消えた子供
本当のことがわかると怖いコピペ風です。
少しある事柄をわかりやすくしたバージョンにしてみました。
「おりこが消えた」
近くの池で帽子が浮かぶ。水底から靴が見つかる。希望が絶望に変わる。
「りりかが消えた」
高い建物から落ちて息絶えた。
「こどもが死んで両親はとても悲しんだ」
とても悲しんだ。
「しかしこれだけで済まない事件」
また一人子供が消える件。これは一体どういうこと?
「んんんんんん?」
お巡りさんは眉間にシワを寄せ首をひねる。頭を捻って心ねじれる。
「だいきが消えた」
公園で一番大きい木の枝に太いロープ。ぶらりぶらり宙で体が揺れる。
「ふたりで済まない」
済むはずがない。
「りりかの友達きりこが登場」
彼女はたまらず口を開いた。おりこと二人に何があった?
「きりこが話す二人とおりこのつながりまたは関係」
三人は友達?そうじゃない。
「おりこを池に落とした三人に悪気はなかった」
ほんのいたずらのつもりだった。だがとんでもない事態に。三人は逃げた。
「つまり、どういうことだ?おりこは事故で?では後の子は?」
あれ?でも人数計算合わないような。
「けつ末はとても悲しくやりきれない」
解明されるはずの事実。明らかになるはずの真実。でも今は明らかにされない。
「ろんより証拠」
大人の想像では理解出来ない事がある。そしてまだ終わっていなかった。
エドワード・ゴーリー風のちょっと怖いお話を狙いました。