2話妖精さんからの要請w
どこまで走って来たっけ?身体には新しく感じる物があるがー【使えないギフト】と思い出して泣きなくなる・・・ここピーナッツ王国は円形になっており南門が見えているから貧民街の隅っこまで来たことがわかる・・・
これからどうすれば良いんだよ・・・・・・・
???「やることはいっぱいあるよ^^むしろどれから手を付けようか?」
声が聞こえる・・・どこからだ?
???「あれ?わーたーしーのー声!聞こえないーーー???」
ケンドラン「聞こえてるよーどこ?」
???「やったああああああああああああああああああああ」
めちゃくちゃテンションの高い女の子の声がするがー姿が見えない・・・どこだ?
???「目の前にいるからー【見えるように】スキルを使てもいいよー」
ケンドラン「えーっとーすまない今神殿帰りでースキルが良く分からないんだー」
???「そっかーなら唱えてースキル妖精対話使用!」
ケンドラン「えっとースキル妖精対話使用?」
キュピーン
確実に何かを使った感覚がした・・・これがスキル?スキルなのか?
ケンドラン「手のひらサイズの・・・女の子?」
そう目の前のには手のひらサイズの女の子が飛んでいた・・・人間で言うなら胸はBくらいかな?普通の良いとこの街娘が着るような可愛いピンクのワンピースと赤い髪・・背中には天使の羽みたいなのを羽ばたかせて飛んでいた
妖精「ねーねー初めてだよね?私は名もない妖精だけどーもうマジ死にそうだから契約して欲しいの
」
よく見たら顔色が悪いしーやや痩せてる?やつれてる?笑顔も無理やり笑って明るくしようと必死だ
ケンドラン「話が飛びすぎて分からない・・・ごめん自分のスキルすらまだ分からないんだ・・・」
妖精「よし・・うん・・いいわ!説明してあげる!えーっとまずはギフト赤魔導士っていう使えない魔法はこの世に存在しないスーパーギフトよ!私は赤魔導士としか契約できない妖精だからー間違いないわ」
ふむ・・・スーパーギフトか・・慰めてくれてるのかな?
妖精「あとはー起用貧乏・・これはなんでもサクッと使えるようになる便利スキルよーだけどーその道を極めた人には勝てないわ」
言い回しが神殿で言われたのと違う気がする・・・物は言いようかな?
妖精「そしてこれが大事なスキル【妖精対話】」
ケンドラン「それは神殿で聞いてない・・なにそれ?」
妖精「これはね?私みたいな妖精と【対話したり会話したり】するスキルよ!」
ケンドラン「神殿ではバグってるって言われたんだよ・・・なんでだろうか?」
妖精「神官のスキルが低いからね・・・磨くこともしなければ使いこなせないわよ」
なるほどね・・・【妖精対話】かー・・・ん
ケンドラン「ん?なら今の俺はーぶつぶつ呟いているだけのやばい奴に見えるわけ?」
妖精「妖精対話が無い人が多いからーそうなるでしょうねー・・・さぁー契約しましょ^^」
ケンドラン「それはー魂を売るとか?怖いんだけど」
妖精「悪魔召喚と一緒にしないで・・・契約書・・・・こんな感じかな?」
ブオン・・・という音とともに空中に文字が出てきた?
契約書の内容はこうだ
1並列多重契約はOKしますがーご飯は保証してください
2並列多重契約での序列は組まないでいてくれると喜びます
3私が使えるスキルは全て使えるようにします
4死にそうになったら逃げますがー安全を確認したとき帰ってきます
5非戦闘妖精です戦えません
6誰かのドレイもしくは召喚獣になった時はその場で契約破棄させて頂きます
7スカートで頭の上を飛び回りますがーパンツは見ないでくれると紳士的だと思います
8好きなパンツの色があれば積極的に履きます
どうしょう・・・・色々突っ込みたいが凄い真剣にこっちを見ている・・・1.2は妖精を今後増やすという事だろう・・・そのための取り決めかな?
3は置いておいて・・・4.5は火力は無いって事だよな?
6は巻き込まれたくないから最初に言ってるのとー7・8はどう突っ込めばw
ふむー・・・
ケンドラン「質問いいかな?」
妖精「は・・はいいいいいい!!」←裏声
ケンドラン「ご飯って何食べるの?」
妖精「魔力さえ・・もらえればー・・甘い物や花の蜜も好きですが魔力さえ貰えれば・・死にませんし・・」
ケンドラン「3番のスキルは?なにが使えるの?」
妖精「収納魔法特大です・・あとさっきやった鑑定だよ」
ケンドラン「商人には目ん玉飛び出る程喜ばれると思うよ・・なのに俺なの?」
妖精「私は【赤魔導士】としか契約できないギフトの妖精なんです・・・」
ゲッソリとした顔で言われた・・聞いたらいかんかったかな?
ケンドラン「7・8番矛盾してない」
妖精「仕方無いじゃーないですか・・男はスケベでケダモノでパンツ大好き人間なんですから・・契約してもらえないともう餓死してしまうんです・・パンツ見たいなら見せたるわ!契約しろや!」
さっきから顔色悪くなったり切れたり笑ったり精神が安定してないかもしれないこの妖精・・・俺もそうかなー今朝までは笑っていた・・けど地獄に落ちた気分になった・・戦力には全くならないのは分かったから癒しでも欲しいい・・・PTも組めなさそうやし・・ちょうどいいかな
ケンドラン「契約の対価はご飯・・魔力でいいの?」
妖精「ハイ!それでOKです」
ケンドラン「なら契約するよーどうすれば良い?」
妖精「私に名前を付けてください・・そして【おいで】って呼んでください」
ケンドラン「じゃー【紅羽】(クレハ)おいで!」
妖精「ハイ^^」
妖精「久し振りのご飯・・美味しい・・美味しい(;ω;`)もう駄目かと思った・・・でーなんでクレハなんですか?」
ケンドラン「綺麗な紅色の羽だったからさ・・・」パタ
「子供が倒れたぞ?」
「走ってきて急に独り言いいだして空見上げて気絶したみたいだ」
「赤魔導士になった子らしいよーかわいそうに酒で飲んだのかね?」
「ビスケットハウス子だよね?連れて行ってやろう」
クレハ「あっ・・やば気絶するまで・・MP吸いすぎた?w鑑定!・・レベル3だったのかこの子・・でも普通の魔法使いよりMP多いね?なんでだろう?まぁーいいかー名前もまだ聞いていないパートーナさんよろしくね^^」
つづく?
(´・ω・)チラシの裏に書けって言われるかもしれないがー書いてみたかったストーリー