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時の秒針  作者: †HYUGA†
第二章;異端者編
75/76

第69話 死亡フラグ?



 相も変わらずまたタイトル変わりました。

 本当すいませんm(_ _)m


 それから、自分はFateのファンです。赤い人最高です。それをご了承の上で今回を読んでください。




 あと、今回のあとがきは伝説のあのネタ。楽しみにしててください。



 それでは( ^-^)_旦〜





           `


凪side



「……死ね!!」


「きゃっ…!?」




 ガアァア――ンッ!!




 痛った〜…。女だろうが、なんだろうが容赦ないにもほどがあるでしょ…。



 殴られた衝撃で吹き飛ばされたあたしは、狭い公園に敷き詰められるように置かれた様々な遊具。


 その1つに、勢いよく背中を打ち付けられる。


 容赦のない、まさしく殺しにきた一撃だった。




「つっ…!? あんた、いったいなんなのよ?」


「……貴様には、分からなくてもいいことだ。大人しく俺に殺されろ」




 ブンッ…!!




「っ!? 理由くらい聞かせなさいよ!! バカッ!!」




 さらに、いつの間にか目の前にきていた男は、倒れるあたしに情け容赦なく蹴りを入れてくる。


 今度は、なんとかギリギリのところで避けられた。


 だけど――




「……俺にはすべてが聞こえている。そう言ったこと、もう忘れたのか!!」


「がはっ…!?」




 ガアァア――ンッ!!




 直後、同じ脚で放たれた蹴りに、あたしの体は宙を舞い。再び、別の遊具へと跳ばされた。


 打ちつける背中。軋む骨。あたしは、もうすでに全身ボロボロだった。




「……どうした羽前凪、この程度か?」


「げほっ…げほっ…」




 地面に横たわるあたし。せき込むと、当たり前のように吐血する。


 ただでさえ、華奢な体。それなのに、もうすでに10発近く、蹴りをいれられているのだ。




 あたしの体が持ちこたえられるわけない。全身が悲鳴を上げていた。




「……興醒めだな」


「っ!?」




 ふと見上げると、そいつはまた、当たり前のようにそこにいる。


 その表情には、まるで温かみがない。氷のように、冷たく堅い眼だった。




「…あんた、何の恨みがあってあたしを襲うのよ?」


「……」




 バキッ!!




 あたしの問いに、かえってきた応えは、お腹に叩き込まれた蹴り。


 その瞬間、激しい嘔吐感に全身が震えた。


 世界が暗転する。あたしの意識は、そこで一気に途絶えそうになる。




 バキッ!!

 ドカアァ――アンッ!!




