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時の秒針  作者: †HYUGA†
第一章;時の番人編
42/76

第41話 雷光と閃光


いよいよ真備VS輝喜の闘いに決着が!?



今回はさっさと行きます!!!


では本編をどうぞ!!!

知恵理side


コウ君……。いえ、美濃輝喜……。



その名前は私にとって一生忘れられない名前。


ううん、違う。


それは、忘れてはいけない名前……。



私達と出会い、私達と過ごし、私達と仲を深め、私達と……。




………。




……私達と…敵対している存在……。




お互いに【親友】と呼び合ったマキ君とコウ君……。


そんな二人がお互いに拳と(やじり)を向けあったとき、私は悲しみをかみ殺した。



そして、たぶんヒナ君とナギちゃんも……。



でも、マキ君の言葉でコウ君が本当は私達に鏃を向けるのが本意じゃないと知ったあのときはたえられなくて泣いちゃいました。


コウ君が私達と本当は敵対したくないと思っていることにたいする喜びの涙……。


そして、それでも私達と敵対することを止めないコウ君にたいする悲しみの涙……。



だから、涙が止まらない……。



私は無意識のうちにヒナ君の名前を呼びました。



「……ひっく…ヒナ君…」



私の声にヒナ君は肩を震るわせました。


たぶん私の泣き声を聞いたから……。



ヒナ君は私のほうへ振り返ることなく立ち上がりました。



その行動に私は不安を覚える。



……ヒナ君もあの二人みたいに私に恐怖を与えるかもしれない。


そう思った私は今度は自分の意志で恐る恐るヒナ君を呼んだ。



「……ぐすっ…ヒナ君?」



ヒナ君だけは私の側にいて!!


ヒナ君だけは私から離れていかないで!!


ヒナ君だけは……私をずっと見つめていて……。



そんな願いを込めてヒナ君を呼びました……。





でも、ヒナ君にそんな心配しなくてよかったみたい。



……だって、物心ついたときから私の隣に一緒にいてくれたヒナ君。


私には勿体無いくらいに私のことを思ってくれる幼馴染なんだから……。



「……問題nothing」



私にはその一言だけで満足でした……。




真備side



「発動……紅翼……」



ボーーッ!!



日向がそう言うとあいつの周りが燃え上がる。


その映像に俺達はただただ驚愕の眼差しを向ける事しかできない。



なぜなら、ここでの日向の紅翼発動は完全なる予想外な出来事だったからだ。



ザシュッ!!



炎が消え去る前に日向が周りを囲んでいた炎をぶったぎる。


前髪で隠れて表情はうまくうかがえない。


だが、日向のまとう雰囲気……



それは今までとは何か違うきがしてならなかった。



「輝喜!!」



日向のやつがさっきの俺の言葉に動揺している輝喜を呼ぶと、輝喜は動揺を隠せずビクッと体を震わした。



「真備!!」



今度は俺を叫び呼ぶ。


俺はその声に輝喜への怒りを一瞬忘れてしまう。



俺達は日向のいきなりのこの行動にただ呆然としてしまった。



だが、日向はそんなことお構いなしに俺と輝喜を睨みつける。


まるで今から闘おうとする敵を見るような目つきで……。



……いや、違う。



あいつのあの目つきは自分の敵を見る目つきなんだ。



そしてもちろん、あの目つきを知っているのは俺だけじゃない。


真横にいる輝喜の顔をのぞいてみれば日向のあの目を見てすくんでしまっていた。



さっきの俺の言葉と合わせて気持ちの整理が追いついていないんだろう。



「……日向?」



少し脅えをもった声で輝喜が日向を呼ぶ。




……だが、次の瞬間輝喜の体が強張った。


俺はその理由がまったく分からなかったが、その答えはすぐに返ってきた……。



……日向の刀から。



「……一式【飛炎】」



ボーーーッ!!!



