表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

遅かった………

作者: 消失

 今となっては君は手の届かない存在。

 恋しくて、愛おしかった君はもう僕の隣にはいない。

 あの時ちゃんと彼女の気持ちに応えていればこんなことにはならなかっただろう。

 

                     『真咲』


 最後まで君を名前で呼ぶことはなかった。



 甘い思い出は一切なく、蹴りあい殴りあいお互い傷つくように幾多もの言葉を浴びせあった思い出が寂しく              残った。








「私…要のこと、大好きだったよ………ごめ  ん  ね   」



 君は最後に僕の名前を呼んでくれた。

 一瞬、驚いて身体が固まり、そして大粒の涙が何度も何度も頬を伝った。

 病室に響く一定の機械音が悲しく君の生命状況を伝えた。



 僕は何も伝えられなかった。

 君に自分の気持ちを伝えるのが怖くて。

 君の、最後の言葉が耳に残った。




 ***




 あの日、あれが最後だと信じたくなかった自分がいた。

 君に恋して、伝えたかった気持ちを最後まで自分のなかにしまったまま。

 あの時、言えばよかったんだ。

 一言『愛してる』って。



 今になって後悔している自分がいる。

 もう遅いと解っていても君がそう望むのならば、


 君の眠る場所にダイヤのリングと誓いの言葉を





『私、生駒要は貴女、笠原真咲を一生かけて愛し続けることを誓います』








END・・・。 


文章力なくてゴメンナサイ(泣)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