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俺は生産職で有ることに誇りを持つ!!  作者: 嘘つきの野暮
第二章〜平凡な男からプチ人気者への道のりは… 厳しい〜
22/119

始めての希少《ユニーク》ボス戦勝率は?

レベルも10に上がったこところで俺はあることに気づく…

ステータスポイント全部降ってねぇぇっ!!

俺はアホか?完全なるバカ?クズ?

こんなポイントの無駄遣いはないね…


とりあえず、レアドロップを増やすために

LUKに8ポイントそのあとに、生産に関わる

DEXに10ポイントふるとするか。

これではあんまし戦闘には関係ないけどな。



そんなことを思っていると目の前に一際大きな水晶を見つけるだいたい3m前後だろう。

水晶は、そこらじゅうにあっても採取スキルで発見できる採取ポイントでしか採取できない。これが丸ごと素材だったらな…

そんなことを考えながら水晶に触れる。

そして、無機質な機会音声が頭に響く。

『レベル条件 クリア

ソロプレイ条件 クリア

LUCK条件 クリア』










ピシッ!

「え?」

俺が触れた瞬間に水晶が砕け散り壁に空間が生まれる。




なんなんだこの部屋は奥からは、若干の光が漏れている。行ってみないわけがない。

だが、俺はこの後この選択を後悔する。












俺の目の前には、月光をうけて虹色の光を反射する水晶のドラゴンがいた…

状況からして、これは希少ユニークボス

だろう。

ここで、逃げたらどうなるんだろう。

そんなことを考えながら歩いていると、

『バキッ!!』

木の枝を踏んでしまった。

今、確実にあの竜は俺の方を向いた。

やるしかないな。






そう思った瞬間、竜の爪が宙から襲って来た

「くっ!」

瞬時に、アーツ【カウンター】を発動し、

なんとかいなし敵の体に右ストレートを叩き込む。

『ガツンッ!!』

そんな音を立てて、俺のパンチが弾かれる。

おいおい嘘だろ?



そこからは、ジリ貧の戦いが続いた。

なんてたって、俺の攻撃20発ヒットでようやくこの竜のHPを1/10削れる程度なのだ。

元々の力の差が大きすぎる。

多めに持って来た回復薬もどんどん消耗して行く。アーツ【ワンツー】を何度も繰り返す











もうとっくに6時間はこいつと戦い続けているだろう。

一体何度こいつの爪に切り裂かれそうになったり、尻尾に木っ端微塵に吹き飛ばされそうになったり、水晶の歯で噛み砕かれそうになっただろうか。

ようやく、相手のHPは、後一発というところだろう。



もう回復薬もゼロで俺のHPも50を切った。

相手の攻撃にかすっただけで80ダメージを食らうことを考えると、次が最後の工房になるだろう。






「行くぜっ!」

一人で掛け声をかけて、スキル【ダッシュ】

を、発動し一気に体に迫る。

そして、やはり振り下ろされる爪に俺は反射的に右に走るコースを変える。

そこに繰り出される尻尾に俺はすかさず、

【カウンター】を発動する。俺の動きが一瞬フェイントのような動きを見せた後、

俺はこの竜の顔の目の前にジャンプしていた

あいつも、俺が来るのを口を開いて待っていたらしい。

このまま行くと、口の中へダイブすることになる。空中で体をねじり、落下速度を早める

ちょうど奴の顎のしたに潜り込んだ。


俺にとってはストレートをでも、奴にとってはこの角度ではアッパーになるであろう一撃

【喧嘩ストレート】をぶち込む。











『ピシャァァッッ』という高い音の後

全身にヒビのはいった竜は砕け散った。






レベルが上昇するファンファーレを聞く。

そして、拳闘師と、ダッシュのスキルレベルが20に達したため上位に互換する。



【武闘術】 【高速移動】を獲得する。


そして、アイテムボックスを確認する。


水晶岩竜クリスタル・ロックドラゴンの爪の欠片】×10


水晶岩竜クリスタル・ロックドラゴンの牙の欠片】×12



水晶岩竜クリスタル・ロックドラゴンの鱗の欠片】×17


水晶岩竜クリスタル・ロックドラゴンの翼の欠片】×10


水晶岩竜クリスタル・ロックドラゴンの尾の欠片】×13


水晶岩竜クリスタル・ロックドラゴンの目の欠片】×1


さて、このまま死に戻りしずに、無事に帰還できるのだろうか…

読んでくださっている方ありがとうございます。

どんどん評価、指摘をしてください。




主人公 星野圭こと、ホノイのステータスです


HP210


STR16


DEX35


VIT14


AGI16


MND13


LUK24


一気にたまった18ポイントを振ったので大きく変動しました。



読んでいいただき、ありがとうございます。

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