SS メメシアは外国人
宿で宿泊中の事・・・
なお、この日は4人で同じ部屋に泊っていたのだわさ。
プロテイウスは剣の手入れをして、ハレルは本を読んで勉強中・・・
メメシアはベッドの上で瞑想して、少し宙に浮いているのだわさ。
「そういえば、メメシアって、こっちの言葉、上手いよねぇ~。なんか、クセが無い感じだわさ」
ぽふっと、少し宙に浮いていたメメシアはベッドに着地すると、目を開けたのだわさ。
「あ、ごめんごめん、瞑想の邪魔をしちゃったのだわさ・・・」
「いいえ。霊操はいつでもできます。わたくしに、いわゆるなまりが無い事を疑問に思った事、わたくしとしては喜ばしい事です。それほどにまで、この国の言葉に慣れ親しめた証拠ですから」
「そうねぇ~。逆だったら、あたしゃ~エスパニアの言葉、使いこなせそうに無いのだわさ~」
「いえ、わたくしはカタルニア語の地域の生まれですよ」
「えっと、エスパニアのカタルニア地域って事だよねぇ?」
「いいえ。カタルニアはカタルニアです」
独立思考が強いのねぇ~・・・
「でもよ、マジョリンのほうがなまりは強いよな」
っと、プロテイウスが話しに入ってきたのだわさ。
「なんっつーか、田舎臭い」
「はあ~!?酷いのだわさ!」
「やっぱり、マジョリンの言葉は方言なまりだったのですね」
「あたしゃ~そんなになまって無いのだわさ~!」
「めっちゃなまってる」
「酷いのよ~」
あたしゃ~ハレルに近寄ったのよ。
「ねぇ~ハレルぅ~!みんながあたしの言葉のなまりが強いって言うんだわさ~!」
「え?」
ハレルは硬直してるのよ・・・
「何か言ってよハレルぅ~!」
「あ・・・えっと・・・マジョリン、なまってる自覚が無いの?!」
「ひぃ~!ハレルまで・・・」
「そこまで自覚が無いと、かえって心配になります・・・何かの呪いですか?」
「人を傷つける優しさはいらないのだわさ~!」




