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I'm DRIFT IN MY LIFE  作者: onesided
第一章 走る事へのデビュー
8/24

1-5 走りたい車

欲しい車、それは

トヨタのハチロクだ。

向条は軽いFR車がほしかった

最初はマツダNA型ユーノスロードスターとどちらにするか悩んだ

ロードスターなら1600ccもあるが年式によってはNA型でも1800ccもあるしハチロクより年式が新しいから維持費も少しは少ないと思ったからだ

だが日曜の足として使うならどうだろうか

2シーターだと荷物もあまり置けないし人も乗れない

しかもオープンカーだと剛性が心配だ

オープンカーにロールゲージを入れると個人的には格好が悪い気がするのもある

ならハチロクはどうだろうか

3ドアならまだしも

2ドアなら剛性がロードスターよりは高いはずだ

それにトランクも意外に広いしリアシートだってこのサイズの車にしては広い

つまり日用の足としてもつかえる、のだが

やはりハチロクは古い車だ。

30年前の車を乗るにしても相当の覚悟はいる

第一それほど程度のいいハチロクはないだろう

ハチゴー改ハチロクをやるならまだいいかもしれないがそんな事をする余裕などない

本格的にドリフトをするにはまず足周りとLSDは少なくとも必要だし

それにマフラー等も交換しないとエンジンに負荷がかかるからだ

強いていうならミッション系もしたいものだが、

まぁそれはしっかりと車を決めてからでいいだろう

「なんかいい車ないよなぁ」

「そうか?俺はもう決めたぞ?」

灰村は自信ありげに腰に手を当てて言い放つ

「さっきのS13のエンジンを180sxに乗せる!」

(確かにその手があったな、でも・・・)

「お前そんな金あんの?」

「ん?たっちゃん言ってたじゃん、「自分で直す分には場所とパーツは用意してやるからさ」って つまりこの宝の山からパーツを漁って自分で作れば基本的にパーツ代だけだしどうせスクラップだからな。安いし」

「つまり、ベースの車体きめればなんとかなりそうだな」

確かにそうすれば消耗品はともかく、ドアやボンネット、タービンなどは比較的安く手に入る。

ということはある程度は懐に余裕が出来るということだ

「・・・じゃあ、ハチロク作れないかな?」

「ハチロク?あんなのもういい玉ないだろ?」

「でも乗りたいんだよ。なぁ、どうにかならないかな?」

「とりあえずたっちゃんに聞いて見るか」

とりあえずは2人とも車を選んだのでさっきの滝斗という人に会いに行くことにする


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