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枕の下に 希望の上に(8)

シャッポを脱いで

意味のわからない

ホワイトボードの数式

書いた人間にしか

その形は理解出来ない

他人を拒絶した数式

他絶するように

弦楽器を響かせる




高音から低音へ

流れて行く鼓動は

体温からカロリーを奪い

ブドウ糖を探させる

甘さを認識するまで

右脳を回転させ

左脳で形作った




ひび割れた器

並ぶ棚に

上は無く下も無い

一定値の高さにあって

直線と直線が

太陽の円周みたいに

同じ空間と存在する

盲燃なるかな

コーヒーカップの熱さで

守っている




廃だらけの屑を

灰で繋げる

パズルワークの範囲は

多岐に渡りながら

人を型取り

自分を作る

パッチワークの像は

中身が無いから

器を砕いて

その粉を

足先から詰めていった




涙を混ぜて作った中身は

歪に固まり

場合によっては

頗る軽かった

水捌けが良いだけで

他に利点は無い

だから

誰かを育てる事を

目的にしなければならなかった




目的の変更と健康時間は

それまで二人三脚だったが

健康時間が

何かを凌駕し始める

更なる目的の変更を

僕等は突き付けられ

人によっては荒み

拒絶して

途中で消えた去った




綺麗じゃない生き物は

無理をして生きていた

反動が大きいのは

その所為だろうか

無菌室でも過ごせず

大自然でも過ごせず

中途半端な存在が

集まっている

二者択一を

迫る資格は無い

その手段を取る意味も

全く無いのである


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