日向の刀から炎の魂が数弾飛んでくる。


その弾は迷いなく俺と輝喜の1メートルもない間……つまり、今にも俺と輝喜に当たりそうな距離に飛んできたのだ。



「なっ!?」


「……っ!?」



輝喜は未来図の力で予想していたらしく飛んできた瞬間に後ろ跳びで【飛炎】を避ける。


俺は輝喜に遅れること三秒【雷光神経】を発動させて一気に避けた。



ダンッダンッダンッ!!!



輝喜と距離をとった場所に移動した俺が見たのは、木っ端みじんになったさっきまで俺と輝喜がいた場所だった。



「なにしやがる日向!?」



俺は日向の突然の行動に驚きつつ、怒りの言葉を日向に向けるために叫んだ。


しかし、日向は逆に静かな声で怒りの言葉を表すのだった……。



「……お前らこそ何やってんだよ?」


「な、何をだよ?」



その声に俺はたじろいでしまう。


大声とは違い、何か別の……威圧があった。



「……お前らが何しようと勝手だ……。」



日向の話は続く……。


その威圧感を保ちながら……。



「俺自身この闘いを止めることも止める勇気もなかったさ……」



あぁ、俺ももし同じ立場ならそうしたさ。


なぜなら目の前で闘っているのは【親友】……怖くて止めることができるわけない……。



「……でもな、これだけは言わせてくれ」



そして、日向の話は終盤になるにつれて哀愁が漂ってくる。


始めはその理由は分からなかった……。


次の言葉を聞くまではな。



「……知恵理が……泣いてたんだよ」



……その言葉は俺と輝喜の心を貫いた。



「……俺はお前たちに夢中で大事なことを忘れてたんだ……」



……それはお前だけじゃないさ、日向。



「……だけど、さっきの真備の言葉で思い出したんだ……俺がやらなきゃいけないことを……」



だな、俺も自分で言っておきながら自分自身忘れていたということか。



「……それはな」






「知恵理を傷つけるやつは絶対に許さない!!!」






……日向の決意、その強さに俺達はただただ静寂とした空間を作りだすことしかできなかった。



日向の決意が俺達の思いと同じだったからだ……。



でも、その決意が一番強いのはやっぱりあいつ……日向だ。



なんせ、日向にとって知恵理は孤児の施設にいた……いや、生まれたときからずっと大切にしてきた存在だから……。

あいつにとっての中心は銀髪の彼女……そして、絶対に守るべき存在なんだ。



日向の言葉に静寂してしまった中で俺はそう考えていた。


たぶん、あいつも……気付かされただろう。



そして、予想通りにこの静寂を破ったのは……。








「……俺は何を迷っていたんでしょうね?」



静寂を破ったのははっきりとした輝喜の言葉だった。


その顔には脅えの表情はまったくない。


明らかに何かを吹っ切った顔だった。



「確かに日向の言うとおりですね……どんな考えを持っていても……どんな力を持っていても……それが知恵理を傷つけていい理由にはなりませんからね」



その言葉に俺は驚きと喜びの顔で輝喜のほうを向く。


それと同時に知恵理がこれでもかというくらいの声を上げた。



「じゃ、じゃあもう闘いを止めてくれるの!?」



……でも、俺達はその願いを聞き入れることはない。


だが、知恵理……お前に悲しい思いは極力させないさ!!


