第20話 死神の武器
今回は書くのが難しかったです。
数分前
凪とレリエル。そして雨の死神こと時雨水城が屋上にて、対峙しているころ。
同じ学校の下の階にいる日向達は――
日向side
「はい。じゃあ今から朝のホームルームを始める。まず、今日欠席してるものはいるか〜?」
悶が教室を出てから数分。俺達は、怠慢そうに欠伸をしながらホームルームを進める我らが担任“松竹梅太郎”の声を教室にあるそれぞれの席で聴いていた。
そして、俺はといえば机に頬杖をつき、欠伸を隠そうともせずずっと外を眺めている。
ちなみに普通の朝の俺は、学校に来た瞬間から眠りにつくから、これでもマシな方なのである。
「…誰もいないな〜。なら、連絡もないし。今日は終わりなぁ〜」
だからなのか、ホームルームを行っている梅ちゃんは、俺の様子を気にする様子なく、どんどんホームルームを進めていく…というより終わった!?早すぎだろ!?。いや、あの怠慢教師ならこれが普通か…。
あまりの事態に少しだけ現実に戻る俺。だが、よくよく考えてみればこの教室では、これが普通なことに気がつき、もう一度大きく欠伸すると、再び外に目を向けた。
「せんせー。李君と羽前さんが学校には来てるんですけどいませーん」
「…ちっ。めんどくせー。それじゃあ…誰か後で2人に職員室に来るように言っといてくれ〜」
このまま今日も何も問題なくホームルームが終わると思われたそのとき、1人の生徒がそう言いながら挙手する。
おいちょっと待てそこの怠慢教師。お前、今舌打ちしただろ。それとめんどくせーって何だよ。お前はそれでも教師か…。
普段ホームルームの話を聞きすらしない俺は思わず頭を抱えてしまった。何が怖いって?周りの奴らがこれを普段と変わらないように対応をしてるとこだよ…。
ふと、そのとき俺はあることに気がついた。さっきの誰だけ知らない生徒の発言について――
――あれ?羽前さん?羽前さんって…あいつ?あいつのこと…だよな…。
頭に浮かんだのは昨日の夜の映像が甦る。でも、学研には来てるらしいし…。普段真面目なあいつがサボるなんて…。いったい何が?
疑問が疑問を呼び、俺の頭の中を駆け巡る。そこで、俺はそれを確かめるために、前の席の馬鹿(真備)をひっぱたいた。
「おい。おい真備。聞きたいことがある(小声)」
――スパンッ…!!
「いった!?日向!!てめー何しやがる!?(小声)」
教科書で叩いたからか、なかなかいい音が教室に響く。
真備自身もそれなりの痛みを感じたのか、声を潜めてはいるが、涙目で文句を言いながら振り返った。
「問題nothing。気にするな。それより真備。凪は?さっきも姿がなかったような気がしたけど…」
頭を叩かれてふてくされる真備は頭を抑えながら唇を尖らせる。だがそれから少しすると黙って天井を指差した。
――あぁ。なるほど。そういうことだったのか…。
「…そっか。じゃあ仕方ないな」
「あぁ。仕方ねーだろ?だから、悪いけど今は姉貴のことはそっとしといてくれないか?」
真備のその行動。俺はそれを見て頭をポリポリと掻く。こればかりは俺には――俺達には、どうしようもできないからだ。
俺達にはそれぞれが黙認していることがある。たとえば輝喜の目についてだ。
輝喜の目については俺達は触れないようにしている。そして、輝喜の目について悪く言う奴がいれば…俺達は全力でそいつを目で射殺す。これが、黙認していることの1つだ。そして、今回の事例――
凪に対する黙認事項。それは予知夢などの問題で昔から何かと1人で悩みこむことが多い凪が、よく屋上の風に当たりに行くということだ。だが、そんな凪に俺達が取った策――それは放置だった。
一見すると無責任なだこもしれない。だけど、俺達は俺達で凪にしっかり悩ませようと考えたわけだ。
そして、俺達は凪が助けを求めたときだけ助ける。これが俺達が出した結論だった。
