give&takeというより一方的なgive
済みません機器の不調で登校できませんでした。
また、学校が冬休みに入り部活がえらくなるため、投稿もゆっくりになります。
どうか、今後ともよろしくお願いします。
俺たちは、一際大きな家の中へと案内され、
玄関先で待たされていた。
「お父様、紹介したいお方がいるのですが」
「なんだね?」
奥から、少女の声と威厳のある声が聞こえてくる。あの、少女の父親なのだろう…
おそらくは、この町の中での権力者だ。
「猪に襲われた私を助けてくれたの、ですから、しっかりとしたお礼がしたくて…」
少女の声が聞こえる。
一瞬の間の後に、
「ふむ…猪を倒したか…………………
しかと、礼をせねばな」
奥から父親の許可の声がする。
そして、駆け足で少女が戻ってくる。
「どうぞ、おあがりになってください」
俺たちは、案内されるがままに家の奥へと足を踏み入れる。奥には、先ほどの声の主であろう眉間に深いシワを刻んだ厳格そうな男性がソファに腰掛けていた。
「そなたらが、ワシの娘を助けてくれたそうじゃな…まずは、礼を言おう。ありがとう」
そういって、深く頭を下げた。
さらに、
「そなたたちの強さはこの娘から聞いておるなんでも、猪を倒すほどの実力じゃとか…
この町の物では、5人がかりでも死傷者が出るほどでな…どうか、ワシらに手を貸してくれぬか?」
手を貸す…か、だいたい想像はつくが…
俺が頭の中で状況を整理しているうちに、一応リーダーである三好が口を開く。
「手を貸すとは?」
「我々はこの大陸を開拓しようと上陸したものの個々の怪物共に手こず、どうも領土を広げられない。しかし、お主らのように冒険を職としておるような輩であれば忌々しい化け物どもも狩ることができよう?」
先程までの厳格な声とは少し変わった、昔を懐かしむような声で問いかけてくる。
「それは、分かりました。私達以外この町には冒険を職とする、者たちはいないのでしょうか?」
三好と親父さんの会話が続く。
「近頃、そんな輩が島からやってくるやもしれぬ、と言う噂は耳にしておったがお主らが初めてじゃ。どうか、わしらに手を貸してくれんかの?」
まぁ、恐らくこの大陸への上陸第1号は俺らだからな、他の前線組の奴等が他の大陸に上陸している可能性は有るがな…
「お主らが必要なら、ここにお主らの活動の拠点となる小屋を建造しよう。じゃから、どうか手を貸してはもらえぬかの?」
「分かりました」
「え?」
俺は思わず声を上げてしまった。
三好でもなく、俺でもなく、今まで何の決定をするときも行動しなかったベルがなんと勝手に承諾してしまったからである。
「そうか、そうか、では早速手配しよう」
すこし、声色に喜びを帯びたトーンで親父さんは町のものに声をかける。
「そうじゃ、ワシらの自己紹介がまだじゃったのわしの名前はオルガそして、娘の名前がリリーナじゃ。よろしく頼む。」
俺は、特に何も言うこともできないままこの大陸でこの町の手伝いをすることが決まってしまった。
家を出ると、俺たちは全員からピロりんと言う機械音が鳴り響いた。メッセージのようだ
『新大陸上陸おめでとうございます。
ここでは、大陸ごとに上陸したプレイヤー間で協力し合い大陸を開拓し、独自の世界を文化を創造してください。また、限定スキルとして【伝承】をみなさんに配布します。
これを使うことによって、大陸の住人であるCPUにスキルを伝授することができます。
それでは、
今後ともWCOをよろしくお願いします』
メッセージを読み終えて、町を見渡すと、もう完成された新しい俺たちの拠点が有った。
そこには、勝手に看板がかけられており
【鋼鉄の絆】と彫られている。
取り敢えず中に入るとするか…
読んでいただき、ありがとうございます。
感想、評価、指摘、アドバイス等お待ちしております。




