予告話 異端者編
時の秒針との、闘いから2週間後――
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「“守護者”となれ…か」
「…ほぇ?ヒナ君?」
日向と知恵理。2人と、その仲間達に――
「…問題nothing。大丈夫だよ、チエ」
「…心配させないでね」
新たなる脅威が迫ろうとしていた――
――時の秒針"第二章"――
―――【異端者編】―――
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舞台は、時の番人との知恵理奪還作戦から、半月後の桜時市。
日向達は、あの日を忘れることなく平穏な日々を送っていた。
少年のことを忘れることができずに――
「キャッキャッキャッ。楽しい時間になりそうだ!!」
「ふん!!別に、気にしてなんかいないんだからな!!」
そんな彼らのもとに――
「……喚くな。俺にはすべてが聞こえている」
「…それに忘れるな、これが俺達の――」
“偽りの平和な世界”をぶち壊す――
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「《復讐》だということを…な」
新たな“敵”が迫ろうとしといた――
「…ずいぶんと派手な闘い《パーティー》を用意してくれたなぁ?」
「あたし達を敵にしたこと…後悔させてあげるわ」
「チエを傷つけれ奴…そいつは俺の敵だ!!」
それを迎え撃つのは、時の少女の守護者であると誓った3人の戦士。
「さぁ闘い《パーティー》の始まりだ!!」
「あたしが全部、凪払ってあげるわ!!」
「問題nothing…。行くぜ、てめーら!!」
彼らは護る。大切な親友を――愛しい人を――
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偽りの記憶だと知り、それでもなお、幼馴染の少女を愛する“不知火日向”
「問題nothing。チエ、お前は俺が絶対守るから」
世界の命運を握る、時をつかさりし心強き日向の幼馴染“姫ノ城知恵理”
「私は、過去のヒナ君も、今のヒナ君も…いつのヒナ君でも…信じてるから」
大切な親友を護るため、共に未来へと歩む双子陰陽師“羽前凪・羽前真備”
「まったく…あんたはただ、知恵理を護ってりゃ、それでいいのよ」
「俺を信じろ。俺も、お前を信じて闘うからさ」
知恵理の時の力を狙う謎の中国人“李・悶”
「さァ…見ていてください教祖様。我が身に与えられた魂の力をォ!!Amen!!」
そして、失踪した日向の親友“美濃輝喜”
「…俺はもうあなた方と一緒にはいられません」
キーポイントは明かされる輝喜との出会いの物語。
―――"下克上事件"―――
日向の過去を導くとされる謎の3つの言葉。
―――"過去の家族"―――
―――"現在の家族"―――
―――"未来の家族"―――
日向達に近づいてくる謎の赤髪下級生“天野うづめ”
「こんちちわっす先輩方♪“天野うづめ”と申しますっす♪」
そして、失踪した親友の美濃輝喜と【時の番人】
「輝喜は…本当のレリエルとなって、この町に帰ってきたんだ…」
「俺はもうあなた方とは違います。そして…美濃輝喜とも違うのです…」
夜の天使となり、すべてを拒絶するかつての友。
立ちはだかる、四年前の記憶の壁。
蘇る、地獄とも呼べるあの日の事件。
様々な思いが交差し、すれ違う中――
新たな敵が牙をむく。
なぜか、日向達5人に強い復讐心を持つ謎の組織。
――――"異端者"――――
「僕は、今はまだまだ攻めどきではないと思います…ギリギリで」
異端者を導く謎の少年。
“玖珂未=瑠奈=セイレン”
「…あんた誰よ?」
「んー僕としては僕の上にいる君が誰だって思うんだけどな?…ギリギリで」
出会ってはならない出会いをする2人の男女。
その出会いがもたらすのは悲しみか?怒りか?はたまた―――愛か?
「やっぱりこの位置が俺には一番落ち着きます」
「だろ?じゃあ、久しぶりにあれ行こうぜ!!」
そして“敵”を倒すために再び、あの2人があいまみえる
「輝喜!!俺達がしなければいけないことは何だ!!」
「そんなの決まってますよね?ヒナタン♪」
時の少女を護るために。
―――『粛正!!!!』―――
「問題nothingだぜ!!」
「射手座の矢は決して外しません!!」
過去を探す日向達
過去に捕らわれる異端者
2つの勢力が衝突したときに、もたらされるものとはいったい…?
――時の秒針“異端者編”
――――近日公開!!!
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