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転生者の御伽噺世界(フェアリーテイル)  作者: 絵之色
第一章 最初の白紙頁
7/46

第六幕 黒鴉の魔女 アーテル・クロウ

「…………なんのことだか、わからないです」


 俺は社畜の時に上司やお得意様にへこへこと頭を下げて磨き上げてきたポーカーフェイスで対処することにした。今、驚いた表情は彼女に見せたかもしれないとは思う。

 だが、突拍子もないことを言われてとかなんとか理由付けを後にすればいいと思考を回して平静を装って、子供らしい笑顔を彼女に見せた。


「本当にぃ?」

「えっと、うん……お姉さん、どうかしたの?」


 俺は内心悶えながらも、上目遣いで女性をじっと見る。

 少ししてから、ふーん、と女性はつまらなそうにしている。

 ……このまま、引いてもらえないだろうか? なんて、淡い期待が胸に灯る。

 女性はふと口角を上げるとグイっと、俺の顔を覗き込んだ。


「っふふ。嘘だね、ソレ」


 視界に広がる彼女の両目の黒い瞳は、まるでエゴの泥が渦巻いた闇色だった。

 飲み込まれるとすら、錯覚するほどだった。

 蛇にでも睨まれた気分なんて生ぬるい。

 沼に落とされる、なんて推しができたというオタク的な感覚とも違う。

 恐怖感を抱く闇に沈んでいく、それが一番にしっかりすると感じる。


「……どう、して?」

「単純だよ、君の笑顔は大人がよくする笑顔と一緒だ。面倒な相手に対応するといった類のね」

「……お、お姉さん、怖いよ」


 声が震えてしかたない。本当に怖い。

 俺の全身が、いや本能が叫んでいる。

 この人とは、関わるなと。


「……君、今この国で働ける金も稼げないんじゃないかな?」


 女性はじっと俺の顔面を見つめてくる。

 目の前の彼女が、アーテル・クロウだって確信はない。

 だってミラさんからも若い女だったり、老婆だったりするって話を聞いた。

 ……どうなんだろう、でも彼女が言うように金を稼げていないのは本当なんだよな。


「ねえ、うちにおいでよ、私なら君を助けてあげられるから」

「……でも」

「ぶつかってきたお礼に、他のこの子供たちに怒りをぶつけてもいいんだけどなぁ? ああ、でも私が本気出したら……その子たち、死んじゃうかもね?」

「っ!! ……わかりました、でも条件を飲んでくださ――っ!?」


 その瞬間に女性は俺の腹に渾身の足技をぶつけてきた。

 俺は地面に転がって、お腹を押さえる。

 一瞬だったから、すぐに対応できなくてもろ痛みが腹に広がる。

 女性は当然のように俺を脅した。


「何言ってるのさ、君に拒否権はないよ」

「どう……してっ!?」

「私の前で、嘘をついたのは君だよねぇ? ねえ? グリム」

『主の言う通り! 主の言う通り!!』


 女性の後ろから、飛んできたカラスは女性に同調した。

 苛つくより、驚きの方が俺の中では勝っていた。


「カラスが、しゃべった……!?」

「とにかくおいで? でないと、君の知り合いたちが皆殺しにされたくなければ……ね?」

「……っ、貴方は何者なんだ!?」

「あはは、知らないのぉ? ああ、自己紹介はまだしてなかったねぇ」


 くすくすと、笑う女性は帽子の鍔を上げて、言い放った。


「――――私は黒鴉(くろがらす)の魔女、アーテル・クロウ。この世界に呪いを振りまいた、呪いの魔女だよ」

「……アーテル・クロウ?」


 ミラさんが言っていた、あの魔女の……?

 カラスを使い魔として連れているとか、若い女の見た目でも黒髪黒目なのは、なんとなく魔女っぽさはある。後は……、


「そうだよ、それが私の名前。よく覚えておくことだね、少年?」


 プルンと、アーテルの豊満な胸が揺れる……おっぱいがでかい。


「……っ」


 少年は顔を赤らめる。

 って、男の本能的にそっちを見てどうするんだ。

 俺は転生したとはいえ、先輩のこと忘れられてないのに。

 でも、ここには先輩はいないし、ましてや彼女は親友の女になったんだ。

 アーテルの、彼女の胸を見ることはダメなことじゃない? ……でも、なぁ。


「……ん? どうしたの? 少年」

「あ、っと……いえ、その」


 寛樹は心の中で目の前の女性の容姿をじっと見る。

 整った目鼻立ちはもちろんのこと、小さくとがった耳。

 流れる暗めなブルーグレイの煌めきがある黒の長髪。

 ローブの上からでもわかる、胸元を大胆に晒した魔女風ドレスを身に纏っている。

 魔女風のドレスの胸元が扇情的なデザインなせいもあってか、ずっと見ていたら変な気分になりそうだ。

 いいや、俺はまだ先輩を忘れられない。だから、こんな卑猥な格好をした彼女に興奮を覚えてはいけないんだ。心頭滅却、心頭滅却……!!