「悩みは大きいほど人に頼らなければいけない。人は1人では絶対に生きていけないからね…」
そのとき、不意に後ろの席の輝喜が語り出す。
「だけど、ナギリンは大きければ大きいほど自分で解決しようとするんだよね…」
「…うん。コウ君の言うとおり。ナギちゃんは本質的な所では、まだ1人で生きてるのかもしれないね」
そのとき、さらに不意に俺の席の横からヒョイと知恵理が顔を出す。この4人の中で、知恵理だけが席が離れているはずだが、俺達は不思議に思わなかった。
なぜなら、教室の前。そこにはホームルームを終えたからか自分の腕を枕にして眠る梅ちゃんの姿があったからだ。だから、俺達は気にすることなく話を進めた。
「姉貴の本質か…。俺達ですら入れない姉貴の悩みって…一体何だろうな…」
「本質…【魂】…」
誰も分からない凪の本質。それを考えたとき、ふと昨日のレリエルとの会話を思い出す。
『――その人の持つ能力も魂狩もその人だけのものということです』
能力や魂狩はその人だけのもの。人の本質は、もしかしたら魂に隠されているのかもしれない。凪の魂“風神”。凪の本質は風神が表しているのかもしれない。
俺が思ったことは魂狩のことについてのことも含まれていたから輝喜がいるこの場では声に出さない。だけど、俺は3人の言葉に微笑みで答える。そして、知恵理達も俺の微笑みに、しっかりと頷いてくれるのだった。
「…問題nothing。あいつの強さは誰よりも俺達が知ってる。だから問題nothingさ…」
「そうだね…ヒナ君♪」
俺の言葉に知恵理が、微笑み返してくれる。真備も輝喜も、言葉こそ返さないがその顔には穏やかな笑みが浮かんでいた。
信頼できる親友達に囲まれた穏やかな空間。昨日の非日常がまるで嘘のような空間。とても心地よい空間だった。
俺はその空間に名残惜しく別れを告げ再び、窓の外の空を見上げる。
大好きだった【あの人】と同じ名前の青々と広がる蒼穹を――
不思議と安心できた。まるで、【あの人】に包まれているかのような気持ちのいい感覚に。俺は自らのまれていった…。
――ヒュオォオオオン…
「……」
教室の開け放たれた窓から温かな春風が舞い込み、日向の髪を撫でる。それはまるで【あの人】が温かい手で、優しく髪を撫でてくれたような感覚だった。
そんな日向の様子に、知恵理、真備、輝喜は不覚にも見とれてしまっていた。そこにあるものがまるで1つの芸術作品のように美しかったからである。
空を優しい笑顔で見上げる彼の姿は、それだけで一枚の画になっていた…。
「……!?」
彼の瞳が驚きで見開かれるまでは――
「あれは…っ!?くそっ!!」
突然の光景に俺は目を見開く。今のが果たして真実の映像なのか、疑ってしまうほど信じられない光景だった。
だが、あれはどう考えても幻なんかじゃない。あれは間違いなく現実だった。俺が今見た光景は明らかに…危険信号――
――くそっ!!なんで昨日の今日で来るんだよ!?
「ヤバい…。凪が危ない!!」
俺はここで1つミスをしてしまった。
次の時間の授業が、移動教室だからか、前で寝てる梅ちゃんを除いて誰もいなくなっていた。だが…輝喜がいた。俺はそのことを忘れていた――
「ヒナタン??いったいどういうこと!?」
――ミスった。それも言い訳ができない相手に…。
俺は俺自身の言葉の後、すぐに自らが犯したミスに気がつく。輝喜だって凪の身を案ずる1人だ。こんなことを言えば気になるのが普通だろう。しかも輝喜に言い訳は通じないし、したくもない。
俺は自分の軽率な発言に、唇を噛み締めた。
「…輝喜…。わりーけど今回は――」
「…輝喜。一緒に来い!!」
だから俺は決意する。輝喜を連れて行くことを…。真備の言葉を折り、そんな俺が言ったことに知恵理と真備が驚愕の顔を向けた。
「そんな…!!ヒナ君!!??」
「てめー…自分が何言ってんのか分かってんのか!?」
――ガバッ…!!
