Ability difference and the number of people difference
森の少し開けた場所に、俺たち【鋼鉄の絆】のメンバーが全員揃う。
「よし、それじゃあ実戦で俺とホノイの二人を鍛えてくれないか?」
管領が、他の8人に聞く。
まあ、当然答えは
「オッケー」
代表して影が答える。
他のみんなは、うなずいたり軽く腕を回したりして準備を整えている。
実戦という形で皆んなと、戦うのは前回イベントでの特訓以来…
あの時に比べて、みんなもレベルアップしているだろう…無論、俺も…
「【旋刃】」海が、俺の知らないアーツを発動する。
ふるった刀に風を纏い、その風だけでも十分に気が切れそうな風を生じさせる。
「ッ⁉︎」
俺は、【高速移動】を発動してなんとか風を避けきる。
横では、管領が距離を取るために離れようとするなか、アリーさんの新しいアーツ
【破矢】を発動する。かわした矢が地面に落ちたところで地面にボコっと、穴が開く。
みんな、ちょっと成長し過ぎている。
ベルも新しいアーツを俺に発動する。
「【爆裂】」
馬鹿げた威力の大槌の振り下ろしが僕の頭の上に迫る。
「【カウンター】」
俺は、咄嗟に発動したカウンターでベルの後ろを取る。
しかしその瞬間俺の頭に強烈な衝撃がくる。
「ゴハッ!」
ぃってぇ…
今の何だ?
そう思いながら俺は後ろを振り返る。
「やっぱり、この人数ならお前相手でも十分俺らでもやりあえるか」
影が満足そうな笑みで俺を見下ろしていた。