なぜなら、そのための方法を俺達は知っているからな。



俺はすぐに日向に視線を送る。


その視線の意図を察したのか、日向は俺に……そして輝喜に視線を返し、知恵理に微笑みかけるのだった。



「……知恵理、もうすぐ終わるからな」


「ヒナ君?」



キョトンとした顔で日向を見る知恵理。


俺と輝喜はその様子を見ながらゆっくりと……。







拳と鏃を構えるのであった。



「え!?」



知恵理の顔が一瞬にして悲しみの顔に逆戻りする。


実際には見てないが、見なくてもそれくらいすぐに分かった。



「な、なんで?」



静かに、今にも消えちゃいそうな知恵理の言葉は俺と輝喜の心を揺さぶる。


だが、そこで止めてしまったらいけない。



だってこれは俺と輝喜のケジメなんだから……。



「……俺達はあなたを悲しめるようなことはしたくありません」



輝喜の言葉を俺が継ぐ。



「あぁ、そうだ……でもな一度始めた決闘には決着をつけなければいけない」



そして、輝喜に言葉を返す。



「生憎と真備は全身傷だらけ。俺もさっき顔に受けた真備の拳で脳を揺らされたみたいで意識が朦朧としてきました」



再び俺に返される。



「つまり、俺も輝喜ももう長時間闘える状態じゃない。俺も輝喜も知恵理が悲しむ顔は見たくない。そのためには長時間闘ってはいけない」



そして最後は俺と輝喜同時に叫ぶ!




『だからこの一撃で決める(ます)!!!』




さぁ、最後のパーティーの始まりだぜ!!


どっちが勝っても恨みっこなしの真剣勝負を楽しもう輝喜!!



……おっと。その前にやっとかないとな。


輝喜との決着を……。



「おい、輝喜!!」


「なんです?」



輝喜の顔にはさっきまでの脅えの表情はない。


変わりにいい感じの緊張感を持った笑みを浮かべ恍穿弓の弦に手をかけている。



……これならいいかな。



「……さっき俺が【自分の心には嘘をつくな】って言ったけど……やっぱりいいや!!」



そう、あいつが俺達のことを考えてくれていることは十分分かった。


でも、あいつは俺達に鏃を向ける。



たとえそれがあいつの望みじゃなくても……あいつの選んだ道なんだから……。



だから、この一撃で決めさせてもらう!!!




だってお前は俺達の……。



「それにお前の顔を見ればお前に迷いがないことも分かる。たとえ心に嘘をついていてもそんな真っ直ぐな顔をされりゃ納得するしかないさ!!」



俺達の大切な……。



「だから、行ってこい!!輝喜!!」



【親友】だからな。



「……ありがとうございます、真備」



輝喜の漆黒と紅蓮の双瞳から涙が溢れる。


それを見た俺はこみ上げてくる何かを抑えつけて日向を呼ぶ。



……最後の仕上げだ。



「日向!!!!」



俺は高々と右腕を掲げ、人差し指で天井を指差す。


突然呼ばれた日向だったがこの動きを見て感づいたらしく俺と同じように紅翼を天井に向かって掲げる。



これが俺と日向の決まり事だった。



指差しているのは天井。でも、実際はそのさらに上……俺と日向の合図ともなるこの動きが示す先には【(てん)】を意味するのだ。



「日向!!!!」



これから俺はあの分からずやに一発見舞ってくる。


正直言うと怖いさ。だから日向、お前の力を貸してくれ!!



「俺達がしなければいけないことは何だ!?」


「……問題nothing、分かってるって」



そして、俺は雷神をつけた右手を、日向は紅翼を輝喜に向け、同時に叫んだ。



『天誅!!!!』



……ありがとよ日向。



おかげで調子が戻ったぜ。



「行ってこい馬鹿弟」


「マキ君…コウ君を……お願い…」



知恵理と姉貴がそれぞれの思いを俺に託す。


だが、それに俺は声を出して答えることはない。



でもその思いにはしっかり答えるのだった……。



(あぁ、行ってくるぜ二人とも……俺自身の気持ちの清算にな……)



これから先は間違いなく俺と輝喜の1対1の闘いだ。


でも、しっかりこのパーティーを楽しむさ!!


なぜならそれが今の俺に出来る一番のことだからな……。



「……輝喜」


「なんです真備?」


「最後の一撃の前に俺は一点訂正するぜ」


「……何をです?」



これはほんの思いつきだ。


輝喜との闘いの前に俺は自分の技を何も持ってないことに気がついた。


だから、俺は全力で当たるために……。



「お前のアイデアを貰う」



その言葉に輝喜は何のことかさっぱり分かってないみたいだ。


だが、それでいい。



やっぱり技の名前は最後まで隠しとおして、最後に全力で明かしたいものさ!!




