表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
I'm DRIFT IN MY LIFE  作者: onesided
第一章 走る事へのデビュー
4/24

1-1 走りたい車

7月16日

向条創弥(こうじょう そうや)はコンビニで中古車雑誌を漁っていた


今月の頭に自動車免許を取得し今は乗る、いや乗りたい車を選んでいる

向条は約2年間バイトをしていて貯金がある

車の免許にも自分のバイト台を当てたため現在の予算は意外にも多すぎる150万だ

しかしドリフトをするためのパーツ代を考えると正直心許ない

150万などいいパーツを買えばすぐなくなってしまう

かといって安い車を買うにも心が引ける

ましてや事故車など買ってみろ、下手すれば真っ直ぐすら走らない車だってある

エンジンだって焼き付いているかもしれないし

見た目がきれいだからといって中まで綺麗とも限らない

内装をひっぺがえせば錆の芝生だってよくあることだ

中にはアイドリングを上げてエンジンの異常をみせなかったり、

平然と走行距離のメーターを細工してあたかも程度を良く見せて売ったりと

気をつけなければぼったくりもいい所だ

かといって新車はともかく、比較的新しい車なんて高くて買えない

ましてや新しい程度のいい車などもってのほかだ

ということで向条は今程度の良くて安い車を探している

もちろんFRでMTの車だ。

できることなら新しく燃費も良くて軽い車のほうが税金も少なく済むのだが


結局、いい車は雑誌では見つからない

実際雑誌の車など目玉の車であって年式の古いFRなど大抵広告には出していない


(車どうすっかな~)

なんて考えているとふと思った

灰村ならどっかいい所しってんじゃないのか、と

さっそく携帯電話で灰村樹誉を探す。

プルルと電子音が鳴るとほどなくもしもしと聞こえた

「灰村、今車さがしてるんだけどさーーー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