Teacher and disciple
本日より、『終わらない物語で最後の句点をつけるために…』というファンタジー小説を新たに投稿し始めました。
この、『俺は生産職であることに誇りを持つ!!』とは、少し違った物語を書きたいと思い書き始めました。
うまい作品ができている自信はないですが読んでいただけると光栄です。
では、今後ともよろしくお願いします!
俺たちの拠点に着いた俺と、少年は中の一室である工房にいた。
「まだ、名前を聞いてなかったね、
お兄さんの名前はホノイよろしくね?」
俺はなるべく優しい口調で話す。
「俺はアルよろしく」
ぶっきらぼうながらも手を差し出してきた。
俺はその手をがっしりと握る。
「よし、早速取り掛かろう」
どっちのスキルを教えるべきか悩んで結局、
俺は、まずは武具生成のスキルを伝承することにした。
「まず、武器を作るのに必要な物はこの炉と金槌や火ばさみ、後はまぁ、材料や原料か」
俺は手頃な鉄鉱石を手に取りそれを熱していく。
そして、熱した鉄鉱石を打つ打つ打つ。
「こうやって、打つことで飛び出る火花には不純物が入ってるから、暑いけど我慢して打つことが大事なんだ」
言いながら俺は一度鉄を水につける。
「この水につける作業も大事だから覚えといてね」
そして、俺はまた鉄を打つ。
ひたすらに打ち続ける。
「そんでもって、重要なのはイメージ。
作りたい物の形をイメージしながら大体の形に打ち固めてから少しずつ削って言って最後の形を決める」
スキルのおかげで大体イメージした通りの形に勝手になってくれるから、心配ない。
まあ、この鉄鉱石の量ならナイフ程度が妥当だろう。
【鉄のナイフ】
威力20
鉄から不純物を取り除いたただの鉄製のナイフ。ただし、不純物をかなり取り除いたためその硬さは折り紙つきである。
品質9/10
俺は、できたナイフをアルに手渡す。
「ま、このナイフは記念にあげるよ。
次は、アルが作ってみな。」
アルは見よう見まねで、鉄鉱石を打ち出す。
でも、まだ力が弱いのか火花が全く散らないし時々出てくる火花に怯えて打つスピードがすごく遅い。
苦心しながらもなんとかナイフを作り上げるが…
【鉄のナイフ】
威力10
ただの鉄のナイフ。
ただし、不純物が多く含まれており脆い。
品質3/10
色も所々黒ずんでいるところがある。
「まあ、最初はこんなもんさ」
アルは俺の作ったナイフと自分で作ったナイフを見比べて目をどんどん赤くしていく。
あ、マズイ…
「ホノイにいちゃん‼︎
もっとうまくなる方法を教えてよ〜」
涙を流しながら懇願されてしまった…
読んでいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします




