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under 500 Ⅱ

ことわりショッカー

ショッカ一をやっている。


長年やっていて、満足している。


ショッカーの理想と現実は、うまい具合に交わっている。


ショッカーは、脇役のなかの脇役。


なのに、主役に抜擢されてしまった。


しかも、僕の単独主演。


もう、訳が分からなかった。


そんなの、おこがましすぎる。




【主演、頼んでもいい?】


[いいいい、いいいい]


【そんなこと、言わないでよ】


[いいいい、いいいい]


【ギャラはものスゴいことになるからさ】


[いいいい、いいいい]


【明日からなんだよね、お願い】


[いいいい、いいいい]


【優遇するからさ、いい?】


[いいいい、いいいい]




いいいい、そう断っても、どんどん進んでゆく。


僕らは産まれたときから、ずっと[いい]しか喋れない。


だが、うまい具合に会話になっていた。

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