……お前みたいにな。



「……発動【雷光神経】」



パチパチッ!!



俺は刻一刻と迫るその瞬間に備えて頭の神経に雷の力を回す。それと同時に右手にも雷の力を放出させ、攻撃に備える。



「……言っておきますけど、射手座(サジタリウス)の矢は外れることはありませんよ?」



対して輝喜は最早おなじみのセリフと一緒に一本の巨大な矢を構えた。



【神聖の(セイクレッド・アックス)】……俺が最も苦手とする技だ。





これでお互いに準備完了。


あとはその瞬間を待つだけとなった。



『ふーー』



俺達は最後のパーティーの前に同時に息を吐いてしまう。


それに気づいた俺達はお互いの行動にほんの少しだけ笑顔が漏れたのだった。


そして、俺は……いや、俺達はこのとき初めて気付いたのだ。



俺達は【雷光】と【閃光】……似たもの同士なんだと……。



「……【雷光】による裁き(【天誅】)か」


「……【閃光】による裁き(【粛正】)か」



お互いに相手から視線を離さない。


これが俺達の闘いだからな!!



そしてまたもや同時に俺達は叫ぶ。



最後のパーティーの幕開けだぜ!!



『いざ!!勝負!!』



シュンッ!!



俺は神経をフル稼働させて輝喜のもとに向かう!!



「無駄です!!」



しかし、輝喜は閉じていた右目を開き真っ赤に滲んだ【紅蓮】の瞳を開眼させた。



未来を見る力が宿る【未来図】だ!!



「この目はあなたの動きを確実に捕らえます!!」



輝喜の言うとおり、あの目には俺は完全に動きを読まれているだろう。



……でもそれは輝喜に対して【嘘】をつけないというだけ……。










つまり、輝喜に対して【嘘】をつかず【バカ正直】に行動すれば未来図の力は何の意味もなくなるということになる!!



だったら……。



「なっ!?」



……こうすれば何の意味もなくなるってことだよな?輝喜?


俺は走りながらニヤリとくちもとを歪ませた。



「……そう来ますか。まさか【真っ正面】から攻撃を仕掛けてきますとは……」



そこまで言うと輝喜は握っている弦に力を入れる。


その行動で全てが分かる。こいつは……。



「おもしろいです!!受けて立ちましょう!!!」



最高にパーティーを楽しんでるんだとな。



「そうこなくっちゃな!!」



そして俺は最高の言葉を叫んだ。



そう。お前から貰った技の名前を……。



「くらえ!!俺のしびれる最速の拳【電光石火】!!!!」



輝喜は俺の技の名前の名付け親が自分だとわかり驚いた顔になる。



だが、輝喜はそれに惑わされることはない。



俺が【電光石火】で迫ってきていると分かるとすぐに力を込めている恍穿弓の弦を放った!!



「いってください!!神聖の(セイクレッド・アックス)!!!!」



パチンッ!!シュンッ!!



今までだったらこの攻撃は避けなければいけなかった。


でも今回は避ける気なんてサラサラない!!



俺は飛んできた神聖の斧を見据え、思いっきり雷の力で強化された拳で殴りつけた!!!



「うおーーーーーっ!!!!」


「やはり正面から来ますか!!!ならば俺も全力で行きます!!!【解放】!!!!」



ドンッ!!!!



神聖の斧の圧力が解放される。


それに合わせて光の矢も今日一番の輝きを放ちながら俺の拳に衝突した!!



ガキンッ!!!!!!!



拳には矢が刺さる痛みはない。


しかしそのかわりにまるで大きなビルを殴っているような重たい感覚が拳の行く手を拒んでいた!!