 俺は女性から目を逸らすと、彼女はくすりと、からかった笑みを浮かべて俺の顎を指で杭っと上げた。


「……私の胸見てたでしょ? 世界の恐ろしい魔女の胸見て興奮するとか、酔狂だねぇ」

「ち、ちが……いません、けど」

「素直でよろしい、そういう子は嫌いじゃないよぉ」


 けたけたと笑う彼女は俺から離れる。

 魔女、アーテル・クロウ……そんな人が、どうして目の前にいるんだ。

 もしかして、装ってるだけの全くの別人……?


「君、失礼なこと考えてるでしょ」

「……なんのことでしょう」

「今言葉をきちんと選ばないと、君の知り合いを殺してもいいっていったはずだけど?」

「…………俺はどうしろと?」

「いい子いい子! 今から君には私の屋敷に来てもらうよ、拒否権はないからねぇ」


 ぱちぱちと一人で拍手した後、脅すような目で笑って来る魔女に俺は恐怖心がじわりじわりと胸に広がっていく。この人は、下手に機嫌を損ねたらいけないタイプの人だ。

 俺の本能が全力で叫んでいる。


「それじゃ、行こうか。少年?」


 魔女はそう告げるとそこには黒い闇が現れる。

 ブラックホールみたいに真っ黒な渦が揺らめているのを見て、俺はおそらく魔法なのだとすぐ理解できた。


「はーやーくぅ! 私、せっかちな方なんだから、はやくしないと殺すぞぉ?」

「わ、わかりました」

「うん、いい子は好きだよぉ。可愛げがあるからねぇ……先に入ること、わかってるね?」

「……はい」


 俺は覚悟して、足を一歩渦の方へと踏み出した。

 中を潜ると、俺は妙な感覚に襲われるのと同時に、瞬時に俺の目の前には大きな屋敷が立っていた。


「いらっしゃい、我がクロウ邸へ」


 クロウ邸と呼んだ魔女の家は、埃やチリ塗れで蜘蛛の糸がたくさんある廃墟にも等しい屋敷だった。

 俺の想像する魔女はお菓子で出来た家とか、そういうメルヘンチックなことは考えていなかったけど、これはひどい……ゴミ屋敷どころか、廃墟じゃないか。

 窓ガラスが割れていたり冬とかどう過ごしているんだこの人と、じとっとした目で俺は魔女を見る。


「ん? なんだい? 魔女の家としてはふさわしい家だと自負しているよ」

「そうですか……」


 鼠が床を走っているとか、想像できるか? 