潤んだ瞳の知恵理。咄嗟に俺の胸ぐらを掴む真備。俺はそんな2人から目を背けることしかできなかった。
「すまん知恵理。真備。これは完全に俺の責任だ…。うっかり口が滑った俺の…な」
「…っ!?日向!!だからといってこいつを連れて行くことがどういうことか分かってんだろ!?こいつを連れて行くことことがどれだけ危険か…!!なら…意地でも止めろよ!!」
俺の胸ぐらを掴んだ真備の手に力が入る。その思いは手に取るように分かった。俺も同じだから…。
こいつの考えることは単純だ。単純だからこそ…こいつの言うことは真っ直ぐで、必ず正しい。
だから俺はこいつの親友をやってるんだ。こんな、単純馬鹿の親友をな…。天才と馬鹿は紙一重。俺とこいつは…俺とそっくりなんだ。
「はぁああぁぁぁ…ふぅううぅぅぅ…」
一旦、息を大きく吸って、勢いよく吐き出す。これだけで俺の心は落ち着きを取り戻す。
そして、目の前で俺の胸ぐらを掴んでる真備を見据えると、その瞳に優しく微笑んだ。
「真備。お前はいい奴だ。双子の姉の凪が危ないってときにも、輝喜の身を案じてる。俺は今ほどお前の親友やっててよかったと思ったことねーよ…」
「…ぐっ。だ…だからどうしたって言うんだよ…。話を反らそうったってそうはいかn――」
「でも、お前は凪のことを心配するあまり、冷静な頭を失ってる。凪を心配してるのがお前だけだと思うな…!!」
「…っ!?」
微笑みから一変、鋭いまなざしの俺の言葉に、真備の顔がゆがむ。本当は真備だって分かってるから…。
俺の胸ぐらを掴んだ真備の手からゆっくりと力が抜けていき、俺は真備の手から解放される。分かってくれ真備。お前の意見には俺も同感だ。だけど…それを許さない人間がいることを忘れるな。
「…ヒナタン。マキビン」
俺と真備はその声に、視線を横に移す。すると、そこには強く輝く目があった。意志が強い…心が強いあいつの目が――
「輝喜…」
「分かっただろ真備?どっちみち輝喜はどうやってもついてくるつもりだ。俺達3人だけで行ったとしても必ず後から付いてくる。こいつはそういう奴だ…」
俺の言葉に輝喜が大きく頷く。その瞳には強い意志が宿っていた。
こいつの心が強いのは誰よりも、俺達が一番よく知っている。真備同様、伊達に親友やってるわけじゃない。こいつは…誰よりも強い。誰よりも…な。
「責任は取る。俺が責任持って輝喜を守るから…。だから、こいつを連れて行くことことを許してくれ…」
そして俺と輝喜は2人に向き直り、大きく頭を下げる。正真正銘、俺達の思いを込めた礼だった。
『『…………』』
黙る2人。いや、黙らずにいられない2人を前に俺は、2人の表情を確かめるためにゆっくりと頭を上げる。
だけど俺は知っている。誰よりも真備のことを、そして知恵理のことを…。そして俺が顔を上げ終わる。するとそこには案の定――
「はぁ…ったく、お前も輝喜も頑固だからな…。類は友を呼ぶってこのことなのか…?」
「あははは♪マキビン。それはお互い様というものだよ♪」
「そうだな、違いねぇな…」
呆れ半分に苦笑いを浮かべる真備と――
「ヒナ君。大丈夫。私はヒナ君を信じてるから…」
「…あぁ、問題nothing。ありがと…知恵理」
俺の手を両手で優しく包みながら、優しい笑顔を浮かべてくれている知恵理がいた。本当に…お前らにはかなわないよ…。
このとき俺は、2人の笑顔に改めてこいつらと親友でよかったと思っていた。俺が誰よりも知っている。俺のことを誰よりも知っているお前達をな。本当に最高だよ…。
そして、俺は優しい俺の手を包んだ知恵理の手を優しく解き握り締める。このとき、俺の周りで孕んでいた空気は一気に緊張状態に舞い戻った。
無駄な時間を食っちまったからな…。
「…じゃあ時間がない。行くぞ、お前ら。もちろん問題nothingだろ」