 だが、それすら男は許してくれない。


 再度繰り出された蹴りに、あたしはまたしても吹き飛び、また別の遊具に背中を打ち付けた。


 痛みで、意識は一気に戻された。




「ごほっ…!!ごほっ…!!」


「……まだ、くたばらないのか?」




 平然とした顔で、そうのたまう男。そいつにあたしは、ただただ鋭い視線を向けることしかできなかった。


 そもそもの発端は、見知らぬ公園に、どっかの女装男のせいで迷い込んだあたしの目の前に、こいつが現れたことだった。


 男にしては、細目の体。片目だけを隠す、前髪。首にかけたヘッドフォン。ラフで動きやすそうな格好。


 どれを見積もっても、あまり強そうには見えない。だからあたしは油断した。


 目の前の男。こいつのもつ能力に――




『……俺にはすべてが聞こえている』




 開口一番、こう言ったやつの言葉はすごく的確で、正しかった。


 こいつには、すべてが聞こえている。


 これまでの闘いで、あたしは、いやというほど実感させられた。



 いや、最早あれは闘いと言うことすらおこがましい。




 あれは、一方的な単なるリンチだった。


 あたしの攻撃は当たることなく、あいつの攻撃は外れることはない。


 まるでチート。いや、あいつの場合は、チートと呼んでも別におかしくはない。


 だって、あいつにはすべて聞こえているんだから。




「……そう、俺にはすべて聞こえている。こいつのおかげでな――」




 そう言いながら、あたしへと近づいてくるあいつ。その右手は、自身の右耳のそれに触れていた。


 すべての元凶。あれこそが、あたしを苦しめる一番の原因。


 その名も――




「……【心象透視ルック・オーバー


 これこそが、俺に与えられた魂狩(ソウルテイカー)。これがある限り、最早、お前に勝ち目はない」




心象透視ルック・オーバー


 それがあいつの魂の名前だった。



 形状はイヤリング。とてもシンプルな形をした銀色のイヤリング。


 それだけでは、とても戦闘用の魂狩には見えない。実際、魂狩だと気付いたあたしも、その形状を見た瞬間、安心して油断したのは間違えようのない事実だ。


 だが、あの魂狩には恐るべき能力がある。


 それこそが、あの魂狩のもつ特性――




「……【サトリ】だ。かれの効果については…いう必要もないだろう」




 そう、言う必要はない。だって、あたしが一度も喋ってない現状。それがすべてを物語っているからだ。


 あの魂狩の能力。あの魂狩の特性。それは――




 《読心術》。


 やつは、あたしの考えること、すべてを読むことができるのだ。 あたしが次、どっちに避けるのか。あたしは次、どんな攻撃を仕掛けるのか。


 それをすべて、あいつは知ることができる。



 まさしく、あいつにはすべてが聞こえているのだ。




 あ(・)た(・)し(・)の(・)()の(・)()


 そのすべてが――




「……そういうことだ。俺にはすべてが聞こえている。だから、お前に勝ち目はない」


「ごほっ…けほっ…言ってくれるじゃない…」




 だけど、あたしは立ち上がった。ここで気を失っちゃいけない。


 そんな気がしたから――




「……愚かな。実に愚かな判断だ…羽前凪」


「じゃあ、どうすればいいっていうのよ?」


「……決まっている。俺に大人しく殺されろ。それが、お前にとって最も最善の行為だ」


「ごほっ…だったら、余計気を失うわけにはいかないわ。大人しく殺されるほど、あたしはお人好しじゃないわよ?」




 ヨロヨロになりながらも、あたしは唇から滴り落ちる血を拭いながら立ち上がる。


 視線の先にいるあの男を、睨みながら。




「……なるほど。資料では頭脳明晰な幼女と書かれていたが、どうやら書き間違いだったようだ」


「…なんか、聞き捨てならないセリフがあった気がするんだけど…まぁ、その資料、書き間違いなんかじゃないと思うわ。だって――」




 そう言うと、あたしは指先をゆっくりとあげていく。踊るように、舞うように、あたしは天に指先を捧げた。


 瞳を閉じ、心を無にする。敵を前にして、絶対にやってはいけないその動作に、あたしの心拍音は一気に跳ね上がる。


 だけど、絶対に後悔だけはしない。だって――




「あたしのやることに、これまで間違いなんてなかったんだからね!! かっこ、一部の例外を除く!!」


「……っ!?」




 その瞬間、あたしは舞った。あたしの心情を読み取ったが故か、目の前の男の顔に動揺が走る。


 だけど、あたしは舞い続けた。


 お母様に教授していただいた舞い。お母様みたいに、しなやかで繊細な動きには、まだまだ遠く及ばない。


 それでもなお、あたしは舞い続ける。


 あたしという存在が、その空間の一部となるように。吹き荒れる風のように。




 ブオォオ――オンッ!!




