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詞、紡ぐ場所。

ハートは渡さない

作者: 蒼井托都

ハートは渡さない


甘い甘い言葉並べて


チョコレートを渡してみたところで


叶わないから



仕事終わりにいつも


あなたと言葉交わしながら


好きなこと脳内メモリに増やしていく


それが習慣になって


当たり前になってるって気付いて


溜め息が零れる



きっとこの気持ちを


伝えるときが来るなら


こうして会えなくなる


それは耐えられない未来だから



ハートは渡さない


甘い甘い言葉もあげない


あなたと一日でも肩を並べて過ごしたいよ


ハートは渡さない


甘い甘い言葉は


あなたを幸せにしてくれるひとから


沢山貰って


…見つかればの話。



仕事仲間で一番


あなたと話が合うたび


きっと考えないようにしてた言葉がある


好きの二文字はこんな


関係の中で生まれたって


戸惑うだけなんだよ



きっとこの気持ちを


消してしまうときはごめんね


誰にも言わないで


始まって終わるひとつの恋



ハートは渡さない


甘い甘い言葉もあげない


あなたの傍に少しでも長く居たいだけよ


ハートは渡さない


甘い甘い言葉は


買ったまま渡せないチョコレートと


一緒に隠すよ



ほんとは ほんとは


義理だよって軽いノリで


甘くない言葉と


チョコレートを


あなただけにあげたいのに



ハートは渡さない


甘い甘い言葉もあげない


あなたの傍に一日でも長く居たいだけなの


ハートは渡さない


甘い甘い言葉は


「チョコレートくれないの?」


なんてそんな言葉で


簡単に零れる


どうか気付かないで


わたしの想い


ハートは渡さない






(C)Aoi Tact






○お読みいただきありがとうございます。

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すごく軽いノリで書き始めてあまり詰まらずに書き終わりました。

同期の異性に恋しちゃったOLを想定しています。

私自身は同期の男性に恋したことがないので100%妄想ですが、心の友よ!と野太い声で言いたくなるくらい共通の話題(Perfume)で盛り上がれる元同期さんは以前身近にいて、現在も細々仲良くしていただいている(ライブにも行ったりする方なので一方的にお土産をいただいたりといただいてばかりの仲)(冷静に文字にしてみると仲と言っていいのか分からないくらいなんだか申し訳なくなってきた)んですが、

たまに「あーこういう距離感の人とは惚れたの腫れたのやりたくないな」なんて考えたことがありました。

仕事の合間や帰り際に近況(Perfumeの)を話すのが楽しくて、今までに無い関係性の人でもあったので、余計にそう思ったのかもしれません。

まあ元同期さんはPerfumeはもちろんとにかくいろんなアーティストが好きで、私も今の会社に入社する頃には旦那さんとお付き合いしていたし、たまにPerfumeが好きすぎてデートの誘いをPerfumeタイム邪魔するなオーラを熱く迸らせて回避していたりと、ってそれ今も変わらないなあははなんて思いつつだったりと、特に私自身の感覚が普通の女子とは思いっきり変わっている自覚があるので、たぶん不思議な距離感で接していたのかなと思わないでもないです。


とかなんとかありつつ、上司やら後輩やらに惚れるより、距離的には同期に恋してしまうって一番隠すのが難しそうだしバレたら仕事もしづらそうな気がする、という気持ちをバレンタインに絡めて書いてみました。

最初はふわっと言葉数を合わせるために音を付けていたはずが、曲らしい流れがふわっとできたので、終わった頃には詩じゃなくて詞になっていました。

Perfume3人の声をイメージしていて、なんとなく中田ヤスタカさんっぽい音になったような気がしないでもないです。

どこかで公開するかもしれませんが、○○っぽさが強い気がしているので一時的にしか公開しないと思います。

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