 蟻とか虫も歩いている家なんて、誰が住めるんだよと言いたくなったが……下手にこの人に行ってしまったら後で大変な目に遭いそうだと思うから下手なことは言えない。

 俺は黙って、一旦彼女に従うことにした。


「ほら、一杯飲もうぜぇ? 坊や」


 魔女が出したのは、紅茶だった。

 高級そうなデザインのカップに驚きもありながら、埃や汚れがないのを見て、少しホッとする。

 彼女が出した疑いながらも紅茶を一口飲んだ。

 ……紅茶は、普通の喫茶店よりも美味い。


「美味しい?」

「……はい、毒とか盛ってませんよね」

「媚薬とか盛るほどお前に雄としての興奮は抱いてないよ。私、生意気そうな子を壊す方が好きだし」

「今後の参考にさせてもらいます」


 テーブルに肱を着きながら彼女は怪しく笑う。

 俺は紅茶を飲みながら、思考を巡らせる。

 今の流れ的に、上手く綱渡りで来ているということなのだろう。

 ミラさんが言っていた恐ろしい魔女の雰囲気は明らかに彼女の言動からも読み取れる。 

 ここでたった一言の選択肢を間違えれば、俺はおそらく死ぬ。

 慎重に言葉を選べよ、俺。


「可愛げがないなぁ……坊やは、アタシの従者になる気はある?」

「……俺は、貴方の従者にはなりません」

「それはどうして?」


 魔女は俺の顎に人差し指でくいっと上げる。

 指の腹で、俺を弄んでる感がひしひしと感じる触れ方に少しながら恐怖心を抱きながら。

 少し彼女の機嫌を損ねたのは感じていたから、ここは思い切って彼女に提案した。


「…………俺に、機会を与えてください」

「与えてあげる理由、何かある? 私が上の立場だってわかってるよねぇ」


 ぐるぐると闇が広がった瞳が、俺の心も心臓も握りつぶそうとして来る目に耐える。

 彼女に下手なことを言って抵抗すれば、簡単に殺されるだろう。

 でも、こういう相手は利益があるとあったら、生かしてはくれるはずだ。


「俺を生かすなら、別世界の技術や知識などもお教えします」

「……技術、知識、ねぇ……例えば?」

「……料理とかなら、バロットとか、どうでしょう?」

「バロットって何?」


 魔女は不思議そうに俺の頬に手を触れる。

 ……海外っぽいのに、そういう料理は出回っていないのか?

 彼女はバロットの料理名を知らないだけで、実は知っている可能性も……?

 いや、そんなことばかり考えたってしかたないだろ! 俺!!

 とにかく、今は試してみよう。

 

「孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵です……残酷な食べ方でしょう?」


 何を言ってんだ俺。魔女のイメージが残酷な性格が多い、とは勝手な偏見だけど。

 俺は童話の魔女がどれだけ残酷だったりするのか、童話の中程度しか知らない。

 けど、彼女と少しの時間のやり取りでそういう物が好きな可能性に賭けてみる。


「ふ、ふふっ、いいねぇ? じゃあ君が一回その料理を私に食べさせてよ、そうしたら考えてあげる」


 アーテルは俺の顎から手を離すと、蠱惑的に微笑む。


「約束、守ってくださいよ」

「君の腕次第かな?」


 ふふん、と楽しそうに彼女は椅子に座った。

 ……よし、やってやるぞ! 俺!!

 魔女は紅茶を嗜みながら、俺はバロットを作っていた。

 転生前の知識では、バロットの味は濃厚なチキンスープみたいなものだとは知っている。

 けど、魔女は色々な卵を魔法で用意されて、料理方法は全部俺に投げられた。

 ……俺もあんまりよくは知らないんだよなぁ。

 日本でそんな料理作れるわけないし。

 ちらっと魔女を見ると、魔女は紅茶のソーサーにカップを置いた。


「……どうかしたのぉ? 坊や」

「い、いえ、なんでもないです」

「用意してあげたんだから、ちゃんと作ってよぉ?」

「は、はい!!」


 ……笑顔の圧が、重い。

 お腹の胃がキュ、っとしたのを感じる。

 とにかく作らないと、殺されるのだけは絶対嫌だ!!

 確か、ただ玉子を茹でればいいだけだったはずだ。

 問題は、茹で時間がどれくらいなのか、ということだ。

 ……ええぃ!! なるようになれ!!

 少年は、自分の料理知識を基にバロットを作るのに取り掛かった。



 ◇ ◇ ◇



「……中々、濃厚だねぇ」

「どう、でしょうか?」


 魔女はスプーンを器用に使ってバロットを食していた。

 通な食べ方は最初に汁から吸う、という話を思い出したのでそれは彼女に伝えてある。

 ……でも、見た感じはグロい。

 綺麗な女性が、グロ画像処理された物を食べている光景に近い状況に寛樹はちょっとした恐怖感に包まれた。いや、確実の恐怖感に身体を支配されてはいる。

 彼女が満足する料理だと個人的に感じてはいたけれど……どうだ?


「うん、合格だよ。坊や」

「そ、それって……?」

「私を満足させてくれたからぁ、殺さないであげる」


 寛樹は心の中で、全力でガッツポーズした。

 下手に彼女の前でやれば、機嫌を損ねることも考えてできるはずもないけれど。


「……じゃあ、俺は自分の家に戻りますね」

「君、私の弟子にならない?」


 寛樹は、唐突の魔女の言葉に固まった。


「――え? 弟子?」

「そう、弟子」

「弟子……って、どういう意味ですか?」


 まず、俺は魔女に質問をした。

 条件はクリアした、だったらもう家に帰れるって意味じゃないのか?

 わからない、現実で、地球にいた時に本物の魔女と出会ったことのない俺には理解できるはずもない。


「単純単純、アタシのかわいいかわいい魔法を受け継ぐ、弟子になってほしいのぉ……ダメなんて言わせねえよ?」


 魔女は、にんまりとチェシャ猫のような笑みを浮かべる。

 自分の心は読ませない謎めいた、からかっているような笑い方に寛樹は怯える。

 もし、このままこの人の弟子になったら、どうなるんだ……?

