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俺の日常的な部活はどこへいったんだ?  作者: レイ部
これがゲーム部だ!
4/5

優しさ~ヒール~

兄貴!兄k(ry

「すまないな茉里まり、わざわざ付き合ってもらって」

「い、いえ、こうやって買い物するの楽しいし・・・」

 俺と茉里は、橋下きょうかに壊されたUSBの代わりになるやつを探しに、電気屋に買い物に来ていた。

・・・マジでないよな。牛乳に浸すとか。

「えっと、修也しょうや君がもっていたメモリは、どのくらい容量あったんですか?」

「んー、たしか、32GBあったかな。そんな高いやつじゃなかったよ」

「32GBですか。けっこうありますね」

「いや、意外とパンパンだったよ。3Dゲーム用のプログラムの基礎が入っていたからな」

 それを牛乳でパーになるという、牛乳で、牛乳で、牛乳で・・・

「しゅ、修也君、顔色悪いけど、大丈夫?」

「え?あ、ああ、すまない、大丈夫だ」

 ホントは大丈夫じゃないよ、つらいよ、かなりショックだよ・・・

「まあ、落ち込んでも仕方ないからな!えっとーどこだっけ?」

「あ、こっちです」



「それにしても、修也くんがもってたUSB、けっこうかわいいデザインでしたよね」

「かわいい?チョコが?」

「はい!チョコが!」

 チョコが?そうなのか?

「今度買うのはあんなデザインにするんですか?」

「いや、別にあんなのが好きでもってたわけじゃないからな。もらったんだよ」

「誰からですか?」

「母さんだよ。誕生日にもらったんだよ」

「お母さん、いいセンスですね」

「そ、そうなのか?」

 母さんと茉里、似た者同士なのかな?

・・・いや、性格が真逆だな。

「今回は、シンプルのやつがいいな。橋下のやつがまた食っちまうよ」

「あはは、そうですね」

 なぜか肩を落とす茉里。なぜ?

「容量はどうするんですか?」

「やっぱ、64GBかなー。前のはぎりぎりだったし」

「そうですか、でも、そうれじゃあ値段g―――――あうっ!」

 ドテッ

「お、おい、大丈夫か?」

 なんだ?前に障害物なんかあったか?

「あぁん?」

 ああ、なるほどー、前に人がいたのかー、ってめっちゃ怖い人やんけ!

「あ、あの!す、す、すみませんでした!」

「んだてめぇ、どこ見て歩いてんだこらぁ!」

「ひぃ!」

「お、おい、わ、わざとないんだ、許してくれn―――」

「あぁ!?」

「ひっ!」

 情けない声が出てしまった。だって怖いもん

「兄貴、どうしましょっかこいつらぁ、生意気すぎっすよねぇ」

「ああ、そうだね」

 2人もいたのか!?怖い、マジ怖い・・・

「あ、あ、あの、あのぉ・・・(泣)」

 茉里はもういつ泣きだすのかわからないくらいになっていた。俺も正直、ヤバイ・・・

「おらおらぁ!兄貴も俺も我慢の限界なんだよぉ」

「( `-´)/おこだよ」

 ん?

「た、たかがぶつかっただけじゃないか、そんなに怒らなくても――――――」

「んだとてめぇ!」

「うぐっ!」

 俺は、襟元をつかまれて持ち上げられた。マンガやアニメなんかでよくあるあれだ。けっこうきつい・・・

「たかがぶつかっただけだとぉ?何様のつもりだおらぁ!」

「うっぐ!」

「わわ!修也君!」

 っと、さきほど兄貴と呼ばれたいかつい男が寄ってきてこういった。


「怯えてるから下ろしてやろう」

「「・・・・・・・え?」」

 俺と茉里は唖然としてしまった。

「兄貴が言うなら」

 俺はそっと下ろされた。

「すまないな、うちの弟が」

「へ?い、いや、大丈夫、です?」

 俺はなぜか疑問形でいってしまった。

「そっちのお譲ちゃんも大丈夫かい?」

「は、はい、大丈夫です?」

 俺と同じくテンパっているのか、疑問形になってしまう茉里。

 いや、そりゃあテンパるだろ。さっき、おこだよっていってたやつが――――――いや、それ言ってる時点でおこってないな。しかも、おこって一番下じゃないか?

「兄貴、いいんっすか?」

「いいんじゃない?ぶつかっただけだし」

「けど、俺たちの威厳が・・・」

「これだけでなくなったら大したことないってことだよ」

「兄貴が言うなら」

 軽いなおい。てかなにこの人、超やさしっ!この弟さん(?)は兄貴のいいなりなのかな?

「二人とも、今度は気をつけるんだぞ」

「は、はい」

 なんだろう、この安心感、見た目はいかついのにめっちゃ笑顔を向けてきたんですけど。

「ほら、いくぞ」

「は、はい、兄貴」

 兄貴さんと弟さん(?)は、この場を去って行った。

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「行くか」

「そうですね」

「えっとーここだっけ?」

「そうですね、ここです」

 俺と茉里は、普通に買い物を終わらせて、帰った。

 なんだったんだろう、さっきの人たちは・・・


どうも、レイ部です。

サブタイトル、めっちゃ悩みましたが。ひとまずこれにしておきます。

書くことないです、助けてください。

では、また次の話で

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