 風が一気に舞い上がった。木枯らしがあたしの全身を優しく包み込む。



 心地よい風だった。


 くるくると、舞い続けるあたしの世界は静かだった。舞いはあたしを無心にする。静寂な世界を生む。


 あたしにとって舞いとは、心を捨て去ることなのだ。




「来い、風神」




 でも、あたしの舞いは完成してない。未熟というのはもちろんある。


 だけど、あたしが舞う舞い――【剣扇舞】にはどうしても足りないものがあった。


 それは、扇。あたしの舞いには欠かせないもの。



 だからあたしは自然に、口ずさむように歌に乗せて、その名を呼ぶ。


 あたしの舞いをより、完成へと近づけるために。




「───風神扇,灼灼花飛散 我胡蝶為,翔翔然,風雲与天飛翔,天空灼灼花咲 我心何有,然魂我何無 故我心天空如,空虚成,天翔全包大心為」




 歌を口ずさむ。


 その刹那、あたしの周りの大気が、風により激しく揺れ乱れる。


 さっきの木枯らしとは違う。あたしを守る風があたしを囲み、あたしの刃となる。


 あたしは理解していた。あたしの武器はこの手に握る鉄扇ではない。




 あたしの武器は、風。



 あたしは【戦士】じゃない。それ故に、あたしの風神は直接攻撃には優れていないのだ。


 だけど、あたしは【幻術師】。あたしの起こす風は、それだけで武器となる。



 言うなれば、あたしが風になる――いや、風があたしになるのだ。




「……貴様、能力者か?」


「そうよ。ついでに言うと、あたしの能力は【風】どうせバレるんだから先にバラしておくわ」


「……愚かなり。そのようなこと、俺にはすべて聞こえている。故に、口での説明など不要だ」


「安直にダマれって言ってるようなものよ? 束縛が多いと女にモテないわよ。まぁ、あたしはあんたみたいなDVやろー、はなからお断りだけどね」


「……俺もだ。そもそも、俺は貴様を葬るためにここにいる。【あの人】のもとへ送るためにな」




 最後の方はよく聞こえなかった男の言葉。だけど、その言葉にはなぜかは分からないが強い思いを感じた。


 あたしが楓を憎むように、あいつもあたしを憎んでる。それと似た感情を。




「……そうだ。貴様を殺すやつの名前を教えてやる。俺の名は【南雲当摩】冥土の土産に持って行け」


「あんたそれ、死亡フラグだって気付いてる? …でも、まぁいいわ。南雲当摩ね…あんたの名前、確かに覚えたわ。じゃあついでぬ南雲当摩、あんたに1つだけ伝えることがあるわ」




 そして、あたしは告げる。今、あたしが一番思っていることを。


 あたしの怒りを込めた一番の言葉を――




「別にあんたのこと、倒しちゃっても構わないのよね?」




 あたしの言葉も十分に死亡フラグだった。








           `


刹「キャー!!助けて〜!!」


作「ぐへへへ!!待て待て待て〜!! …って、なんで俺が悪役してるんだか…」


刹「仕方ないよ。だって、他にピッタリな人間がいなかったしな。俺だってキャラ崩壊甚だしいし…。とにかく、助けて〜!!」


??「待てぃ!!」


作「!?誰だ!?」


日「赤レンジャイ!!」


知「朱レンジャイ!!」


真「紅レンジャイ!!」


凪「限りなくオレンジに近い赤レンジャイ!!」


輝「ぐるんどふぁざー!!」


5人『『5人揃って…時空戦隊ゴレンジャイ!!』』


日「さぁ、逃げるんだ!!」


知「もう大丈夫だからね」


刹「あ、ありがとう!!(うっわ…似合わねぇ…)」


真「ふ…礼には及ばない」


凪「あたし達は正義とか弱きものの味方なんだから☆」


刹「あ…ありがと…(やっぱり…似合わねぇ)」


輝「…では、作者さん。闘いましょう!!みんな、いくよー!!」


輝以外『『おう!!』』


作「ちっがあぁ――うっ!!」


知「はわっ!?ヒナ君、どうしよう…いきなり怪人サクシャーが暴れ出したよ」


凪「違うわ知恵理。あれは、怪人サクシャーの固有スキル【妄想小説】。その昔、あの能力でどれだけの小説が、書き出す前にボツになっていったか…」


真「おそろしい能力だ…」


作「って、それこそちっがあぁ――うっ!!俺が言いたいのは、お前らだ!?誰だよお前ら!?」


日「5人揃って…」


5人『『ゴレンジャイ!!』』


作「いや違うわ!!絶対違う!!まずお前は!!」


日「赤レンジャイ!!」


作「知恵理は?」


知「朱レンジャイ!!」


作「同じ色だろーが!?」


日「ちっちっちっ…分かってねぇな作者。よく見てみろよ?チエの衣装より俺の衣装の方が若干…堅い布で出来てるんだぜ?」


作「見た目じゃわかんねーよ!?」


日「5人揃って…」


5人『『ゴレンジャイ!!』』


作「だ〜か〜ら〜!!揃ってねぇつーの!!おまえらは!?」


凪「限りなくオレンジに近い赤レンジャイ!!」


作「それ最早オレンジでよくね!?」


輝「ぐるんどふぁざー!!」


作「お前はもう全然違うよな!?はぁ…疲れた。次回予告。次回の時の秒針は――


 2つの闘い。彼らの復讐心とはどこから?


次回【復讐心】」


日「問題nothingだぜ!!」


日「と、いうわけで…5人揃って…」


5人『『ゴレンジャイ!!』』


作「やり直しー!!」



次回に続く!!

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