「うん…!!ヒナ君。私は大丈夫だよ…!!」
「ヒナタン。俺はこの先何があるか知らないけど…必ずついて行くから…」
知恵理と輝喜。2人から伝わってくる思いに俺はコクリと頷くと、知恵理の手を握りしめた自らの手に力を込めた。
「うっしゃあぁあああああああああああ!!!!!!待ってろアネキぃいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
そして、誰よりも姉であるあいつのことを心配してる真備が大声を上げながら全力ダッシュしていくのを見て、俺達も駆け出す。
あいつを――羽前凪を助けに行くために――
そして、現在に至る。
凪side
「……なぜここにいる?」
突然現れた日向達。だが、それに時雨水城は慌てることなく日向達にそう問う。
その問いに日向は右手を屋上のフェンスの向こう――遥か向こうを指差して答えた。
「空を飛んでいく光る物体が見えたんだよ」
日向のその答えにあたしはハッとする。なぜなら、その光の正体についてあたしは気付いたからだ。
「レリエルの…光の矢」
「気付いてくれましたか…」
あたしの呟きに、レリエルがホッと肩をなで下ろしたのが分かった。そう、あれはあたしを助けるためにレリエルが放った矢。
時雨水城とあたしを離れさせるためにレリエルが放った光の矢…。きっとあれのことだ。
あたしは知らず知らずにレリエルに二度も救われていたのだ。
「……レリエル。貴様」
「そう睨まないでください水城。俺が放った矢がたまたま日向達に見られただけですよ?これは俺達にとって不幸な事故だっただけです…」
「……白々しいなレリエル」
無表情のまま時雨水城がレリエルを睨みつける。
だけど、レリエルは水城のガン付けを鼻で笑ってかわすのだった。
「……まぁいい、手間が省けた」
そう呟くと時雨水城は日向達のほうに向き直った。
「……改めて自己紹介をする。……時雨水城。時の番人に所属する能力者。……通称【雨の死神】だ」
「あ…雨の死神?」
真備が時雨水城の通称の雨の死神の部分を聞き返す。そして、それに答えるように水城は左手を前に少し出した。
あたしはその動きに目を見開く。まさか…あの動きは…。
「……降り注げ。……発動【村鮫】」
――ザアァアアアアアアアアアアアッ!!!!!!
あたしの予想通りの呟きとともに時雨水城の姿を隠すほどの滝のような大量の水が時雨水城の周りに降り注ぐ。
それはまるで土砂降りの雨のよう――いや、時雨水城の通称を考えるとそれが正しいのかもしれない。
屋上に鳴り響く雨が叩きつけられる音。だが、その刹那、時雨水城を囲んでいた水のカーテンが大きく切り裂かれた。
――スパアァアアアアアアアアアアアンッ…!!!!
それと共に現れる時雨水城。その姿にあたしは息をのむ。なぜなら、その姿は“雨の死神”という名前がピッタリだったからだ。
さっきまで降り注いでいた雨のせいか、ずぶ濡れで水が滴る死神を思わさせる黒く、不気味な装束。死神のようになにも考えず、命を刈り取るような無表情な顔。
そして――
「……素早く終わらせる。……【大鎌】の魂狩【村鮫】」
命を…魂を刈り取るための死神の武器(魂狩)――
まさしく死神だった。
日向side
「……これが俺が【死神】と呼ばれる由縁。魂を刈るための魂狩だ」
あの男――時雨水城はそう言うと、大鎌を肩に担ぐ。ずぶ濡れなその姿はまさに死神。“雨の死神”にしか見えなかった。
「…時雨水城。お前の目的はなんだ?」
俺は知恵理と輝喜を後ろに隠すように前に出て時雨水城に問いかける。
近くにいたレリエルに聞くのが一番だったが、俺はあえて水城に聞いた。一瞬、空を見上げる水城…それはまるで、さっきまでの俺のようだった――
だが、時雨水城のその無表情な瞳で再び俺を見ると――いや…違う…!?
