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under 500

無人島

無人島に流れ着いてから数日。

女性は何も食べられずにいた。

このままでは息絶えてしまう。

女性は落ちていた大きな鍋を蹴り飛ばした。


ずっと悩んでいた女性だったが、ついに良い方法を思い付いた。

それは卵を茹でて食べること。

女性は自分で産んだ卵を鍋で茹でた。

そしてその卵で空腹をしのいだ。

大きさはダチョウの卵ほどあるのでお腹は一杯になった。


自分の体内で作られたものを自ら食べる。

この方法なら一生、楽して生きられるかもしれない。

女性は卵を産める鳥人間に生まれて良かったと思った。




五年が経ったが、ゆで卵だけの生活はまだ続いていた。

娯楽はないが女性の生活は充実していた。


女性は無人島から抜け出すことをもう諦めている。

鳥人間は羽があり、飛ぶことが出来るのに。

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