大陸艦隊戦〜余興5〜
俺の【発勁】を喰らった紅蓮さんが地面に崩れ落ちそのまま光になって消えていく。
「ハァハァハァ…」
まさか、紅蓮さんがここまで強いとは思ってもみなかった。
あの【高密度結晶化】を防いでくるスキルは痛かった。まぁ、逆にあれさえ無ければもう少し楽に勝てたところだったんだろうけど…
「さてと、じゃあ第二ラウンドスタートと行こうか」
カチャ、と俺の頭に銃口が向けられた。
管領の野郎め、ハ・デスに勝ちやがったか…
疲れ切っていた俺は、官僚ともう一人が接近してきていることに気がつく頃にはもう目の前だった。
「そんな、不意打ちで勝っても嬉しくないでしょう?そもそも彼は私の獲物よ?」
この状況で一番やばい彼女…蛇腹さんだ。
一度戦ったことがあるから分かるがこの人の強さは本当にデタラメだ。
多分、この状況でやりあったらまず俺がやられるそうなるくらいなら、管領と組んで二人でこの人の相手をしないと瞬殺される。
「かんれ──
俺がそう提案しようとした時だった。
ザク
「だからぁ〜、邪魔者は消えてね?」
俺の目の前にいたはずの蛇腹さんは、俺の目の前から消えて代わりに管領の胸から一本の大剣がはえていた。
「う、嘘、だろ?」
そう言いながら光になっていく管領の後ろから蛇腹さんの姿が現れる。
「は、ハハ、絶望的だなこりゃ…」
100%自分の負けが決まっているこの余興のラストバトルが始まった。