「くっ!?まだまだーーーーーっ!!!!」



俺はさらに右腕に雷の力を集中させた!!



ピシャーーーーーッ!!!!



「俺だって負けるわけにはいかないんです!!圧力解放【第2フェイズ】!!!!」



輝喜がそう言った瞬間、神聖の斧はその輝きを一段と増さして俺の雷の拳と渡り合う!!!



ザンッ!!!!



譲れない闘い、それが最高のパーティーとなり俺達を楽しませる。



今にも倒れてしまいそうなこの状況……。



自分自身あまりの楽しさについていけてなかった。



だけど……終わりのときは段々と迫ってきていた……。



「うおーーーーーっ!!!!」


「はぁーーーーーっ!!!!」



俺達のほうこうが部屋中に響き渡る。


いつの間にか部屋の中は俺の【雷光】と輝喜の【閃光】で目も開けてられないほどの眩い光に包まれていた。



そして、その中心にいる俺達は……限界だった。



「ぐっ!!ちくしょー……」


「真備!!!!」



辺りに児玉する様々な雑音でよくは聞こえなかったが、輝喜は確かに俺を呼んだ。


はっとして輝喜のいたほうを向く。



光の空間の中、輝喜の姿はどこにも見えない。


でも、俺にはその姿はっきりと見えていた。



いつもの輝かんばかりの笑みを浮かべた……【美濃輝喜】の姿が……。










「ありがとうございます……マキビン♪」



ドカーーーーンッ!!!!





そしてパーティーは誰もが予想もしなかった終わり方を迎えた……。


作「今回は久しぶりに技の解説をしたいと思いまーす!!!」


輝「基本的に俺の技が主体になるんですよね?」


日「一応俺のもある」


真「俺のは?」


凪「心配しなくてもあんたも今回出てきたから滑り込みセーフよ(-_-#)」


知「……ナギちゃん何か機嫌悪くない?」


日「自分の技がないからだろう?」


凪「そこ!!何かいった!?」


日&知『何でもないです!!』


作「はははは、では行きたいと思います、どうぞ!!」




日向の技


【一式・飛炎】

日輪流炎術の一番目の技。炎弾を数個相手に飛ばす技である。



輝喜(レリエル)の技


【神聖の斧】

巨大な一本の矢を放つ技。それに加え対象に当たると圧力で粉々にする力もある。ちなみに圧力の度合いは現在【フェイズ2】まである。


【神聖の鏡】

特性の【鏡写し】を利用して鏡に光の矢を反射させる技。


【神聖の鎌】

光の矢にスピンをかけて鎌の刃みたいに弧を描かせて曲げる技。未来図の力と合わせると動く敵に当てることも可能。



真備の技


【電光石火】

特性の【雷光神経】で相手に素早く迫り、雷を纏わせた拳で相手を殴る技。




作「以上が新たに出てきた技ですね!!」


知「これからも増えるんですよね?」


日「これから先は俺と水城の技が増えるだろうな!!」


作「まあ、そうですね!!


では、次回予告をします。


突然の大爆発で真備と輝喜の闘いが終わった……。


果たして勝ち残ったのは真備か?輝喜か?


そしていよいよ日向VS水城の頂上決戦!!!


水城の部屋とはいったいどんな部屋なのか!?


次回【時雨の間】」


日「問題nothingだぜ!!」


凪「はぁー……あたしにも早く技できないかな?」


真「お、おい姉貴が落ち込んでるぜ(ぼそぼそ)」


輝「な、何かよくないことがおこるのでは?(ぼそぼそ)」


日「問題nothing……たぶん大丈夫じゃね?(ぼそぼそ)」


知「ね、ねぇ三人とも……後ろ……見て」


日&真&輝『へ?』



そこには凪が仁王立ちしていた……。



凪「あ〜ん〜た〜ら〜は〜!!!」


日&真&輝『……終わったな』



ちなみにこの後、知恵理が必死に救急箱を持ってきました。

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