 俺、もしかしてかなり危険なところまで来てる気がしてきた。


「……断ったら?」

「あっはっはっは! 断る? 断れる人権握ってるとでも思ってるのぉ? 捨て子の君がぁ? 笑わせてくれるなよぉ」

「……っ」


 魔女は椅子にもたれながら足を組み、俺を目で脅す。


「捨て子の君に、しかも私と同じ黒髪の君が……この世界で愛されるはずないんだよ。絶対になぁ? 君は敢え無く孤独死!! 来世でこの姿じゃないモノになれていればいいなぁ、って死ぬしかないんだよ」

「……わからない、じゃないですか」


 ぽつり、と俺は彼女に向けて言葉を漏らす。

 咄嗟に出てきてしまった言葉に俺は焦った。


「はぁ? 何言ってるの」

「そ、それは……」

「……いいよ、一旦聞いてあげる。ただし、つまらないこと言ったらこの場で殺すからな」

「……っ、わかりました」


 魔女は俺の顎から手を離すと、俺は咽ながら呼吸を整える。

 気性が荒い彼女は足を組みながら俺のことをじっと見る。

 ……生きるためにも、この場を乗り切らないと。


「……俺が、他の人たちに評価されるような人間になれば、俺のような黒い髪や瞳を持つ存在は差別されるなんてなくなるんじゃないですか?」

「だから?」

「……だから、って、その……自分の見た目はまだ子供ですし、学校や、色々な施設などで活躍できれば僕や貴方への偏見は消えるってことを言いたいんです」

「……で? だったら何してほしいわけ?」

「そ、それは……」

「金なら自分で集めな? 窃盗、殺人、強姦……とかもあるんだしさぁ? そんなめんどくさいこと、どうしてアタシがお前にしてやらなきゃいけないの」


 彼女の目がまたどろどろとした恐ろしい物に変わった。


 ――――――飲まれる!!


 ぎゅっと、寛樹は唇を血が出るほど強く噛んだ。

 落ち着け、ここで飲まれたって、俺は生き残れないかもしれないんだぞ?

 それなら、それなら、俺がどうすればいいかなんて……どうすればいいかなんて。

 寛樹は唇の血を手の甲で拭った。


「少なくとも、この世界の人たちは貴方よりも優しすぎる住人ばかりだと思います」

「……シンデレラは姉たちの目を鳩で失明させた、そんな歴史を知らないとでも?」

「シンデレラの物語でもグリム童話の話なら、確かにそうです。でも、ペロー版なら違います。ペローの方なら姉たちの結末は姉たちを許し貴族に結婚させます。それにペロー版の方なら彼女の名前はサンドリオンですし、シンデレラという名前じゃないです」

「ふーん……なら、この世界が何で構成されているのか、お前はわかるかなぁ?」

「俺がいた現実世界、いいえ、地球での絵本や童話、小説などの世界を異世界として落とし込まれた世界ですよね」

「……もし、そうだとしたら?」

「この世界の住人がどんな結末を味わって来たのかまでは知りません。でも、カラーウィッチたちは、彼女たちなりの苦悩があったから、シンデレラも子供たちを飢えさせないように仕事に就きやすくさせたんでしょう?」

「――――っふは、」

 

 彼女は口角が引くついたと思うと突如に笑い始めた。


「っぷ、あは、あっはっはっはっはっは!! 都合がいい、都合がいい捉え方だなぁ。笑えるよ……ホント、笑える」


 魔女は腹を抱えて大笑いする。

 楽しそうに、愉快そうに馬鹿馬鹿しく笑った。

 少し落ち着いてから、彼女は呟き始める。


「昔の人は苦労しました。その苦労しました結果が積み重なれば今時のガキ共は屑ばかり増えました……なんて落ち、想像はしてなかったんだけどねぇ」

「……?」

「お前がシンデレラをそう見えているのなら、機会を与えてあげる」

「それ……って?」

「今の所はお前を生かす、そう言ってるんだよ」


 魔女はそう言って立ち上がると、締め切ったカーテンをバッと勢い良く開ける。


「感謝しな? アタシは気まぐれなんだ、変なことしたらすぐお前を鍋の具材にしてやるからね」

「……はい!!」


 俺はその日ひどく安堵したのを覚えた。

 そして俺は、知らなかった。

 この出会いで、俺の人生は大変なものになって行くことなんて想像もしていなかったから。

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