びさせる為に。
完成までにかかった総時間延10時間。
できた作品が【水晶拳鍔】
威力68
水晶岩竜の素材を使った逸品
透き通るほど透明で虹色に光を反射する。
ただの水晶よりも硬く、その硬さは鉄をも容易に砕くほどだ。
特殊スキル【高密度水晶化】
任意で体の一部を高密度の水晶へと一定時間変質させることができる。
品質∞
品質∞って、なんだよ…
壊れねぇのかよ…
最強すぎるだろwww
てか、これ作っただけで、
武具生成職人のスキルレベル20まで跳ね上がったんすけど。
なんか、アーツを四つほど習得したぞ。
なになに…
【高速補修】
補修、修理にかかる時間を1/5まで短縮することができるようになる。
【品質上限無視】
品質の上限を無視して、修理、補修した武具の最大値を超えた品質をもつのにすることができる。
【材料還元】
破損した武具を解体し元の素材に返すことができるようになる。
【改造技術】
元から完成されていた武具に手を加えて改造することで性能を格段に上昇させることができる。
こんなに、スキルをおぼえるのか…
しかも、俺の武具生成職人のスキルは
【第二次スキル】と呼ばれ、これをさらにまとめるにはもう一つの【第二次スキル】が必要となりこれを統合すると【第三次スキル】
になるらしい…
まぁ、まだ先は長いけどな…
でも、とりあえず一個だけ空いたスキルに何をとるのか、それを先に決めたい。
でも今は、取り敢えず狩でこいつの性能を確かめたい。
試しに、沼地で疫病狼狩ってくるとするか。
『ドゴッ』
『ドガァ』
とりあえず、沼地の敵モブどもは雑魚モブとも化した…
ホノイが装備する武器の虹色の光と嬉々としてそれを振い疫病狼を一撃で吹き飛ばす一人の武闘家の戦果がまた、ある人物によって攻略サイトに挙げられたのは、本人の知るところではない。
疫病狼を、狩り少し実践感覚を養った後、
俺はログアウトする。
流石にこの武器を作るのに精神を使いすぎたからな。
明日は、みんなとボスゲートの探索と、突破をするんだよな。
集合時間はリアルの正午12時ゲームでは深夜の0時だ。暗闇の中での戦闘か…
忙しくなりそうだ。
そんなことを思いながら今日はログアウトした。
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