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ホテル大和~史上最高にして最低の戦艦~  作者: 佐久間五十六


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溢れる隠語

 捷号作戦は、敵の来攻方面に応じて、1号から4号まで4つの地域に区分された。

 1号は比島(フィリピン)方面。

 2号は九州南部南西諸島及台湾方面。

 3号は本州・四国・九州方面及状況により小笠原諸島方面。

 4号は北海道方面という区分になっていた。

 また、戦地での傷病は1種症。

 公務での傷病は2種症。

 性病なら3種症とされた。

 「マクレ」とは、砲戦により海面が割れ朝顔の花が開いたような状態を表す隠語である。

 また、機密度の高い赤褐色の表紙の書類を「赤本」と言った。機密度は3段階(3色)で表されるもので、「赤→ピンク→白」の順で機密度が分けられていた。

 東京帝国大学(現東京大学)の出身の予備士官は暗号士と呼ばれた。

 アメリカ軍砲兵隊下士官の居住していた建物は、マイルロング兵舎(1マイル兵舎)とも呼ばれた。兵舎の2階以上の床が抜け落ちていた為にそう呼ばれていたらしい。

 乗っていた艦艇が付近の海域で沈められた者を「ボカ沈組」と称していた。

 また、第3種海軍軍歌(通称ヘルソング)なるものかあった。「ヘル」はヘルプの助けるという事で、助の文字に引っ掛けて「助平」となりこれにソングの「歌」を併せて「助平な歌」すなわち「猥歌」という意味になる。

 また、「待合」の事はチングと言った。ウェイティングハウスという英語から語源をとったらしい。

 スケベな話は猥談というが、「ヘル談」とも呼ばれた。

 「流連」居続けるという意味の隠語もあった。

 空気や水の流れという意味のカレントという隠語もあった。

 このように、大日本帝国海軍には、かなりの量の隠語があった。それを知ることは、大日本帝国海軍を知ると同時に大東亜戦争(太平洋戦争)までの日本の文化を知る事にもつながる。

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