「……俺のノルマを達成させるため、そこにいるやつを目覚めさせるためだ」
無表情なその顔を崩すことなく、俺を――俺の後ろを指差した。
やっぱり…そういうことか…!!こいつの…。こいつとレリエルの狙いは…!!
「お前の目的は輝喜か!!」
俺の叫びに、時雨水城は相変わらずの無表情の顔を貫く。だが若干…。そう、ほんの少しだけ――口元が緩んだ気がした。
「……だとしたら?」
その言葉で俺の疑問は確信へと変わった。
「お前を許さない…!!」
「てめーをぶっ飛ばす!!」
俺と真備はその一言に我慢できなくなる。そして俺は右手を真備は両手を前に出した。
「舞い上がれ【紅翼】!!」
「鳴り響け【雷神】!!!!」
――ボオォオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!
――ピシャアァアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!
俺の周りには炎が、真備の周りには雷が巻き起こる。俺と真備の怒りが籠もった怒涛のごとき雷炎だった。
「日本刀の魂狩【紅翼】」
「グローブの魂狩【雷神】」
そして、2つの能力の創出が終わりを告げたとき、俺の右手には日本刀。真備の両手にはグローブが。
後ろで輝喜がどんな顔をしているか気になるが、そんなことよりも強い意志が俺の頭の中で働く。
輝喜を巻き込みたくない。そのことしか、今は思い浮かばなかった。
「……おもしろい。貴様達の力、試させてもらう」
ピリピリと伝わってくる時雨水城の殺気を前に、俺達は真っ向から立ち向かう。
俺と真備。そして時雨水城との闘いが今、ここに始まりを告げた。
`
作「はい。じゃあ今回は能力者のランク付けについて話していきたいと思いまーす」
日「そういえばレリエルとか水城とかがランクがどうこうって言ってたな…」
真「Aランクとか協調とか、本文じゃ分からないことだらけだったからなぁ…教えてくれるならありがたい」
輝「大丈夫だよ♪マキビン☆どのみちマキビンには分からないと思うから〜♪」
真「それもそうだな…っておい!?」
作「じゃあさっそく説明します。ふぇーうぃーごー!!」
◎Dランク(知覚能力者)
能力の知覚を感じ始めた能力者。まだ能力をうまく扱えない。
◎Cランク(一般能力者)
能力者であることを自覚し、能力を自由自在に操れる能力者。能力者の大多数がここを占める。
◎Bランク(戦闘能力者)
能力を戦闘で使うことができる能力者。魂狩の発動がこのランクの条件。
◎Aランク(特異能力者)
魂狩を完全に使いこなす能力者。このランクとBランクとの間には絶対的な差がある。協調の発動がこのランクの条件。
作「というわけで、以上が能力者のランク分けになりまーす!!みんな分かったかな?」
日「問題nothing!!俺は分かったぜ!!」
輝「俺も分かったよ〜♪」
真「全然わかんねぇえええええええええええええ!!!!!!」
作「じゃあ時間もありませんので、次回予告行きます。次回の時の番人は――
雨は雷を呼び、雷は炎を起こし、炎は雨を降らす。
次回【雨と炎と雷と】」
日「問題nothingだぜ!!」
日「おい真備!!なんでこんなこともわかんないんだよ!?」
真「しゃーねーじゃん!!ややこしーんだらかー!!」
輝「あははは♪マキビンらしいねー♪なら、作者さんに聞いてみれば?」
真「作者に聞く…。それっていいかもな!!」
日「というわけで分からないことがあったら、どしどし作者に聞いてくれ!!」日&真&輝『『お願いしまーす』』
次回に続く!!